日経紙連載載「江戸の動物画事情 十選」(7) 高力猿猴庵「絵本駱駝具誌」

・・・先に紹介した象と並ぶほどの人気を博したのが駱駝である。長崎に雌雄2頭が到着したのは文政4年(1821年)のこと。入手した当時のオランダ商館長が幕府への献上を願い出たが断られ、ほどなく興行師の手に渡り全国を巡回することになったようだ。・・・

 

この画は、見世物好きでメモ魔だった名古屋藩士・高力種信(猿猴庵)による見聞録の一部。

象もそうだが、駱駝輸送も長期間の海路・陸路で大ごとだったでしょう。

興行師の手に渡ってから全国行脚も~駱駝の待遇はどうだったか?気になります。

 

詳細画像を探したところ「文化遺産オンライン」に「絵本駱駝具誌」が載っていました。

駱駝見物の人々の様子が面白い。

我々は、いつの時代も珍しいものに興味津々~。