日経紙連載「ミチクサ先生」(278)は、夏目金之助がロンドン・ナショナルギャラリーで風景画に出会う場面が描かれています。

 

・・・日本の襖を倍くらいにしたやや縦長の大きな絵だ。そこに真半分の高さに地平線が描かれ、両サイドに松に似た樹木が見事に伸びている。中央の空いた画面に流れが淀んでいる小川があり、その水辺に人が佇んでいる。・・・

新聞の挿し絵から推定して~おそらく、この絵かと思われます(タイトル不明)。ウイリアム・ターナー

夏目金之助気分に浸って?小さいモニター上の画像を見つめるのでした。

遠い将来かもしれないが、ナショナルギャラリーを訪れることが叶いますように。

 

人がまばらな美術館に憧れます。

よくワカラナイものの、見ている間は名画を独占している気分。

描かれた情景から物語を想像して、何となく優雅な気持ちになれます。

 

いつかは現地を訪れて本物を鑑賞したい!。

「ミチクサ先生」を読みながら、気分はロンドンに・・・。