日経紙連載「レッドオーシャンの名画」十選(8)

ピーテル・コッデ「アトリエ訪問」(1630年頃)

・・・アトリエは、画家にとって、作品制作・展示・販売の場であるとともに、影響力のある富裕な上客と応接し、良好な関係を築くための空間でもあった。・・・

 

画家の上客は、絵画を手にとり、画家と会話を交わし、制作の意図を尋ね、鑑賞法を学び、絵画愛好家としての作法を得る一方、画家は作品の売り込み、愛好家の嗜好や他の画家の動向を探り、パトロン獲得の機会としたようです。

情報収集と発信の場としてのアトリエ。

レッドオーシャンを乗り切るために必要な情報が得られます。

コミュニケーション~直接に重要な話が聞けますが、関係性が良くないと・・・誤報をつかまされたり、変な方向に向かうこともあったのでは?・・・と余計な詮索。