「地形と日本人」私たちはどこに暮してきたか 金田章裕

・・・私たちは、自然の地形を生かし、改変しながら暮らしてきた。近年頻発する自然災害は、単に地球温暖化や異常気象だけでは説明できない。防災・減災の観点からも、日本人と土地とのつき合い方に学ぶ必要がある。・・・(本書カバー)

 

まだ記憶に新しい長野県千曲川堤防決壊による新幹線車両基地への浸水被害(2019年台風19号)があります。

・・・この辺りは、増水した千曲川が氾濫しやすい狭隘(きょうあい)部であり歴史的にもしばしば水害を蒙ってきた地域であった。・・・(P.78)

 

土木や治水技術で自然災害を押さえ込んだつもりだったが・・・自然には敵わない。

河川や湾岸や山裾の近隣地はやはり危ない・・・を再認識。

 

新聞広告で知り、興味をもって読み始めたが~単調(失礼!)で、字面を追っただけだったかも・・・。m(__)m