スピリチュアル「わたし」の謎 橘玲

・・・この本では、「わたしは何者か?」という人類史上最大の謎に挑む。

などというと、「なにをバカなことをいっているのか?」と笑われそうだが、これは誇大妄想の類ではない。

近年の脳科学や進化心理学、進化生物学、行動遺伝学などの急速な進歩によって脳=こころの秘密が徐々に明らかになり、いまや「新しいパラダイム」の心理学が登場しつつある。この「驚くべき理論」は人間についての理解を根本的に書き換え、もしかしたらあなたの人生を変えてしまうかもしれない。

それをひと言でいうならば、「わたしもあなたも、たった<8つの要素>でできている」になる。・・・(はじめに)

 

「他者と出会ったとき(無意識に)注目する8つの要素(ビッグエイト)」として本書で取り上げているのは以下の通りです。

① 明るいか、暗いか(外向的/内向的)

② 精神的に安定しているか、神経質か(楽観的/悲観的)

③ みんなといっしょにやっていけるか、自分勝手か(同調性)

④ 相手に共感できるか、冷淡か(共感力)

⑤ 信頼できるか、あてにならないか(堅実性)

⑥ 面白いか、つまらないか(経験への開放性)

⑦ 賢いか、そうでないか(知能)

⑧ 魅力的か、そうでないか(外見)

よく見ると、なんだ!当たり前じゃないか!~なんですが、誰しも瞬時に分析しているかも。

 

人の性格は、生育環境や遺伝や脳内物質で決まってしまう?「残酷な事実」~どうなんでしょう?。

心理プロファイルによるSNS等を使った世論誘導も可能なようで・・・これは現在進行中の事象にも存在するかもしれない。

 

難解ながらなんとか読み終えましたが「脳」は、まだまだ謎に満ちていることがわかりました。

まさかあの人が・・・という出来事はありますね。

自分を分析?してもわからない~わかっているが、わかりたくない自分がいる?。

マスマスわからななくなりそうな「わたし」の謎・・・。