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月別アーカイブ: 2017年1月

みんなつまらぬやつばかり

「無酔独言」 勝小吉

「困難な成熟」で紹介されていた一冊です。

著者は勝海舟の父親。

無酔独言.png

話し言葉のまま書かれていて、文法とかはお構いなし。たいへん読みにくいです。

~おれほど馬鹿な者は世の中にもあんまりあるまいとおもう。ゆえに孫やひこのために、はなしてきかせるが、よくよく不法もの、馬鹿者のいましめにするがいいぜ。~

 

破天荒で、向こう見ずで、怖いもの知らず。

お金の使い込みをしたり、工面に走り回ったり、踏み倒し?みたいな場面も。

支離滅裂、無茶苦茶ながらも、情に厚い親分肌。

江戸時代の親父像?とにかく潔いし、胆がすわっているし、生命力が強い。

こち亀の両津勘吉みたいです。

こんな人ばかりだったから幕末乱世を乗り越えられたのかもしれないな~。

 

小吉の教訓・・・男たるものは、決しておれの真似をばしないほうがいい。


小正月

新年になってもう半月経ったかぁ~と、オッサンの独り言。

若い時は、こんなモノの言い方はしなかったハズ。

日々、充実しているから時間経過を早く感じる?ということで・・・。

 

昨夜から久しぶりの降雪がありました。

しかしラクチンな冬です。 

でも、いくら何でも早過ぎやろーと思ったのが某所で見かけたコレ↓。

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マサに初春の光景。

フキノトウの黄緑色が鮮やか。

暖かい室内だからかー。

屋外でも地面から顔を出しているかもしれない。

捜してみますか。


旺盛です

早寝早起き~と規則正しい?生活を営んでいます。

運動不足は相変わらずですが、基礎代謝が旺盛なため?空腹感だけはしっかりとあります。

ここで、食べ物の調整をすればいいのだが、ついつい食欲にまかせて食べてしまう。

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かけそばを食べようと「めん処あかさか」の暖簾をくぐったら、日替わりメニューが天ぷらそばだったので、思わず注文してしまった件・・・。

 

美味しく頂きました。

まぁ生野菜を食べなきゃいけないので、サラダが付いているからいいか~と自己弁護を繰り返すのでした。


Yes,we can !.

オバマ米大統領お別れ演説の締め括り。

Yes,we can. Yes,we did. Yes,we can.

我々は出来るんだ。そうだ、我々はやり遂げた。そうだ、我々は出来るんだ。

 

見せ方が上手いというか、華々しさの中にも余韻を感じる演説でした。

人柄もあるのかな?。

 

 Yes,we can.~を聞くと思い出すのが、10年程前の子供向けアニメ「Bob the Builder (邦題 ボブとはたらくブーブーズ)」。

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主題歌や劇中で主人公ボブが仲間に言います。

Can you fix it?. やってくれるかい?。

Yes we can!.  もちろんさ!。

ボブは、リーダーシップの達人。

 

オバマさんは、ココから選挙用フレーズを得たのだと(勝手に)思っていました。


景気マインド

商工会議所の『かなざわ景気マインド調査』冬の部。

~当調査は景気に関連の深い動きを観察できる立場にある方々の協力を得て、景気動向を的確かつ迅速に把握し、景気動向判断の基礎資料にすることを目的としております。~

 

エッ?ワタクシなんかの意見なんて参考にならないと思いますが・・・。(正直な気持ち)

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毎回、調査票に記入することはあまり変わりません。

思ったままの景況感を答えています。

上向き感は無いですねー。(^_^;)

天気、景気も気分次第なんです。

カラ元気でも、出さないよりイイかもしれません。


サンマの丸かじり

「サンマの丸かじり」東海林さだお

久しぶりの丸かじりシリーズです。

 

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食事のときに音をたててはいけない。

・・・で始まる「禁ゴクゴク飲みの時代」で取り上げられるのは、ビールを飲む際ノドを鳴らすゴクゴク&蕎麦のズルズル音。

蕎麦は例外的(?)に音を立ててもイイはずなのだが、排除されつつあるのか?。

巷では、ラーメンを食べる際のズルズル音も、ヌーハラ(ヌードルハラスメント)とか言われて、嫌われつつあるようです。

食べ方も食文化の一部。

多少、ズルズル音がしようが、その方が美味しく感じられればイイじゃないか!・・・と思ふ。

まぁ~周りの状況を見て臨機応変に。

 

また「月見うどんの雪月花」に於ける、月見うどんの卵にいつ手を懸けるか?という論争(?)もヨカッタ。

個人的には、うどんの中に沈め半熟状態にして、中ほどにいただく(手を懸ける)のが好きです。

 

十分、面白いけど・・・僭越ながら、ややネタ創出に苦労していませんか?って感じがしますねー。(^_^;) 


