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月別アーカイブ: 2016年2月

瞬間の記憶

畳の部屋でストーブを囲み紙コップに入ったコーヒー片手に歓談。

穏やかな雰囲気かつストーブの暖かさで実にホンワカ~和やかです。

 

サテッ!と、紙コップを持ったまま立ち上がろうとしました。

その瞬間!。

ゆっくりと自分が右斜め後方に傾いていくのを感じながらも、コーヒーが入った紙コップはしっかり右手に収まったママ・・・。

アレ?何をしているんだろう・・・と思った瞬間に中身が半分ほど飛び散り、床を少し濡らす。

情けないことにバランスを崩し、シリモチをついていました。

チャンと手を着いて立ち上がればよかったのだが・・・後の祭り。

一瞬、シ~ンとした雰囲気になったが、一緒にいた皆さんから温かい声をかけられて助かりました。

 

それにしても、事故?の瞬間~というのは、アリアリと覚えているものですね。

今でも、スローモーションのように身体が傾いていく感覚が残っています。

大したことがなくてヨカッタ。

 

運動不足か?気を付けませう。


焚書官?

保存期間を過ぎた不用書類が溜まっているので、少しづつ細断して処分しています。

でも、もっと素早く確実に処分する方法ないかな~?。

燃やしてしまえば早いが・・・!、適当な場所を思いついたのでした。

某所にて試しに焼却。

煙臭くなるが、コレは手早く処分できます。

モチロン、火の始末や近隣への影響は最小限にすることは配慮しています(そのつもり)。

 

書類を燃やしながら、フト・・・以前に読んだ、「華氏451度(レイ・ブラッドベリ)」を思う。

今回は書類を燃やすことで記録が~、短い期間ではあるがその歴史が消されていく。

記憶には留まるが次第に忘れ去られてしまい、存在が無くなってしまう。

焚書官ってこんな気持ちなんだ・・・。

 

なんて、感慨にふけっていたら?、風が強くなり雨やあられが降ってきた!。

燃え残った紙が飛び散ったが、隣接地までは行っていない。

時間的余裕があって都合が良いタイミングだったが~、あえ無く悪天候のため中断。

あらためて風が無い穏やかな日に・・・ヤレヤレ。


アメリカ素描(スケッチ)

「アメリカ素描」 司馬遼太郎

書店で何気に手にした一冊。

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街道をゆくアメリカ版?ってニューヨーク編があったような・・・かなり前に読んでいましたね。

多くの歴史文学を著わした著者は現代アメリカをどうみたか?。

そして、アメリカってどんな国なんだろう?という素朴な疑問があります。

「司馬遼太郎」はその国をどのように見て、感じて、スケッチしたか?に興味が湧きました。

現代・・・といっても本書は今から30年程も前のアメリカの姿が描かれているが、本質は変わらないと思って読みだす。

本書カバーも著者が描いたというのは読み終えてから知ったのでした・・・。

 

・・・アメリカ人がよく自国のことを、「ザ・ステイツ(the States)とよんでいることに関心があった。

合衆国という略語である、といってしまえばそれでしまいだが、私の感覚には語感として、「アタシの人工的な国家は」といっているように、ついひびいてしまう。

法でつくられたる国というひびきである。

言いかえれば、文明という人工でできあがった国ということばにちがいない。

逆にいえば、韓国やアイルランドや日本のように文化の累積でできあがった国は、Stateではない。

人間は群れてしか生存できない。その集団をささえているものが、文明と文化である。いずれもくらしを秩序づけ、かつ安らがせている。

ここで、定義を設けておきたい。文明は「たれもが参加できる普遍的なもの・合理的なもの・機能的なもの」をさすのに対し、文化はむしろ不合理なものであり、特定の集団(たとえば民族)においてのみ通用する特殊なもので、他に及ぼしがたい。つまり普遍的でない。・・・・(P.17~18)

冒頭で主な内容が描かれているような気がする・・・。

 

日露戦争の行方を決定付けた日本海海戦を戦った両国の艦艇の一部が、フィラデルフィアの造船所で同時期に作られていて、そこには日本人技師もいたという「坂の上の雲」の裏話がオモシロイ。

 

本書が出てから30年の間に、日本・アジア諸国の経済的台頭や湾岸戦争を始めとする中東地域での戦争、9.11テロ、リーマンショック・・・アメリカは、そして世界中も混沌の中にあるのだが、依然として世界はアメリカ中心に動いている。

