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フォーサイスの日

「シェパード(THE SHEPHERD)」 フレデリック・フォーサイス 篠原 慎=訳

表題を含め3編が収録された短編集。

有名な作家さんですが、初めて読みました。

オモシロイ!。

もう絶版になっていますが、手に汗握り~ハラハラ・ドキドキしながら、アッ!と言う間に読み終える。

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「ブラック・レター」は、おそらく誰でも持っている願望(!)を実現したが為に、トラブルに巻き込まれてしまうのだが・・・。

「殺人完了」では、拳銃の隠し方と運搬方法が、スパイ映画を見ているような細かさで描写され、そのオチがなんとも・・・。

そして表題の「シェパード」は、自らヴァンパイア戦闘機を操縦して、極寒の(それも深夜!)北海上空を彷徨っているかのようです。(夢に出てこなければいいが・・・。)

ヴァンパイアがシェパード(牧羊犬=救援機)のモスキートに導かれて・・・。

 

デ・ハビランド ヴァンパイア

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デ・ハビランド モスキート

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マニアック?な飛行機が登場するのもイイです。

直球勝負のスパイ・アクション小説。

複雑な展開は一切ナシで純粋にオモシロイ。

各編とも話の中にどっぷり浸かれますが、短編だから現実復帰は容易です。

 

もし長編だったら・・・。


随筆か?

そろそろ~お正月気分も薄らいで来ました。

決して、ごちそうばっかり食べていたワケではないが、ご飯とみそ汁、漬物が一番ホッとするな~とつくづく思う・・・。

 

めん処あかさかのニシンそばを食べていたら、フト・・・思ったのでした。

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何でも定番といわれるメニューや品物がいいな~。

保守的、冒険しない、堅物・・・との見方もありますが、永く愛され磨き上げられてきているモノでもあります。

定番~基本が大事。

 

かけそばの方がよかったかな?。


〇〇の丸かじり

東海林さだお~「ホットドックの丸かじり」「どら焼きの丸かじり」の丸かじりシリーズを続けて読みました。

・・・というか、好きなところから読めばいいので、すぐ読めてとても、お気楽。

しかし、食べ物の深いトコロを衝いているのでオモシロイ中にもウンウン!唸ってしまいます。

 

何故か?、ホットドックの方から読み出すのでした。

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一番目に紹介される「正月にピリオド鯛茶漬け」は、1月14日に食べるのだそうです。

でも、これはスグにでも食べタイ!。

 

「別盛りカツ丼は夢か」では、カツ丼の御飯とトンカツと卵と玉ねぎの煮汁を別々にしてもらうことで、カツ丼の楽しみ方が倍増!~なんて思いつかなかった。

問題は叶えてくれるお店が、あるかどうか?だが・・・。

 

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「コロッケそばの流儀」で紹介される「コロッケそば」を是非食べてみたい!。

コロッケを買ってきて乗せればいいだけだが、おそらく、そばメニューにマッチするコロッケがあるハズ?。

また、そばつゆも同様なのではないか?との思いがあります。

オリジナルのメニューは何処・・・。

 

このシリーズは読んでいると、とてもお腹が空いてきます。

 

特に夜中に読むと、ホント危険です!。


年明け蕎麦

雪無し正月でスッカリ堕落しきっているかも・・・。

年明け蕎麦!でも食べて、喝!いれますか。

年明け後に初めて食べる蕎麦。

ということで、めん処あかさかの天ぷら蕎麦です。

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乗っている天ぷらのようにサクサクッ!と食べて午後からも頑張ります!。

 

今週末は少し降るのかな?。


歴史ロマン

「蘇我氏の古代」 吉村武彦

日本古代史に登場する、平城京を始めとする都や古墳が好きです。

上手く説明できないが、太古の時代に、人力だけで巨大な造作物が作られた・・・ということに、驚きと不思議さを感じるのです。

だから、本書が新刊案内で目に付いたのかもしれない。

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蘇我氏というと「大化の改新」で中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と中臣鎌足(なかとみのかまたり)によって滅せられた~と習った記憶があります。

権勢を揮い国政を思いのままにしていた~ということで、悪者扱い。

しかし、蘇我入鹿(そがのいるか)に代表される本宗は排除されたが、蘇我氏傍流はその後も国政に参画していたようです。

 

