「大分断」 エマニュエル・トッド  大野舞 訳

・・・現代における教育はもはや、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになってしまった。高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、ポピュリズムを生んでいるーこれまで、ソ連崩壊、トランプ大統領の誕生など数多くの「予言」を的中させてきた著者は、こう断言する。・・・(本書カバー)

 

フランス人著者なので、フランス中心の内容が目立ちます。

かの国は元々、階級社会~教育は所属する階級の再生産のため。

日本への提言は少な目・・・ながら、う~ん過激な内容。

反政権寄りな方なんですかねー。

それだけ、危機感が強いという裏返しになるのかもしれない。

 

話題の本みたいですが~読んでいてツカレマシタ・・・(難解)。