農地を守るとはどういうことか 家族農業と農地制度 その過去・現在・未来  楜澤能生

・・・小著で私は、これまで農地法が農地の自由な売買や賃貸借を規制してきたのはなぜか、という問いに歴史を振り返りながら答えてみたいと思う。農地の取引に対する規制は、これまで日本人が農地について積み重ねてきた百年の経験の帰結であり、それ相応の重い歴史と理由をもつからだ。規制を撤廃せよとする主張には、この歴史への眼差しが欠けている。・・・(はじめに)

 

6月上旬に入手してやっと読み終えました。

ハードル高かったか?。

 

農地は家族と地域で守る~ごもっともで、農地目線では正しいと思います。

ただし実際の現場と本書とのミスマッチもあるかと。

主役・・・担い手は現場の人であり、行政や学者ではない。

理想ばかりは言ってられないのが現場で、担い手も多種多様で良いと思います。

農業への新規参入を難しくしているのは「農地」という考え方ではないか?。

「農地法」もだいぶ緩和されてきているが。

 

ナマイキにも、斜に構えて読んでしまった・・・。