古代の人名は長く読みづらい上に、本書の読者はコレくらいは知っているだろう~を、前提に書かれているような感じで、途中で混乱・・・、かなり手こずりました。

蘇我氏や物部氏の氏は、現在の氏名とは違い当時の職位も表していたという。

 

ナントカ~読み終えて感じたのは・・・、蘇我氏は次第に歴史から消えて行ったが、古代から国政の中心には主流となる一族がいるということ。

蘇我氏~藤原氏~平家~源氏、そして、源氏の流れから德川家。

近代になってからは、どうなのか?。

名字はいろいろあって分かりづらくなっているが、〇〇氏や〇〇家の流れというのがあるのかも。

そして、栄枯盛衰も。

 

また、現在を生きる一般人の我々にも、太古の時代から先祖がいたわけで、世間の末端でありながらもチャンと永続している。

国の中心で活躍しなくても、それぞれに活動の場があり、大事な役割を負っていた結果として現在があるのかな~、なんて思ってみたり。


上野町中丁

小立野旧道はそんなに有名ではないが、昔ながらの町家が立ち並んでいます。

今でも住居として利用されていて、クルマ通りの少ない時間帯に往時の様子を思い浮かべてみるのも楽しい。

 

善光寺坂を上りしばらく進むと、その町家は素敵にお正月バージョン化されていました。

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季節ごとに飾りがされています。

今回は金沢商家のお正月風景?。

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貸しスペース(有料)として使われているようです。

一応、ご商売なんでした。

マジマジと見るのは初めて。

 

今では裏通りとなっていますが、そういう場所にコソ~キラリ!と光る存在あり?。

商売としては良くないが、あまり、有名になってほしくない所です。


初売り考

本日あたりから正月気分も明けて、日常に戻るという方が殆んどではないでしょうか?。

安楽な日々は、アッという間に過ぎ去ります。

また、年末年始が仕事だった~という方は、これからが正月休みかも。

 

あまり大きく取り上げられていませんが、大手百貨店の一部店舗で例年2日の初売りを3日に後倒しする~との報道がありました。

接客サービスを重視する自店やテナント店舗の労働環境改善の一環のようです。

24時間営業~元旦初売りが普通になっている時代に、一石を投じる結果が出るかどうか?。(出た?。)

数字の結果より、人材確保が深刻になってきている現れかもしれません。

先日、訪れた某飲食店でも提供時間が普段よりかかっていました。

飲食・小売サービス業の人出不足感は地方都市でも深刻になりつつあるようです。

 

ちなみに、当パレットは2013年から3日初売りです。

時代を先取りしていた?。


初売り

初売りです。

 

新春朝礼にて~。

 

あけましておめでとうございます。

昨年中は、お世話になり誠にありがとうございました。

 

昨年は北陸新幹線開業効果に湧いた年でした。

多くの人々が金沢を訪れました。

ただし、その様々な影響は金沢駅周辺から観光地に限定されたものだったと思います。

幸か不幸か、パレットはその外部環境変化の恩恵をほとんど受けていません。

 

しかし、ここ10年間の外部環境変化でいうと、山側環状道路整備と、伴う競合店出店による影響は確かに出ています。

しかし、「犀川大通り」という幹線道路沿い、そして住宅地内にあるというパレットの立地での優位性は揺るぎないものです。

さらに、現在、小立野の旧金大工学部跡の整備が進んでいて将来、金沢美大と県立図書館の移転が決まっています。

市内の文教地区としての整備は益々、立地の優位を高めてくれます。

 

このように恵まれた環境にあることを再認識しつつも、それに安住することなく、地域のお客様やテナント様との相互信頼の関係を築き、これからも愛顧いただける地域共生型の商業施設づくりを目指したいと思います。

本年もよろしくお願い致します。

ありがとうございます。

 

~カミカミにならずにスピーチできたでしょうか?。

 


「食」の奥深さ

お正月は、普段よりご馳走を食べる機会が多いです。

現在は家庭で作った料理よりも、ホテルや有名料理店のお節料理が巾をきかせていますね~。

子どもの頃は好きではなかった、棒だら、数の子、昆布巻き~の美味しさに気が付いたのは、いつ頃からだろうか?。

でも、棒だらやニシンを炊く時の匂いが嫌いだったなぁ~。

今となっては懐かしい思い出です。

 

