日経紙連載「境界のクリーチャー十選」(9)

タランチュラ仮面

・・・黒光りする蜘蛛の体に、頬を赤らめ不気味に笑う色白で髭面の悪魔の顔が浮かび上がる。・・・

 

コラムでも「妖怪ハンター」に登場する得体の知れない存在を、このタランチュラ仮面に重ねています。

確かに諸星大二郎ワールドを彷彿させる。

この漫画は・・・いまだに一人では読めない・・・。(-_-;)

 

仮面は、1970年~80年代にかけてメキシコの仮面職人が制作し、古い儀礼用仮面として「由緒」付けられていたそうです。

初めて、諸星大二郎作品を知ったのは同年代辺りでしょうか。

遠く離れていても、同じようなインスピレーション得て~作品を生む才能は地上のあちらこちらに存在するのだなぁ。

恐ろしいモノ~不気味なモノは人類共通。

 

久しぶりに「妖怪ハンター」を開いてみようか・・・。