その根っこ部分を垣間見れたような気がします。

超経済大国、現代文明の象徴、資本主義経済・金融の中心・・・なんだかんだ言っても、今だに憧れをもって見ることの多いアメリカ。

当然、明るい面があれば暗い面もある。

 

30年前の本ながら読み応えあります。

著者が巡った場所だけでも訪れてみたい(アメリカ素描ツーリズム)。

本書のおわりに「田舎の三年、京の三日」(刺激が違う)という、ことわざが紹介されていましたね~。

 

意図したワケではないが、本日(2月12日)は司馬遼太郎忌だった。


ふり返りには、まだ早い?

今シーズンは、降雪が少なく本当に!ホントに!ラクさせてもらっています。

雪との格闘?時の愛機も、なんとな~く日なたでホッコリしているように感じる。

オペレーター同様ナマリきっているのか?。

明け方の吹雪の中を右往左往していたことがナツカシイ~。

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燃料は満たしてあるし、可動部への注油もしてあるので、いつでも出動できます。

まだ、数回の出動可能性はあるような気もするが・・・できれば無い方がありがたい。

来シーズンにまとめてドカッ!と来たりして・・・。

それとも、北陸でもあまり雪が降らない状況が通常になるのでしょうか。

こんなことを書くと、いきなり寒波が戻ってきそうなので、この辺りで雪の話題はおしまい。


いいあんばいで・・・

タマに訪れる近所の飲食店でランチタイム。

ここんちのシンプルなラーメンがお気に入りです。

 

サア!お待ちかねのラーメン登場!。

イタダキマース!。

胡椒の容器をとってフリかけます。

数回フッたところで、胡椒と違うことに気付く・・・塩だった。

かなりフリカケテしまった気がするが~。

恐るおそる・・・一口~二口食べてみたところ、塩辛さを感じないので安堵・・・。

それだけスープに塩分が多いということの裏返しかもしれない。

それにしても、とても情けなく、ドーデモいいことでした。

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気を付けましょう。(という程でもありません。)


美しい星

本日、2月9日(火)は、館内電気設備点検のため1階部は終日、地階は正午まで休館となります。

また、クリニック棟は通常通りの営業です。

 

「美しい星」 三島由紀夫

初めて読む三島由紀夫作品。

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本書カバーでは、タイトルより著者名が目立っていますね~。

今でも、それだけ著者の影響力があるということか。

 

空飛ぶ円盤を目撃したことで、自分たちが高尚な宇宙人であることに気付いた?(と思い込む?)人々が登場するSFタッチで読みやすい小説。

 

しかし、冒頭からガツン!とまるで、頭を叩かれるような(激)文が飛び出す。

・・・数十人の死傷者を出した列車事故や、数百戸を一ㇳ呑みにした洪水のニュースをきくたびごとに、彼は身をすくめて、自責の念におののいた。

この同じ地上に住む以上、すっかり統一感を失った世界とはいえ、彼はやはりあらゆる犯罪、あらゆる不祥事に対して、無答責であるとは云えないのだ。

そうしてこういう身を裂く苦しみだけが、世界の全体感を回復するかもしれないのだ。

彼がある朝、庭の生垣の茶の花の一輪を摘むときに、この地上のどこかでは、ふしぎな因果関係によって、(おそらく摘まれた茶の花が原因をなして)、誰かが十噸(トン)積のトラックの下敷きになっているかもしれないのだ。

それでも、なおかつ、彼の肉体が痛まないとは何事だろう!

一人の人間が死苦にもだえているとき、その苦痛がすべての人類に、ほんのわずかでも苦痛の波動を及ぼさないとは何事だろう!・・・・。(P.19)

 

宗教者のように世界中の苦しみを共有し受け入れ、永遠の人類平和と安寧、地球の救済を訴える主人公の一人、大杉重一郎とその家族。

そして、同じく円盤を目撃したことで、反対に人類の滅亡を図ろうとする宇宙人の羽黒一党との対決が繰り広げられます。

両者の弩迫力激論の場面は、有名な陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地建物バルコニーでの三島由紀夫の演説シーンが思い浮かぶのでした。

 

