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月別アーカイブ: 2016年11月

霜月 晦日 ミドルの肥大化

~ドラッカー365の金言~  11月30日 ミドルの肥大化

ミドルの減量を開始せよ。

今こそミドルの減量を開始するときである。一つの方法は不補充である。

(~中略~)

肥大化したミドルをスリムにするもう一つの方法は、昇進させる代わりに、仕事の内容を充実させることである。

若いミドルに対し、あるいはその下で働く若い人たちに対し、優れた業績に報い、かつ自己実現させる一つの方法が、仕事を大きくし、挑戦的にし、厳しくし、裁量をもたせることである。・・・(~後略~)

『マネジメント・フロンティア』

 

中年はダイエットしなさい!!・・・と書いてある?と思ったが、組織の活性化と効率化を図る内容でした。

この時期の金言にすれば、確かに(広義で)タイムリーでもあります。

お腹が空いてもすぐに食べない。

よく噛んで味わって食べる。

食べる量をコントロール。

チェックリスト~ダイエットも同様です。

 

ドラッカー~云々の大きな組織ではないが、小さいところでも組織の基本として大事かと。

一人の人も数多くの細胞組織で成り立っているのだなぁ。


日本の祭

「日本の祭」 柳田国男

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「海上の道」と共に入手した民俗学本です。

 

・・・古来伝承されてきた神事である祭。

その歴史を、「祭から祭礼へ」「物忌みと精進」「参詣と参拝」等に分類して平易に解説。

村落共同体の経験を持たずに社会に出ていく若者たちに向け、近代日本が置き忘れてきた伝統的な信仰生活を民俗学の立場から説く講義録。(本書カバー)・・・

 

昭和16年(1941年)秋に行われた、東京帝国大学全学教養部の教養特殊講演が元になっています。

その為、カバーには・・・平易に解説とありますが、難解でした・・・。

 

「諸君は小学校を出た十三、四の年から、いよいよ世の中に打って出る二十四、五歳の時まで、中には家庭から通っている人があっても、明けても暮れても学校の生活しかしていない。

全く通俗社会とは利害を絶縁した、同輩の中でばかり生きているのである。

そうして一方に争うべからざる一事は、親から子へ、祖父母から孫へ、郷党の長者から若い者へ、古来日本に持ち伝えた物心両面の生活様式を、受け継ぎ覚え込むのも、実はこの十年あまりの青春時代だったのである。」(P.23~24)

地域にもよるが、当時すでに若者たちの祭への参加が少なくなっていたのか~。

もっとも、自身の祭り体験といっても、神社境内の露店=お祭り、と思っていた程度なのですが。

 

観光化なんてモチロンされていない、神輿や山車もない、社や祠の傍に幟が立っているだけのような地域の小さな祭に「日本の祭」の原点があるようです。


シビア・ネタ

愛知県岡崎市中心部にある「シビコ」という商業ビルが、固定資産税が高過ぎる!払い過ぎた!返して!と、行政を提訴していることを最近知りました。

管理会社としての気持ちはヨク分かります。

重税感あります。

どういう結果になるのでしょうか?とても気になる。

99.999・・・% 返還は無いでしょうけど。

この商業ビルが提訴にまで至るには、固資税以外にも行政との確執とか~いろいろなことが考えられます。

ヒョッとして、このような事例があちこちで出て来るかも??。

シビコならぬシビアです。

 

当社は・・・長いものには巻かれろ式ですが・・・。


海上の道

「海上の道」柳田国男

昔からの言い伝え、おとぎ話、風習、祭り・・・に興味があります。

その由来、意味は?。

民俗学という学問らしいが、難しく構えなくても興味あることは知りたい~ということで手にしました。

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稲作の技術をもった中国江南地方の人々が宝貝という貴重品を求めて海上に乗り出し、島伝いについに日本列島にたどり着いた、という壮大な仮説である。(日本人の南方起源説)~解説~

 

正直、眠たくなる~箇所もありましたが、ニライカナイ・鼠の浄土(おむすびころりん)・浦島子(浦島太郎)・徐福伝説・・・の語句が出てくると、ゾクゾクします。

古代のロマン、ミステリー!。(本当に背筋がゾクゾク!怖面白い。)

 

アイの風(幸いを呼び込む風)

アエノコト(年神を迎える例祭)

三州奇談(白山にまつわる話)

