12月1日の日経朝刊文化面「メディチ家の至宝十選」~。

「リブレット聖遺物容器」

・・・コジモ・デ・メディチが死去した翌年(1465年)、財産目録が作成された。最高額1500フィオリーノと評価されたのは、建築物容器に収納されたリブレット(小冊子)型の聖遺物容器。・・・

歴史的美術工芸品としては由緒ある第一級の品です。

記事によるとリブレット内に収められているのは、最後の晩餐の聖食卓布、キリストの流した聖血、聖衣、聖十字架、幼児キリストの繦(むつき)、モーセの石板~それらのかけら・断片らしい。

不遜?不敬ながら、かなりマユツバな品々ではないか?。

それでも、600年以上にも亘る時が備わった宗教的価値をゆるぎない存在にする・・・。

現物や収められたその中身を見てみたいが~こんなことを思う無礼者には叶わない望みでしょう。