渦巻く縄文土器
日経朝刊掲載(9月6日)「渦巻く縄文土器」十選(5)
椎塚貝塚 加曾利B式注口土器
急須のような形だが縄文後期(約4000年前)の土器で、表面に多様な渦巻き模様が描かれています。
縄文土器に有名な火焔型土器から荒々しい?イメージをにもっていたが、この注口土器の画像に思わず見入ってしまった。
つい最近、作られたかのようなフォルム。
冷たく滑らかな表面に、浅く刻まれた渦巻模様のわずかな凹凸は触ったことがあるような・・・記憶?錯覚?リアルな感覚が甦る。
もしかしたら、実際に触れたことがあったのかも??・・・そんな風に思えるほどに、土器の画像に惹かれています。
「縄文時代」は、16,000年以上続いたと言われます。
縄文の記憶は、気の遠くなるような長い時間を経ても、日本列島に住む我々に受けつがれている~と思ふ。
何かのキッカケで記憶が覚醒することもある?のかも。
渦巻のぐるぐるで目が回って錯覚しているだけか・・・いろいろ考えが渦巻きます。