~といった、石川県に関連する内容もあって、「海上の道」は日本津々浦々までつながっていた?ようです。

津も浦の水辺のことですね~日本語は奥が深い。

 

巻末に「知りたいと思うこと二、三」の章がありました。

民俗学の大家、柳田国男が77歳にして、まだまだ探求心旺盛であったことがわかります。

 

年齢に関係なく、ず~ッと学び求める気持ちは大事ですねー。


遠くへ行きたい・・・

秋(といっても既に晩秋)の行楽シーズンだが、遠出する機会はナカナカない。

新聞紙上等で、キレイな紅葉の景色を見て行った気になっているような状態です。

「ヨシッ!行くぞッ!」と、早い段階で日程や行先を決めて段取り付けていれば、今ごろになって「行きたいな~」なんて言うことも無いのは、自明の理。

遊びも仕事も同じですねー。

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どうしようかなぁ~、行けたら?行こう~なんて、優柔不断なダラダラ思考では、いつまでたっても目的(目標)へは至りません。

パッパッと判断、チャッチャと行動です。


投書欄

先日の新聞投書欄に、こんな内容がありました。

 

・・・私の住んでいる地域に、随分前にショッピングセンターがオープンした。

オープン当時は、ショッピングセンターそのものが珍しく、にぎわいをみせていた。

私も子どもを連れて通ったものだった。その子どもも成長した今、平日のショッピングセンター内はお客も少なく、フロアに空きスペースができたり、休憩コーナーができたりして、雰囲気も暗く寂しくなった感がある。

そのような状況になった原因には、少し離れた地域になるが、”戦艦大和”のような大型ショッピングセンターがオープンしたこともあるように思う。

新しいもの(施設)は、品ぞろえも多く、明るさや楽しさを醸しだし、買い物客はうきうき感も湧いてくる。

一方は、年数の経過とともに施設の老朽化も進んでいく。

ショッピングセンターそのものが、いずれそのような時間経過をたどる運命にあるのかもしれないと思う中で、街中にあった個人商店や中小ショッピングセンターが消え去ったことは事実。

大規模ショッピングセンターが資金力を発揮して、ますます繁盛するようになってくる。

商売そのものが、そんなものかと思うものの、昔ながらの商店街も消え、街中は大きなビルばかりになってしまう。

これでは個性のない街になってしまうような気がする。・・・

 

ドキッ!。

コ、コレは~ひょっとしてパレットのことでは?。

違ったとしても、鋭いお客様目線でよく観察し、考察されています。

ショッピングセンターは目立つので分かりやすいが、他の業種もほぼ同様かと。

 

最初は市場を独占。

強大な競争相手の登場。

設備老朽化。

設備への再投資。もしくは、新規市場開拓。

出来なければ市場から撤退・・・。

 

常に将来の展開を思い描いていないと、市場から弾きだされてしまう。

従来通りの繰り返しでは時代の変化についていけない。

ショッピングセンターも、企業も、街も。

 

※ 市場経済目線です。人の住む街(まち)は、ドロップアウトしません。


トーヨー化成工業 総合企画部付課長 森雄造

「懲戒解雇」高杉 良

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ずっと前から棚に積読状態でした。

でも、一旦読み出すと物語の場に居合わせているような感覚になります。

とても読みやすい。

タイトルがオドロオドロシイ勧善懲悪の経済小説。

 

携帯電話も、PCなんてモチロンない昭和56年~が舞台。

今なら、連絡を取り合うのは情報機器を使えば容易ですが、取次~取次でタイヘンだ。

著者の作品に登場する企業と事件は、実在モデルがあるケースが多いようです。

大企業の人間関係は、小説のようなのか?。

時代が変わっても、ドロドロ劇が繰り返されているのかも。

昭和の熱血サラリーマン、主人公の森雄造は、半沢直樹(チョッと古い)みたい。


里山にて

金沢近郊某所の里山風景(だと思う)。

風に揺れるススキが、どことなく物悲しさを感じる晩秋風景。IMG_5602.JPG

なぜか~この様なキレイなワケでもなく、殺風景で寂寥感あふれる場所へ行きたくなるのでした。

当然、クルマ通りも無く辺りには誰もいません。

鳥のさえずりと、何か工事の音が遠くから聞こえてくる~静けさ。

しばしこの原風景をボーッと眺め、伸びをする。

チョッとだけ旅気分。

リフレッシュ、再スタート。


最強プラス思考

金融機関のセミナーに参加。

「最強プラス思考のつくり方」 メンタルコーチ 飯山晄朗(じろう)氏の講演です。

県内高校生スポーツでメンタルトレーニングを行い、全国ニュースにもなった県大会で歴史的大逆転劇を演じ、甲子園出場を決めた高校を始め、数々の優秀な結果を出されています。またオリンピック選手のメンタルトレーニングを行い、メダル獲得に導いています。

