日経紙連載「犬と日本人 十選」(8) 南極物語

・・・1958年、日本の第2次南極越冬隊は氷に閉じ込められ、犬ぞりなどに使う15匹の樺太犬をそのまま放置して帰国した。気にはしていたが、翌年、観測隊が昭和基地に向かった際、なんとタロ、ジロ2匹の生存を確認し驚嘆した。そして、83年に「南極物語」として映画化され上映された。・・・

 

映画は観ていないが感動的ノンフィクション作品かと思います。

越冬隊員を優先せざるを得ない状況下で、共に働く犬たちの処遇をめぐる葛藤~決断~そして翌年の奇跡的な再開。

どうしても動物モノは、お涙頂戴になってしまいます。

キャッチコピー「どうして、見捨てたのですか なぜ 犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか」が突き刺さる。

 

・・・とはいえ、いまだに遺棄や虐待されるワンニャンがなかなか減らない現実もあるのだが。