「世界史を変えた植物」 稲垣栄洋

・・・人類の陰には、常に植物の姿があった。人類は植物を栽培することによって、農耕を始め、その技術は文明を生みだした。植物は富を生みだし、人々は富を生みだす植物に翻弄された。人口が増えれば、大量の作物が必要となる。作物の栽培は、食料と富を生みだし、やがては国を生みだし、そこから大国を作りだした。富を奪い合って人々は争い合い、植物は戦争の引き金にもなった。・・・(はじめに)

 

コムギ・イネ・コショウ・トウガラシ・ジャガイモ・トマト・ワタ・チャ・コーヒー・サトウキビ・ダイズ・タマネギ・チューリップ・トウモロコシ・サクラ~が変えた?世界史・人類史のアレコレが語られます。

植物の発展史かもしれない。

地球上に現れたのは植物の方が先で、人類はかなり後になってから。

本書でも語られていたが、植物は上手に人類を利用しているのかもしれないなぁ。

人類がいなくなっても植物は困らないが、植物が無くなると人類は存在できなくなります。