日経紙連載 ゆる~い江戸絵画 十選(2)

与謝蕪村「夕顔や」画賛(部分)

・・・締まりのない線で表された絵と文字が、画面びぷかぷかと浮いている。墨の色も、頼りないくらい薄い、描かれているのは瓢箪。とはいえ形は色々で、真面目に描いたのか疑いたくなるような、適当な感じの形である。しかしこれは悪口ではない。絵を見た瞬間に、体じゅうの力が抜けて心までへろへろにされてしまうという、ある意味、破壊的な力を持った作品なのである。・・・

コラムでは絶賛?されています。

描けそうで描けないのがユル絵。

 

コラムにある「へろへろ」という語句になじみがなく、最近使われるようになった語句なのかと思っていました。

新聞でも使われているが・・・念のため?広辞苑(やや古め)で調べたら載っている。

へろへろ ⇒ へなへなで威力がないさま。「へろへろ武者」「へろへろ矢」「へろへろの神(遊戯)」

なるほど、由緒正しい日本語であることが分かりました(ようやく・・・)。

マサにへろへろ~とてもユルいことを再認識・・・。