第40回目の「KANAZAWA本の森読書会」が開催されました。

課題本は「陰翳礼讃」谷崎潤一郎

7年ほど前に読んでいるが、読書会に合わせてパラパラ読み直し。

これまでで、一番多い14名の参加がありました。

それ程影響力がある本なのか・・・。

日本文化や建築美を語る上で欠かせない本書に、参加者それぞれの思いがこもったトークが交わされます。

明るく映える存在を求め、言葉も簡略化されている現代日本を危惧?。

イヤイヤ~文化の劣化ではなく、新たな方向に向かっている・・・(ハズ)。

 

本書が書かれた昭和初期に、西洋化がもてはやされることに対して、疑問を呈したのが谷崎潤一郎だった。

あらためて・・・「まあどう云う工合になるか、試しに電灯を消してみることだ」・・・ですか。