・・・そう思いながら読んだのが、「被差別のグルメ」 上原善広 著 でした。

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 アブラカス、サイボシ、ゴシドリ、鹿肉、イラブー、ホルモン・・・。

鹿肉、ホルモンは分かるが後は?。

アブラカスは牛腸を炒り揚げたモノ。

サイボシは馬肉燻製。

ゴシドリは池にいるカメの料理。

イラブーは沖縄(それも離島)のウミヘビ。

 

差別されてきた人びとが生きる場所には、そこでしか食べられないグルメがある。

無名で、見た目もよくない、でも、これほど美味しい料理はない・・・。(本書カバー)

 

生まれ育った地域の食文化は、故郷の味、おふくろの味・・・と言われます。

本書で紹介されるのは、社会の表面には出てこない味~「差別される料理」の数々。

他所者を寄せ付けない独特な風味と味。

高タンパク、高カロリー。

一般地区では食べない食材の利用。

これこそが本当の「ソウルフード(魂の料理)」。 

 

著者はマイノリティであることをカミングアウトし、日本各地のこのような食文化を紹介して、いわゆる「差別」と戦っているのだと思います。

いろいろある料理の一部を「ソウルフード」と区別することは、すでに差別感に基づいている。

 

興味深く読めましたが、残念ながら紹介されている料理はどれも食べたいとは思わなかった・・・。

鹿や馬は食べたことはあるが、苦手です。

ホルモンもあまり得手ではないし・・・。(ホルモン=放るもん、ではないそうです。)


弐千壱拾六年 元旦 ~ありがとう~

明けましておめでとうございます。

1階部は元旦と2日は休館で地階は通常通りの営業しています。

そして、全館初売りは、1月3日から午前10時~19時で4日以降は通常通りです。

今年も、「ショッピングタウン パレット」をよろしくお願い致します。

 

雪なしの穏やかな年明けを迎えました。

ノンビリ~気分の正月は(雪がなくて!)久しぶりのような気がする。

アリガタイな~と年の初めに思えることは、重ね重ねとても有り難いことです。

今年も多くの「ありがとう」を感じて、それを声に出したり、周りから声掛けしてもらえるようにしたい!。

 

何かの標語みたいですが~心がけていきます。


弐千壱拾五年 大晦日

今年も早かった!毎年そう思います。

年明けに除雪作業でアクセクしていたのが信じられない~。

 

今年は、北陸新幹線関連の話題が多い一年でした。

で、大晦日だから~というワケではないですが、気になっていたことをムタムタと。

 

店舗名や商品名で「金沢〇〇〇」や「かなざわ〇〇〇」~とあります。

当地、金沢のお店や商品なんだな~と分かります。(当たり前)

そうなんですが、一部に「金澤〇〇〇」という旧字表記あり。

「金沢」や「かなざわ」より、クラシカルかつ上級なイメージがするので、命名もそれを狙ったのかと思います。

 

しかし・・・何にでも「金澤」は違和感あり。

「金沢」でも、十分に上級で観光地イメージも現れていると思いますが、さらに差別化を図った?。

旧字で商標登録されているモノも多いでしょうし、変えれば?なんて言えませんが、見かける度に違和感。

 

そもそも「金澤」って、何処かの違う場所みたいな気がしてならないのです。

近くなんだけど遥か遠い存在。

「これは地元ではなく、他所の人のためのモノや・・・」と感じるのでした。(その通りだったりして?。)

 

ちゃべちゃべと要らんこと言うてしもた。

スミマセン・・・。

本記事のタイトルも旧字なんですけどね~。

 

さてさて、今年一年~「ショッピングタウン パレット」をご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。

来たる2016年もよろしくお願い申し上げます。

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あら~、ごきみっつぁんな~おゆるっしゅ~。

身近な存在であるように努めます。


The catcher in the rye

「ライ麦畑でつかまえて」 J.D.サリンジャー  野崎 孝=訳

これまた、今更ながら~読みました。

全編モノローグ調の変わった青春小説。

「赤頭巾ちゃん気をつけて(庄司 薫)」みたいです。 

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「もしも君が、ほんとにこの話を聞きたいんならだな、まず、僕がどこで生まれたとか、チャチな幼年時代はどんなだったのかとか、僕が生まれる前に両親が何をやってたとか、そういった 《デーヴィッド・カパーフィールド》式のくだんないことから聞きたがるかもしれないけどさ、実をいうと僕は、そんなことはしゃべりたくないんだな。」