以前から面識もあり、講演を聞いたことがありましたが、以前にも増して今回はストン!と腑に落ちました。

「難しいことはありません。構えないで、楽しく気軽に聞いてください!。」~講演前の一言が効いたか?。

 

指導する高校生たちが考えたというチームフレーズ、「常笑」「必笑」「笑耐夢」・・・。

「笑」はヘラヘラするのではなく、楽しく練習や試合に臨むためのキーワードです。

人は楽しいことでないと持続できない。(確かに)

常に楽しい気分にもっていくためには、先ず言葉、表情、動作を楽しくなるように変えること。

気持ちが先、ではなく行動が先。

行動を変えることで、気持ちが「楽しい」に変わっていきます。

後はその繰り返し。

 

スポーツも仕事も同様ですね。

楽しくなければいけない。

もっとも、無理やり楽しく!と、やってしまうとそれが負担になり長続きしませんが・・・。

自然に楽しくなるには、日々の行動の繰り返しがポイントです。

 

反対の「嫌やな~」を日々繰り返すと、心が表情が言葉が身体が行動が、そして結果も・・・負のスパイラルに陥っていく。

ヒトは思った通りの結果に導くよう、無意識のうちに行動してしまうといいます。

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おかげさまで、楽しい?日常を過ごしています。

あらためて何事も、楽しく行動する大事さを再認識。

嫌や~と感じることにも、楽しみを見出していきませう。

ムスッ・・・(-“-)としていても、いい方向にはいきません。


おれに関する噂

「おれに関する噂」筒井康隆

今から40年以上前の収録作ばかりながらオモシロイ。

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オモシロイ・・・というと作者はこう考えるだろう。

ひとくちにおもしろいと言うが、この人の言っているおもしろいとはどういうものをさしているのだ。

形式がおもしろい小説ということか、それとも内容か文章か。

そもそもおもしろいといって、では、どんなのだとおもしろくないのだ。

おもしろいとおもしろくないとの境界線はどこに引くのだ。

第一、おもしろさは受け手によって異なってくるし、時代によっても違ってくる。

そういう具合に千差万別のおもしろさがあるというのに、この人はなぜこんなに大把みなことを言うのだ。・・・(巻末解説文)

このように、言いまくられる解説に納得し、サラにオモシロイと思うのだが・・・。

 

個人の生活が新聞やTVニュース等のマスコミで報道される、本書タイトルの「おれに関する噂」は、SNS全盛の現代のようです。

本人と他人の夢と現実が入り混じる、幻想的かつ超現実的な「だばだば杉」。

描かれた当時の世相を揶揄したと思われる「幸福の限界」・「YAH!」・「通いの軍隊」は、かなりブラックです。

読みながら季節外れのヒヤヒヤを感じたミステリー調「熊の木本線」・「講演旅行」の怖さ、等々・・・。

いずれの作品も毒や批判、ナンセンスにあふれています。

 

月日が経っていても、オモシロイ?ものはオモシロイ。


大盛り注意

「めん処あかさか」にて、かき玉あんかけうどんをオーダーです。

食べられるだろう~と、タカをくくって大盛りにしたところ・・・。

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うどん到着の瞬間「うわッ!デカ!メガ盛り!」と、こころで叫ぶ。

食べても~食べても~うどんが減りません。

ミスった・・・。((+_+))

 

何とか完食にたどり着く。

そばの大盛りは大丈夫だったのだが・・・、うどん恐るべし。

 

と、いいつつも夕飯ごろにはしっかり空腹を感じる。

でも、食べ過ぎはいけませんね。


言葉は心の使い

11月16日の日経春秋は、言葉について書かれていました。

「言葉は身の文(あや)」(その人の品格をあらわす。)

「言葉は立ち居をあらわす」(その人の性行を示す。)

