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月別アーカイブ: 2014年11月

取り組む姿勢

いろんな行事の段取りが、またまた複数同時進行ちう。

それぞれ開催日も近い。

モットも、なんでも、引き受けてしまう自分のせいなのですが・・・。

と、モタモタしている間に11月も半ばになっていたのでした。

これから後半も何かとあるなぁ~。

モチロン!仕事もです。

さてと、今日も姿勢正しく、胸を張っていきます!。

 

姿に勢いがあるのが、正しい姿勢。


SFマガジン

日経紙 未来の風景 SFアート十選~

「SFマガジン 創刊号」 表紙絵 中島靖侃(せいかん)1959年 早川書房刊

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空想科学小説誌の方がタイトルに相応しい。

コラムには「何処かの惑星の荒廃した物悲しい未来の風景」とありますが、建物を建築中にも見えます。

「科学は人類を幸せにするとは限らない。ときに人類を滅亡に追い込む可能性すらある。SF小説には未来に対する提言をテーマとする物語も多く、その表紙もまた、内容を映し出し、人類に警告を発する役割を果たそうとしたのである。」

 

発刊当時は東西冷戦の最中、互いに兵器としての原子力開発にシノギを削っていた頃。

残念ながら軍事技術によって科学技術が進んだのは事実です。

時代背景的には、この表紙は荒廃した風景と見るのだろうな。

 

久しくSFは読んでいなかったので、また読んでみようと思ふ。


想像して旅行する

本日は荒れ模様の天候ですが、先日のお話・・・。

湯涌温泉へ。

晩秋の里山風景を楽しみたい!。

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金沢湯涌江戸村も訪れて、しばし観光客気分を味わいます。

保存建物の中から~、ウ~ンうまく撮れないな・・・。

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観光地となっている遠くの場所へ行かなくても、十分に旅情気分を味わえるところが身近には多くあります。

もっとも金沢自体が、観光地だから当たり前か。

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今回は、奈良の斑鳩辺りを散策している~という想定で訪れてみました。

近辺の神社に寄ってみたりして気分を盛り上げる。

実際に行ったことはないが、おそらくこのような風景なのではないかと・・・。

 

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丁度、宿泊予定もあったので想像上の旅行だけではなくて、リアル旅行なのでした。


SFアート

日経紙文化面 未来の風景SFアート 十選~

またまた♪楽しげな十選が始まりましたね~。

第一回目は小松崎茂「宇宙戦争」。

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1957年講談社刊 少年少女世界科学冒険全集 ハインライン著 塩谷太郎訳「宇宙戦争」の表紙絵(裏表)です。

見るだけでワクワクします。

イラスト中にさり気なく(?)著者ロバート・A・ハインラインの名前を入れ込んであるセンスはイイですね~。

横文字ならすべてカッコいい!。

発刊当時は、宇宙開発の黎明期だけに未来の人類の輝かしい宇宙での活躍を期待し、想像力逞しく描いていたのでしょうね。

 

小松崎茂氏はプラモデルの箱絵で有名ですが、児童書にも数々のイラストを描いています。

探していたら見つけました!。

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コレ↗・・・この本は持っていたな~。

火星人やら金星人やら~太陽系の宇宙人?が紹介されています。

なつかしい~。

当時は、かなりインパクトありで、このページを開くのがコワかった思い出が・・・。


葡萄酒談

石川県中小企業家同友会 経営教養(今日酔う)委員会 「この人に会いたい」に参加。

先月から準備をすすめていました。

テーマは「私をワインの分かる女(男)にして!」で、講師は会員で酒販店を営む北中さまです。

市内で行われるワインイベントを手がけるワインのオーソリティ。

 

会場は、敢えて焼肉屋さん。

スパークリングワイン(カバ)がウェルカムドリンクとして、席に着くとほぼ同時に出てきます。

北中さまが語る、ワインと料理が織りなすドラマのプロローグに相応しい。

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今回、紹介された4種類のワインは、いずれもコスパが高く、提供されるハイクオリティな料理(お肉)と相まって、至福のひと時を過ごすことが出来ました。