スピードファクトリー

1月6日付 日経朝刊1面「断絶を超えて」

渡り鳥生産からの卒業~なくなる「世界の工場」の見出し。

人件費が安い地域ばかりだった生産拠点を本社のある国に戻す動きがある・・・。

その例として挙げられていたのが、泣く子も黙る(?)スポーツ最大手 アデイダス。

産業用ロボット&IoTを活用し、人件費に左右されない生産体制を持つ「スピードファクトリー」をドイツ国内に設け、24年ぶりにMade in Germayのシューズを生み出している~とあります。

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顧客が求める製品を素早く提供するために、ロボットによるスピーデイな多品種少量生産を需要地に近い場所で行う。

従来の大量生産・大量輸送・大量消費からの脱却。

成熟社会、先進国は徐々にこうなっていくか?。

これも地産地消ですねー。

記事だけで詳細は分かりませんが、単純にドイツ製シューズ復活はウレシイ。

高価だろうなぁ。


出初式

昨日、1月8日(日)午前6時半~上野八幡神社にて崎浦消防分団の安全祈願&梯子登り奉納。

昨年同様、天候に恵まれました。

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静まり返った早朝の境内に、演技者と支え手の掛け声と梯子の軋み音だけが響きます。

清々しく厳かな空間。

金沢市出初式は金沢城址公園内で行われるようになって、素晴らしいことなんだけど、な~んか観光色が強い対外イベント化した気がしますが、ここで行われるのは地元と分団のための儀式。

 

幸いにも大きな自然災害や火事はありませんが、近隣では連続放火と思われる事案が発生しています。

本年も平穏無事でありますように。


救急!

タクシー代わりに救急?実態調べます 消防庁が方針。

救急車の出動数が増え続ける中、総務省消防庁は、タクシーの代わりに出動を要請するなど必要性が低い利用の実態を調べる方針を固めた。不急の出動を減らすなど、効率的な運用につなげる。2018年にも始める。~

 

こういう報道がありました。

特に冬場は多いのでしょうかね。

パレットでも救急車を呼ぶことがあります。

近所の小立野署に救急車が配備されているので安心感があります。

 

先日の出来事。

急に倒れて横になっている方がいる!というので、救急通報した・・・と報告あり。

様子を見に行くと、その方は既に起き上がって「大丈夫、大丈夫」と話される・・・。

救急車が到着したものの結局は、そのまま戻ってもらいました。

 

何事もなく良かったのですが、前述の報道と重ねてみると・・・複雑。

必要性は高くなかったかもしれないが、現場からすると「即、救急車!」です。

以前に緊急救命を施す場面に居合わせたことがありますが、誰でも簡単にできることではない。

やはり救急車を呼ぶのが一番かも。

変に法律で枠付けしない方がいい。

当然、タクシー代わりなんて論外です。

こんなんが増えると有料化~へとマッシグラ。


断腸亭日乗

摘録 断腸亭日乗(上)(下)永井荷風 著

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永井荷風は38歳から79歳の死の直前まで42年間にわたって日記を書きつづけた。

断腸亭とは荷風の別号、日乗とは日記のこと。

(中略)

この壮絶な個人主義者はいかに生き、いかに時代を見つづけたか。~

~(上)表紙カバー~

困難な成熟」で紹介されていた中の一冊(二冊)です。

旧文体ということもあって、読み辛く時間がかかりました。

下巻に入ってからは慣れもあり、ややスピードアップ。

 

現代のブログ~SNSを読むようです。

胃腸が弱く、医者通いしている旨が多く綴られていますね。

それなのに、今も残る銀座や浅草界隈の飲食店へ毎日のように通っていらっしゃる。

失礼ながら、当時にしてもかなり破天荒な生活ぶりです。

自虐的な「断腸亭」という命名が、反骨精神も表しているようで興味深い。

戦前にありながら当時の政権や報道機関、日本人自体を批判しているところも。

小説家~アーティストと言われ歴史に名を残す人は、常人とは違うのかも。

でも~、好き勝手(に見える)して、うらやましい面も多々ありますねー。

 

1923年(大正12年)九月朔。

昒爽(こつそう)雨歇(や)みしが風なほ烈し。空折々掻曇りて細雨烟(けむり)の来るが如し。

日まさに午ならむとする時天地忽(たちまち)鳴動す。

予書架の下のお坐し『嚶鳴館遺草』を読みゐたりしが、架上の書帙(しょちつ)頭上に落来るに驚き、立つて窗(まど)を開く。

門外塵烟(じんえん)濛々殆咫尺(ほとんどしせき)を弁せず。

児女雞犬の声頻なり。・・・(中略)時に大地再び震動す。

身体の動揺さながら船上に立つが如し。・・・

関東大震災が克明に記されています。

下巻の昭和20年3月10日~の東京大空襲罹災についても同様。

夏前に戦争が終わる?8月には終わる?といった、ウワサがたっていたようです。

 

昭和34年(1954年)4月29日で終わり。(81歳??)