また、大杉家の長女暁子が同志宇宙人?(金星人)に会いに訪れた、昭和37年くらいの金沢の情景がなつかしい。

当時も現在も大枠では、あまり変わっていない~かな?。

・・・兼六公園(!)から見る卯辰山のヘルス・センター・・・の表現に、しばしノスタルジーに浸るのでした。

しかし、路面電車は知りません。

 

本書が著わされて50年以上経っているが、地球は「美しい星」に向かっているでしょうか・・・。


新年困辛悔・・・

某新年懇親会で司会をすることに。

司会コメント原稿が用意されていたので、読めばいいや~と呑気に構えていました。

 

前半の講演会が予定より長引いてしまい10分遅れスタートです。

各テーブルの着席状況を見て、2~3席空いている(ように見えた)が、始めてもイイだろうと原稿に沿ってコメントを始めました。

しばらく話していると・・・ザワザワ~?。

ン!よく見ると中央のテーブルに空の2席が・・・主賓格の講師と主催会の長が不在だった!。

しばし中断!、しばらくして、その席も埋まり再開することに・・・。

他に来賓紹介も1名抜けてしまったし、踏んだり蹴ったりの大失敗・・・いや大失態。

油断!緊張感欠如!・・・しかない。

コメント原稿がある安心感のため原稿の再点検をすることなく、始めてしまったのがイケナカッタ。

 

後半でリカバリーしたつもりだが・・・ゴメンナサイ。

 

懇親会後の二次会でも、この話題が出て再び平身低頭でございます。

(; ̄〇 ̄ )


覚醒

やっと見てきた、「STAR WARS フォースの覚醒」。

熱狂的な騒ぎは去ったのか?劇場には10名足らず・・・。

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冒頭、「STAR WARS」ロゴがスクリーンにバーン!と現われ、テーマ曲が流れると、トリハダ立ちます。

ゾクゾクしながら長時間凝視状態。

気が付けば、首や肩が固まっていたのでした。

作品の評価はさまざまあるでしょうが、初めて「STAR WARS」を見た時のワクワク感はそのままです。

 

また、当時のネタが随所に散りばめられていて、オールドファンはニヤリ・・・。

惑星ジャクーの砂漠に横たわるスノーウォーカーに歓喜!。

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モス・アイズリー宇宙港で見た、酒場のバンドみたいなエイリアンも登場。

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ファルコン号の銃座照準器モニターがそのままだったり~。(’70年代っぽい)

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機内のホログラムチェスが懐かしい。

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後半の攻防戦は、デス・スターのトレンチでの戦いを彷彿。

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懐かしさを投入することで、オールドファン?の覚醒を図ったのかもしれない。

 

・・・初めて「STAR WARS」が公開された時は、純粋なSFファンタジーだった気がします。

多くの反乱軍兵士やストームトルーパーが戦いの中で倒れていくが、流血シーンが無かった。

だが、今回の作品では新キャラのフィンが被るヘルメットに血が・・・。

 

映画といえども、戦いはナマナマしくなければならない。

残虐な帝国軍兵士も、ひとつの生き物だったという当たり前のことが、強調されていたことが印象的でした。

巨大な帝国軍VS小さい反乱軍の構図。

 

映画には政治的意図は無い?と思う・・・。


世界企業

シャープの高橋興三社長は同日、東京都内で記者会見を開き、これまでもテレビ向け大型液晶パネルの生産工場を共同運営している鴻海(ホンハイ)について「信頼関係は醸成され、互いにリスペクト(尊敬)しあっている。新たな商品を一緒にやれば大きなシナジー(相乗効果)が出せる」と発言。交渉に「社内外の(人材などの)リソース(資源)をかけている」と明らかにした。(2016年2月5日 北陸中日新聞朝刊)

 

経営再建中のシャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下に入る可能性を伝える内容です。

経済のトップニュースですが、記事内容より社長コメントに横文字が多いなぁ~と思いました。

そのまま「尊敬」「相乗効果」「資源」と言えばいいのに・・・。

 

世界各地に展開する大企業だから英語は必須~なんですが、海外企業傘下へ入る準備も折込済みだった?。

グローバル企業という言葉があるように、「国」と「企業」の関係はどんどん希薄になっていくのでしょうか。

日本の企業・台湾の企業・他の国の企業~といった国での括りではなく、液晶パネル製造企業の〇〇〇、家電製造企業の※※※、パソコン製造企業の△△△のように、企業が提供する商品やサービスで括られてしまうようになって来ている。