 

訳語(話し言葉)が~背伸びしたい世代っぽい印象を与えるが~読み出した最初の方は違和感ありあり。

 

語り手(主人公)の、ホールデン・コールフィールドは全寮制高校に通う(通っていた)。

この学校は、有名大学進学のためのプレップスクールかと思われます。

しかし、単位が足らずドロップアウト。

寮から抜け出し、実家があるニューヨークへ向かうまで~到着後の破天荒なドタバタが描かれています。

何故?そんなに、イキガルのか?、ムチャクチャするのか?。

そんなにトンガってどうする・・・と?だらけ。

ホールデンと同世代だったら理解できたかもしれないが~どうだろう。

もっとも、こんな勇気はなかっただろうケド~。 

また、アメリカの上流階層(多分)の生活が垣間見れるのも興味深い。(日本でいうと昭和30年くらいの時代背景)

 

社会(危険な崖があるライ麦畑)で、世間知らずに遊び呆けてしまったが、助けてくれる(捕まえて)家族や仲間があった・・・と自虐的に語る主人公は、おそらく立ち直ったのでしょう~。

 

あゝ青春の黒歴史(しかし贅沢三昧)。


自宅待機

夜の予定(会合等~宴会)がない自宅待機(?)の際は、なるべく飲酒を控えています。

もし、お酒を飲む場合は、おかずだけで、ご飯を食べないとか調整。

でも~飲まないと、ついつい主食・主菜・副菜を食べ過ぎてしまいます。

身体にいいと思っていることが、かえってカロリーオーバーの元なのか?。

最初から量を減らせばいいだけなんですけど・・・ついつい・・・。(意志弱し)

年の瀬、ここ3日ほどは夜間在宅なので、この傾向大なり。

 

外出している方が、飲酒はするものの、移動で歩いたり、同席者との会話等で多少は緊張感があったりして、在宅時よりカロリー消費が多いのかもしれない。

さて、ドチラが健康的なんだろう?。

天候によっては、夜の散歩とか除雪作業とか~、運動すればいいだけなのですがネ~。


美味礼賛

年末恒例の食事会。

店主さんとの会話も楽しみながらいただくと、お料理もサラに美味しくなります!。

 

この店で、外国人ツーリストと初遭遇。

シンガポールの方で金沢は3回目で、他に市内の有名飲食店も訪れているとのこと。

(宝石商らしい・・・同席した方を介しての会話ですが・・・。)

北陸新幹線開業効果なんですかね~。

 

店主さん曰く、代表的な冬の味覚であるカニやブリが入手しづらくなっているらしい。

暖冬の影響もあるが、漁獲量が減っているし当然、価格も高め。

それなのに需要はタクサンなので~サラに価格に反映。

これも新幹線効果か・・・。

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幸いにも味わうことができました!。

美味!ヨカッタ、ヨカッタ!。

早く、元通りに・・・ってダメですか。


歳末の夜回り

今年最後の町内会の夜回りがありました。

ヨリによって冷たい雨が降る中に実施・・・まァ~雪の中よりは断然イイのですが、寒いことには変わりない。

傘を差しながらなので拍子木を叩いたり、巡回図を見るのは難儀です。

夜回りへの参加者が減ってきているのか?順番回りが早くなった気がするな~。

 

この「夜回り」をやめてしまえ!という意見もありますが、出来うる限り続けた方がいいと思います。

自分たちの地域は自ら守る~の気持ちは大事だし、住民間の連携を保つためにも必要。

15分~20分くらいの散歩だと思えば、気も楽かな~。

また、なんでもかんでも、行政任せには出来なくなってきているような?気もしますので。

 

LEDに変わっている街灯が目立ってきました。

これは、夜間歩くことがないと気が付かない。

細かいことながら、変化の波が、様々な所に押し寄せているのも体感できるのでした。

 

次回の当番は3月上旬です。

今度はあまり寒くないだろうな~。


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