参加者(ゲスト)の性別・年齢・仕事等の情報を基に、ワインと料理内容を予算い合わせ調整し、その中でベストなモノを、提供順序とタイミング・スピードをお店に指示します。

このように、今回、講師とホスト役に徹していただいた北中さまとお店との絶妙の連携には、サービス業のあるべき姿を強く感じました。

素晴らしいサービスを受けながらも、ワインや料理はあくまでも卓を囲む参加者同士のコミュニケーションの引き立て役です。

 

少しはワインの分かる人になれた?。


いい人間って、どんな人ですか?

小川未明童話集。

自分の「読む本メモ」に、半年くらい前から書いてあった本書を、ようやく読みました。

どこからメモしたのかは忘れていたが・・・。

当然ながら著者のことも知りません。

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童話なのでホンワカした内容ばかりだろうと思って読み出すと~、不意打ちを喰らいます。

 

巻頭の「電信柱と妙な男」は引きこもり(?)の話。

続く「黒い旗物語」「なくなった人形」「糸のない胡弓」は、ホームレスに関する話。

「牛女」「赤いろうそくと人魚」はハンディキャップを持つ人物の話。

「眠い町」は行き過ぎた自然開発と経済優先主義の問題を投げかけていたりと、現代社会の諸問題にも通じる内容ばかりです。

というか、昔からあったが解消されないことばかり。

そして、「小さい針の音」は、何故学ぶのか、何故働くのか?を問いかける。

いい人間って、どんな人ですか?。

 

人間の本質(優しさ・残酷さ・愚かさ)が、平易な文で著されているのだけに、ストレートに心に突き刺さります。

 

本書カバー裏面に書いてあったとおり、「美しくて怖い、優しくて悲しい、心揺さぶる珠玉のアンソロジー」でした。


LRT考

金沢市商店街連盟 青年部セミナーに参加。

 

「金沢のまちづくりとLRT」の演題で、「金沢・LRTと暮らしを考える会」の会長 谷内さまと幹事の蓮井さまにご講演いただきました。

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Light Rail Transit(ライト・レール・トランジット)というと、富山市のLRTが有名です。(乗ったことはないが)

この特徴的な未来的低床車輌に目が行きますが、車輌だけがLRTではありません。

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新型路面電車を基幹として、バスとの結節機能やパーク&ライド駐車場を備えたトータルな交通システムがLRT。

かつての路面電車とは違うし、またバス輸送の代替でもない。

現在、市内を走っている、ふらっとバスとも違う。

LRTが完成すると、従来のバス輸送はLRTが通っていない地域に重点的に配置・増便し、交通弱者対策にする。

拡大し続けた市街地政策から、人口減少と高齢化社会への対応として「コンパクトシティ」を目指す自治体が取り入れることが多い交通システム。

 

本セミナーの開催にあたり、講師選定と打ち合わせの役割が当たっていたこともあり、事前にレクチャーを受けていました。

その中で、まちの歴史や道路状況・既存施設・郊外バス路線とLRTのアクセスを想定した路線提案を見る。

金沢の交通パズル?的な視点から、金沢の「まちづくり」ということをチョッと考えたり・・・(大げさ)。

 

LRTという言葉が出始めて20年近く経ちますが、富山・福井では実現し成功事例となっているが、金沢での具体化は遅々として進んでいないのでした。

(実現したとしても、LRT犀川大通り線はなさそうだな。)

 

市民の声・・・具体的には商店街連盟等の公団体が声を大にすることが、自治体を動かす大きな追い風になるということだが・・・。

 

個人的には、是非とも実現させたいと思いますね。


ナム・アミダブツ

会計事務所のセミナーで知った歌と格言。

 

「人の為に人は生まれず その人をよしあしとあしきと わが為にいふな」  窪田 空穂(うつぼ)

