ドラッカー365の金言~8月28日

「幸せに暮らしましたで終わるのはおとぎ話だけである。」

 

 

・・・成功は常に、その成功をもたらした行動を陳腐化する。新しい現実をつくりだす。新しい問題をつくりだす。

成功しているマネジメントが、事業は何かを問い直すことは容易でない。議論の余地はないとする。けちをつけることを好まず、ボートを揺らすことを好まない。しかし、成功しているときに自らの事業を問わないマネジメントは、つまるところ傲慢であって、怠慢である。成功が失敗に変わる日は近い。

一九二〇年代にアメリカで最も繁栄していた産業が炭鉱と鉄道だった。いずれも、神が独占を与えてくれたものと考えていた。事業が何かあまりに明白であって、考える必要もないと思っていた。『マネジメントー課題、責任、実践』・・・

 

 

タマにドキリ!とするドラッカー金言。

成功・・・という状況ではないが、平穏のうちに日々経過していくことに浸っていてはイケナイ。

ましてや、現在はコロナ禍の中で状況が刻々変化している。

自らの事業を問い直す・・・簡単ではないし、今まで検討して来たカタチでもある。

それでも、問い続けなければならない。

 

酷暑の強い日差しに身をさらしながら考える・・・日陰に逃げ込むか、屋内へ移動するか、そのまま耐えるか・・・。