日経紙連載 「江戸の動物画事情 十選」(3) 岸駒(がんく) 「猛虎図」

・・・日本には虎はいないが朝鮮半島には棲息しており、存在自体は古くから知られていた。その獰猛さから力の象徴とされ、しばしば城郭御殿の障壁画などの大画面を飾ることになった。・・・

 

獰猛さが感じられる虎図。(猛虎図だから・・・)

作者の岸駒は虎頭骨を入手し、虎頭皮を被せ、さらには虎の四脚も手に入れ、リアルさを追求したとあります。

加賀藩の出身だそうですが、あまり知られていないのでは?。

 

戦国時代前から虎は渡来していたらしいですが、どうやって捕獲・運搬したのでしょう?。

現在ならば、大炎上するような方法だったと想像しますが・・・。

 

なかなか捕らえられないので、虎は「もう来ず」・・・で代わりに「猛虎図」・・・。(^-^;