祭日。陰。・・・とだけ記す。

徐々に文字数が減っていく日記が哀しい。

 

現代ならば、どの様に記されていたのか?気になります。

また、永井荷風が通った飲食店巡りをしてみたい。

 

 


SALE!SALE!

某SPA(製造小売業)チェーンチラシの誘惑。

セール期間中、カシミアセーター通常9,990円(税別)が半額!。

通常価格でもカシミアなら決して高くはないと思っていたのに~、それが半額です。

早速、出向くも店頭ではかなり品薄だったが・・・辛うじて購入できました。

個人的にはヨカッタ~ヨカッタ~。\(^o^)/

 

でも、このような大幅ディスカウントが当たり前になると、そのタイミングでしか購入しなくなる。

このチェーンばかりではなく、他の小売業でも同様なのです。

折しも冬モノバーゲン時期。

ドンドンその時期は早まって来ました。

また、アウトレットモールが通年幅を効かせています。

ファッション衣料に関して定価・通常価格というのは、ディスカウント幅の基準という見方しかないのではないか?。

 

ディスカウント・・・という底なし沼。

カンフル剤としては有効です。

しかし、乱発すると~。


おかげさまで

夏が来ると「冬がいい」と言う

冬になると「夏がいい」と言う

太ると「痩せたい」と言い

痩せると「太りたい」と言う

忙しいと「暇になりたい」と言い

暇になると「忙しい方がいい」と言う

自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い

自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う

借りた傘も 雨があがれば邪魔になる

金を持てば 古びた女房が邪魔になる

世帯を持てば 親さえも邪魔になる

衣食住は昔に比べりゃ天国だが

上を見て不平不満に明け暮れ

隣を見て愚痴ばかり

どうして自分を見つめないのか

静かに考えてみるがよい

いったい自分とは何なのか

親のおかげ

先生のおかげ

世間様のおかげの固まりが 自分ではないか

つまらぬ自我妄想を捨てて

自分勝手を慎んだら

世の中はきっと明るくなるだろう

「俺が」「私が」を捨てて

「おかげさまで」「おかげさまで」と

「感謝の心」で暮らしたい

~作者不詳~

 

忘備録的に・・・。


ゆるモード

三が日を過ぎ、既に通常モードにはいっています。

帰省ラッシュ&混雑の報道を見て「あ~田舎でヨカッタ!」と思いつつ、ごちそう三昧?の日々がなつかしい?。

毎年、都心部や有名商業施設の賑わいを遠目にみています。(うらやましい・・・。)

新年は雪の心配もせずに、本当にラクチンな日々を過ごしました。(かえってあとが・・・。)

昨年末の健康診断の際に指導された、毎日の体重測定も慣れてきています。(数値は・・・。)

 

ということで、いつも通りリキまずにゆるゆると参りませう。(もともとリキんではいないか・・・。)

 


ムタムタなコメント

パレット初売りです。

以下は新春朝礼でのコメント~。

 

あけましておめでとうございます。

年始には相応しくありませんが、昨年は全国的に自然災害に見舞われた年でした。

当地でも、全国と比べると軽かったものの、強風による被害がありました。

また流通分野では、地方百貨店の閉鎖が話題になり、パレットにおいてもテナント退店がありました。

想定外という言葉は言い尽くされていますが、何があっても驚くことが出来ない時代です。

今までの延長が現在ですが、将来もそのままの路線で経過することはあり得ません。

本年も様々なことが起きるかもしれません。

そして、いいことばかりも続かないし、悪いことばかりも続きません。

人間万事塞翁馬。

すべて前向きに捉え、自らの研鑽の基としましょう。

本年も皆さまにとっていい一年でありますように。

~以上~

 


「愛」

 名将名言録 ~一日一言~ 一月二日

「愛」(兼続所用兜前立)直江兼続

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・・・武将の兜は防御という実用だけではなく、同時に自己の思想を示す道具でもあった。

(中略)この前立に「愛」の一字をつけたのが兼続である。

では、愛の文字は何を意味するのか。

現代的に解釈される男女間の愛ではない。では、愛の文字は何を意味するのか。

諸説あるうち、愛宕大権現愛染明王の軍神信仰を表すとする説が多いが、米沢の地では、為政者たる兼続の政治思想を表す、愛民、仁愛説が古くから語りつがれている。

 

某大河ドラマの主人公として有名になりました。(昨年の大河にも登場。)

情け深い心で民を思いやる為政者。

兼続が活躍した時代と現代とは比べようがないが・・・万民から慕われた方だったのでしょう。

 

何となく勇ましい論調を見聞きする機会が増えてきたような気がします。

「愛」も持ち合わせてほしい。

これは自らもですね~。


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