ある国で多大な売り上げを上げながら、本社は違う国だから・・・ということで法人税を免れている某企業とか?。

タックス・ヘイブンに本社があるとか・・・。

 「国」の存在が揺らいでいる~というのは杞憂か。

そのうちに、「日本」の世界に冠たる製品やサービス・・・の「日本」部分が無くなり、単に企業名になる日が来るのかな~と、ムタムタ思ふ。


城の崎にて

「小僧の神様・城の崎にて」 志賀直哉

「城の崎にて」は、教科書で取り上げられていた?かもしれないが、つくづく~今まで何にも読んでいないな~を実感。

 

あらためて読んでみると、のんび~りとした紀行文に非ず、小動物(この場合はネズミ)虐待内容です。

他の作品でも捕まえたネコを閉じ込めておくことがあったり、人も含め生き物の生死関わる内容が目立ちます。

それだけ、作品が描かれた当時は「死」がとても身近にあった。

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「小僧の神様」はエエかっこしィの話だし、全編を通して、男と女の煮え切らないドロドロ話ばかり・・・との感想を持ったのは文学作品への失礼にあたるでしょうか?。

単に読解力が無いだけかもしれないが・・・。

しかし、その中で、現世ではギクシャクしているが来世ではオシドリ夫婦になるべく、オシドリに生まれ変わった良人(おっと)が、キツネに生まれ変わった細君に食べられてしまう「転生」は、教訓?となるような・・・ブラックユーモア満載。

 

気をつけませう。


食べ過ぎには注意しませう

某国営放送の情報番組で、チョコレートの効用が紹介されていました。

フト~思いだし、アルビスさんへ買いに行ったところ・・・カカオ配合分高めの商品が軒並み売り切れ状態。

・・・とりあえず目についたコレ↓を購入です。

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かつて、他局情報番組でのデータ捏造や過度の効用を謳ったことが問題となりましたが・・・同じ轍は踏まない?。

放送サイドと商品供給サイドとの結託も、あるある?。

 

まだまだ、マスメディア情報には優位性があることを体感しました。

結局、客観視しているみたいな自分も、情報にのせられているんですケドね。

 

う~ん、やはりチョコレートは甘い方が好きかな・・・。


春が目前

節分に、太巻きを食べるようになって(仕向けられて)います。

あちこちで販売しているが~。 

・・・しかし、例によって?アマノジャク的に好きなもの食べればイイがいやッ。

ということで、「かき玉あんかけうどん」(めん処あかさか)をいただくことにします。

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今回は、とろみが多少強めでした。

本当はバラつきがあったらイカンのですが、コレはコレで美味しいのです。

アツアツが持続します。

 

春、目前ですが、まだまだ寒い日が続きます。(そして降雪も・・・。)

この時期のベストめん~を食べる機会も続くのでした。

 

恵方巻きの原点は、エッ!、ほうナンや・・・らしい。(自主規制)


マイナス要素

雪はタマにチラチラ降る程度で、積もるほどではありません。

雪が小康状態の時期。

でも、まだまだ油断はできませんケド。

 

日が射したり雨で、除雪でできた雪山が次第に溶けて小さくなってくると・・・空き缶・ペットボトル・吸い殻・ナイロン等のゴミの数々が顔を出します。

例年のことなんですが、その都度、残念な気持ちになるのでした。

ベチャベチャになって地面に張り付いているので、尚のことキタナラシク感じます。

 

ふぅ~。

ゴミを拾いながら朝からタメ息。

コレはイケナイ。

そして、こうやって書き込んで気持ちをリセットします。

でもココは、マイナス記事の溜まり場ではありません。


如月 朔日

~名将名言録 一日一言~ 二月一日

「敬天愛人」 西郷隆盛  『南洲翁遺訓』

天を敬い人を愛せよ

 

~道は天地自然の道なるゆゑ、講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修するに克己を以て終始せよ~

~天は人も我も同一に愛し給ふゆゑ、我を愛する心を以て人を愛する也~

~人を相手にせず、天を相手にせよ 天を相手にして、己を尽し人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし~ 

 

 

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道は長く険しいのでした。

しかし、楽しくやっていこう!。


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