「汝 自身を知れ」 ソクラテス

 

他人のことをトヤカク言う前に自分はどうなのか?。

自分のバカさ加減に気が付きなさい。

私はぬるま湯のカエルでした、私はアホでした~深く反省する。

そこから改善が始まる・・・。

 

ドキッ!・・・耳が痛い。

 

南無阿弥陀仏・・・。


カワユイ(^◇^)カリフ道

「一神教と国家」イスラーム、キリスト教、ユダヤ教 内田樹/中田考 を読みました。

 

イスラーム、キリスト教、ユダヤ教の一神教はいずれも同じ中東の砂漠で、同じ唯一絶対の神を戴いて成立した兄弟のような宗教です。(P72)

キリスト教はどちらかと言うと「汚れない魂」を信仰の基盤としているし、ユダヤ教は信仰の完成のために知性的な成熟を要求する。イスラームはその両方に目配りしている。(P76)

なるほど~最初にあった神の声(預言)は同じで、それぞれ勝手(?)に解釈したのか。

キリスト教は、イエスを神の子と認めるものが救済され、ユダヤ教は預言を解釈した教えが、イスラームはムハンマドを通した預言が信仰対象になった。

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本書を読んでいると、過酷な自然環境の中で生まれた思想の中で、毎日の礼拝やラマダン(断食月)等の規律はあるものの、イスラームがもっとも柔軟で理にかなった思想なのではないか?と思えてきます。

 

「目には目を、歯には歯を」というのは単なる復讐法ではなく、イスラームの場合はあくまでも許すのがいちばんいい。

これは『クルアーン(コーラン)』にはっきり書かれていて、人の罪を許すと自分の罪の償いになるので、許すのがいちばんいい。けれどもそれができない場合には、同じことをやり返してもいい。しかし自分がされた以上の過剰な復讐は決して行ってはならない。

ちなみにユダヤ教では、目を潰されたら目を潰さないといけません。これは義務です。厳しいのです。

キリスト教の場合は「汝の敵を許せ」で許さないといけません。これも別の意味で厳しい。

イスラームは許すのがいちばんいい。でも同じことをやり返してもいい。二段構えになっているのです。(P46~P47)

 

モノがあったら分かち与える、喜捨~施しの文化が発達している。

砂漠の生活は、お互いに助け合わないと生きていけなかった。

 

ところが現代では、近代に入ってから線引きされた国境によって民族が分断されたうえに資本主義経済下に無理やり?置かれたが故に、政情不安の温床になってしまった。

イスラーム=悪のイメージは、グローバルスタンダードを推し進める流れの中で作られたのかもしれない。

 

カリフ(イスラーム国家・共同体の指導者)を中心としたイスラームの経済共同体を提案する本書の内容は、資本主義の次の世界かも。


元気・景気・天気~

経絡エステなるものを体験。

通常のマッサージとは違い、身体の「気」の流れと骨格の歪みを整えるという。

??と思いながらも施術を受けます。

今までの生活習慣が身体のアチラこちらに表れている・・・。

自分では姿勢はイイと思っていたのだが、首が前進していて~いわばチンパンジー型らしい、プラス猫背・・・。

身体の右側に重心が寄っていて歪んでおり、将来的にはヒザや腰のトラブルの可能性大。

歩くときも座っているときも、肩甲骨を意識して姿勢を正す。

ココロは姿勢に表れますよ~。

施術後は身体が軽く、身長も伸びたような気がします。

足元が遠くなった?上が向きやすくなった?。

 

歪みっぱなしでした・・・。

日頃の姿勢維持が重要。

何事も「姿勢」が大事なのでした。

そして、整った姿勢の本体(元)に「気」を通すと文字通り「元気」になるらしい。

「気」って案外と理に適っているのかも。

 

