日経紙連載「空想の絵画」十選(6) ヒエロニムス・ボス快楽の園

・・・本作は3枚構成で、左翼には地上の楽園とされるエデン、中央に作品名たる快楽の園、右翼には地獄が描かれる。両翼を閉じた外面には、当時の概念の地球が浮かぶ。・・・

 

16世紀に描かれた摩訶不思議な絵画。

PCモニター画面でしか見ることは叶わないが、見れば見るほど混乱します。

心の深層・人間社会・未来の姿・・・何を感じるかは、見る側にゆだねられる。

残酷でグロテスクな描写があるので、心の闇を現しているように感じます。

ダークサイド同士が惹かれ合い、映し出された心の鏡なのかもしれません。

そこに描かれているのは自分自身?。