勇猛果敢に振る舞いリスクをとって行動する・・・理想的なリーダー像の一つといわれています。

 

12月4日(日)の日経紙サイエンス面。

「オオカミ、寄生体がボス指名」「感染で脳操作、野心かきたてる」

米国モンタナ大学などの研究チームが、米国イエローストーン国立公園にすむハイイロオオカミの血液を採取しトキソプラズマという寄生虫が感染した痕跡を調べた結果、一つの仮説を立てたそうです。

トキソプラズマはネコ科動物の腸を生まれ故郷とし、他の動物も渡り歩く。イエローストーン国立公園にいる大型ネコ科動物ピューマも故郷の一つで、健康体であれば症状はほとんど出ないが脳や筋肉に巣くうらしい。寄生体はピューマのフンなどを口にしたオオカミに感染し、やがて脳に居座る。脳を乱して攻撃性を高め、野心をかきたてる~そうなったオオカミは群れのリーダーになりやすい。そういうリーダーに率いられた群れは、ピューマのそばにも行き、群れが寄生体を取り込む危険を高めるという・・・寄生体の高度な生存戦略。

 

昆虫に寄生するウイルスや寄生虫の一部に、寄生した宿主を樹木の上に向かわせ、ワザと鳥などに捕食させるように仕向ける?存在があることを聞いたことがあります。

昆虫以外に哺乳類も例外ではなかったことにショック!。

「自然界を陰で操る存在」???人間にもいえるのか?。

 

記事の最後はこう締めくくられています。

「トキソプラズマの感染率が高い国にサッカーの強豪国が多い」。(゚Д゚;)