天気・景気も気分次第。


畏敬の念

天候不順だった月初連休中の夕刻のワンショット。

雲の切れ間からコチラへ陽光が射しています。

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「おお~コレは・・・。」

眼光鋭く?神々しく感じました。

畏れ敬うとはこの感覚か。

翌日は晴天に恵まれるでしょう。

 

何気ない日常の一コマ。

気付かずに通り過ぎたかもしれないし、気が付いても「あ~明るいな~」で終わったかもしれない。

ましてや、撮影なんかしなかったかも。

「アンテナ」を張り巡らせる・・・とはこういうことでしょうか。

 

やや指向性が強いかな?。


大欠伸

ミラクルショット?。

「吠える」とは、上手く出来た文字です。

実体は、あくびした家犬のアップ。

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ネコみたいな犬だけど、犬歯とか・・・口の中はサスガに犬ですね。

元々は狩猟犬らしいことを再認識。

でも、愛玩犬。

とても平和な世の中です。

 

虫歯はないようだな~。

 


地域振興

いしかわ四高記念公園(旧中央公園)で行われたスイーツフェア会場へ。

今年も商店街連盟関係で少しだけお手伝いです。

天候不順だが雨は降っていなかったのが幸い。

 

せっかくなので、本部テント側のお店でエクレアを購入⇓

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さすがに一口では無理・・・食べつけないモノを食べたので、手と口がカボチャクリームだらけになる。

天候はイマイチですが、好立地と恒例イベントということもあり、大勢のお客さまが来場されています。

 

特に今年は、金沢市中心部で開催される食べ物関連のイベントが多いですね。

公園が整備されて開催しやすくなったこともあるし、官民挙げての北陸新幹線金沢開業に向けて中心部でのイベント~特に金沢の強みである「食」をPRし、各地からの集客という面もあるのでしょう。

金沢の中心部が賑わえば、その周辺部にも居住者が増える等の、良い効果が波及すると思います。

その周辺部とは、パレットの周りを(勝手に)想定しています。

コバンザメ商法的な発想ですが、同時にコチラもシッカリした受け入れ態勢を取っていないと、せっかくの好効果も素通りしてしまいます。

 

その日は、犀川大橋付近でも川面をライトアップするイベントが行われていました。

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イベント間の相乗効果があるように、周辺地域間でも良い相乗効果と結果が表れますように!。


小さい秋

紅葉の名所にはなかなか行けないが・・・三口新町第一児童公園周辺は、晩秋の風情が漂います。

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画像が小さいのと撮影技術がイマイチなので雰囲気だけ・・・。

朝の爽快感とも相まって、空気や匂い(?)も晩秋です。

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園内の落ち葉を、サクサク音をたて踏みながら通り抜けます。

落ち葉掃除・・・はタイヘンだが、誰もいない公園で「秋」を感じる。

 

11月はセンチメンタルになるなぁ~、そんなに繊細でもないのだが。

 

となりのブドウ園も色付いていました。

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身近にあった上から見る小さい秋ですね~。


霜月 朔日

霜月(11月)が小雨で始まりました。

今年もあと2ヶ月・・・早くも気ぜわしくなってくる?。

 

コレも今さらながら、「人間失格」太宰 治 作を読みました。

初めての太宰作品。

全部で3作品が収められているが、表題作で気疲れ・・・です。

タイトルからして衝撃的。

人間の内面や弱さが描かれている。

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不幸の数々を一手に背負い込んだ・・・いや、自ら招き入れてしまった葉蔵。

その主人公のとてもドロドロとしたグロテスクな内面。

これは作者自身の自伝小説。

でも、これは小説だ~他人ごとだ~とは、言い切れない面もある。

ひょっとしたら自分のことか・・・?。

戦前~戦中の時代背景もあるのか、全編を通してモノクロ~薄墨色の世界です。

 

暗雲立ち込める、ドンヨリ~とした読後感。

他作品に取り掛かるのには、間を空けた方がいいかもしれないな~。

 

月初にしてはとても重~い内容でしたね。


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