「易経」一日一言~12月26日

「智慧」 易簡(いかん)にして天下の理(ことわり)得らる。(繫辞上伝(けいじじょうでん))

・・・易しく、簡潔な時の変化の道理を知り、日々に用いることで、天下の理を知り得る。

一日は朝昼晩、一年は春夏秋冬、順序を違えず巡り、人間もまた誕生・成長・成熟を経て衰え、混沌に帰る。

万象はこの原理原則に従って変化する。この理法を日々の実践に活かすことで、世の中の複雑な出来事に、単純明快にして簡潔な一本の道筋を見出すことができる。それが天下の理であり、それをつかむ実践を智慧という。・・・

 

シンプルに考えましょう、そして実践しましょう・・・ということでしょうか。

自分はどうしたいのか?自然の営みを理解し~その中から苦悩を克服する能力(智慧)が発揮できる。

「智慧」と「知恵」は違うらしいが、自ら見出す点は同じです。

見出したつもりでも、実は自分自身が天下の「理」の極小な一部。

わずかな存在ながらも「理」に必要(だと思う)な一部としての役割がある。

 

まだ、成長期?成熟期?~励みます。