「言葉は心の使い」(心に思うことが、自然に言葉にあらわれる。)

「言葉多きは品少なし」(一言多い?。)

辞書を引くと、言葉をめぐることわざがたくさん出てくる。

口から出た言葉はその人の品性をあらわす。

心に思うことはつい口からでる・・・。

昔から人は言葉をおそれ、自らを戒めてきたに違いない。(春秋)

 

試しに辞書を引いてみました。

「言葉費(ついえ)」(むだに言葉を費やすこと。役に立たないことを言うこと。)

「言葉がとがる」(言葉の調子がけわしくなる。)

「言葉に甘える」(人の好意にしたがう。)

「言葉に花が咲く」(話がはずむ。話がはずみ過ぎて喧嘩となる。)

「言葉に針を刺す」(相手が言葉をたがえぬように念をおしておく。)

「言葉は国の手形」(ことばのなまりは、その人の生国をあらわす証拠である。)

「言葉を返す」(返答する。くちごたえをする。)

「言葉を飾る」(巧みに言う。いつわりを言う。)

「言葉を濁す」(はっきりと言わない。あやふやに言う。)

 

言葉には言霊(ことだま)が、宿るとも言います。

書面等の記録に残らなくても、記憶に残る言葉もありますねー。

 

たまに、言葉足らずで誤解を招くことも・・・。


明日は我が身?

高齢者ドライバーによる事故が多発・・・との報道。

実際、運転していて、変な動きをするクルマがいるなぁ~と思って運転席をチラ見すると、ご高齢と思しき方だったりすることがあります。

危ないな~と思うことも。

免許自主返納・・・危険の可能性を取り去ることは正しいとは思うが、その後の対策やケアは必要だし、強制であってはならない。

 

単純に「高齢ドライバー」 = 「悪い」という風に決めつけたらイケないのでは?。

生活の足として、高齢になってもクルマが必要な方もいらっしゃる。

また、若手ドライバーの危険運転もあるワケです。

禁止されているにも関わらず、電話やスマホしながらの運転を見かけることも。

自転車やミニバイクの危なっかしい運転もショッチュウです。

悲しいことながら、新聞のスミッコ記事には、飲酒運転の記事が絶えません。

 

便利さや豊かさを突き詰めて来たら、あちこちに矛盾や誤謬が生じて来た・・・は、高齢ドライバー事故の件だけでは無いと思います。

 

明日(将来)は我が身?の可能性も。


秘境なのか?

「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」 二宮敦人

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名前しか知らない「東京藝術大学」。

話題の書?、みたいなので読んでみた。

~入試倍率は東大の3倍!卒業後は行方不明者多数?謎に満ちた「芸術界の東大」に潜入した前人未踏、抱腹絶倒の探検記。~

・・・と、とてもキャッチーなコメントが気になったので。

本書で紹介された人物には、その方面で有名な方々もいらっしゃるのでネット検索すると、驚く?ような姿も拝見出来ます。

藝祭の光景は確かにカオス。

 

ただ、読み進めるうちに、おもしろ人物ファイルになってきたかな?。

芸術にはトンと才能もご縁もないから、ワカラナイだけだろうけど。

 

反面、あまり制約もなく自由活発、破天荒に好きなことに取り組む姿勢は、簡単に真似できることではありません。

未来の芸術・芸能文化の担い手は、やはり天才が多いのでした。


夢の色

夢の話です。

自転車(それもママチャリ)で、一人旅。

通りかかった学校のグラウンドの防球ネット裏を野球部のコーチらしき人物に「通らせてください」と断りを入れて自転車を押しながら進む。

宿のような目的地に到着。

そこがどのような場所だったかは記憶にアリマセン。

 

次の場面では、クルマを運転していました。

とてもキレイな青い海がみえる道を走っています。

しかし、クルマが大きいのか身体が小さいのか?前面がよく見えない上に、アクセルやブレーキに足が届いていない危なっかしい運転。

そのうちに海が道路に迫ってきて、路面と一体化して来た!。

オイオイ、じゃまないかいや!(;゚Д゚)・・・というところで目覚めます。

 

防球ネットの緑色と海の青さがアリアリと思い浮かぶのでした。

 

試しにネットで夢占い色(緑・青)を検索してみると、気持が安定しているということらしい。

でも、目覚め方がヨロシクありませんねー。

旅行願望もあるのかな?(←アルアル)。


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