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月別アーカイブ: 2020年8月

葉月 晦日 サクサクッ!と

夏前から依頼書が来ていたモノ~最近になって依頼されたモノ・・・各種のお願い(寄附含め)を一挙に処理!。

すべて了承!ではなく、お断りも含めて~です。

先延ばしにしていても、ワルイこともないけどイイこともない。

どうせ寄付するならサクサクッと!した方がスピード感あって双方気持ちイイ。

ということで、スッキリ晴れ晴れ(暑くない程度で・・・)!。

 

もっと早くにすればイイだけなんだけど。

来月もサクサク動く(ゾッ)!。


首里の馬

「首里の馬」 高山羽根子 第百六十三回芥川賞受賞作

・・・この困難な社会情勢の中で、自分ごときがなにを、という思いは強くあります。できることは、今までも、これからも変わらずとても小さなことです。自分の小説の中に書かれている人はいつも、大きなことをしでかしているようでもあり、なんの役にも立たないことをしているようでもあります。でも、この大変な、たいていの場合においてひどく厳しい世界は、それでも、生き続けるに値する程度には、ささやかな驚異に溢れていると思うのです。・・・(受賞のことば)

 

沖縄~首里・港川にある『沖縄及島嶼資料館』で資料整理を、仕事の傍らになんとなく手伝っている主人公・未名子。

彼女の本業?も、ネット上で特定の外国人相手にクイズを出題するという変わった仕事。

出題相手の外国人のバックグラウンドや、突然に主人公の前に現れる宮古馬のヒコーキといい、ファンタジーに溢れています。

物語の根底に流れるのは、その土地の環境・人・文化・生物・歴史・・・。

・・・未名子のリュックに詰まっているのは、数日前まで資料館の中に在ったすべての情報だった。役に立つかどうかなんて今はわからない。でも、なにか突発的な、爆弾や大嵐、大きくて悲しいできごとによって、この景色がまったく変わってしまって、みんなが元どおりにしたくても元の状態がまったくわからなくなったときに、この情報がみんなの指針になるかもしれない。まったくすべてが無くなってしまったとき、この資料がだれかの困難を救うかもしれないんだと、未名子は思った。・・・

 

沖縄の歴史~戦争~米軍基地、先年焼失した首里城、そして毎年やって来る台風、さらには新型コロナ禍。

厳しい環境が土地と人を強くたくましく育んだ。

 

ほんわかファンタジー?の中にも、心を揺さぶる沖縄の声が聞こえます。


緑地帯~無法地帯

以前にも記事にしました~建物周りの緑地帯です。

このところの猛暑もあって?草がよく育ちます。

元々はクローバーだけだったのが、背の高い太い草がはびこってきました。

大きいモノほど、引き抜くのに力が要る。

加えて食品容器や包装被膜、ペットボトル等のゴミも草の中にあります。

大概、コンビニ由来のモノだったり・・・。

目に余るので片付けますが、ゴミの放置はとても悲しい。

怒りを越えて残念、悲しいといった感情です。(まー、今に始まったことではないが~。)

 

もっとも自分自身も、声高に正義を語ることが出来る存在でもないので・・・地道に片付けしよう。


成功がもたらす新しい現実

ドラッカー365の金言~8月28日

「幸せに暮らしましたで終わるのはおとぎ話だけである。」

 

 

・・・成功は常に、その成功をもたらした行動を陳腐化する。新しい現実をつくりだす。新しい問題をつくりだす。

成功しているマネジメントが、事業は何かを問い直すことは容易でない。議論の余地はないとする。けちをつけることを好まず、ボートを揺らすことを好まない。しかし、成功しているときに自らの事業を問わないマネジメントは、つまるところ傲慢であって、怠慢である。成功が失敗に変わる日は近い。

一九二〇年代にアメリカで最も繁栄していた産業が炭鉱と鉄道だった。いずれも、神が独占を与えてくれたものと考えていた。事業が何かあまりに明白であって、考える必要もないと思っていた。『マネジメントー課題、責任、実践』・・・

 

 

タマにドキリ!とするドラッカー金言。

成功・・・という状況ではないが、平穏のうちに日々経過していくことに浸っていてはイケナイ。

ましてや、現在はコロナ禍の中で状況が刻々変化している。

自らの事業を問い直す・・・簡単ではないし、今まで検討して来たカタチでもある。

それでも、問い続けなければならない。

 

酷暑の強い日差しに身をさらしながら考える・・・日陰に逃げ込むか、屋内へ移動するか、そのまま耐えるか・・・。


破局

第百六十三回 芥川賞受賞作 「破局」 遠野 遥

・・・時々、自分の実力を超えた文章が書ける。「破局」で言えば、主人公が彼女と北海道に行き、一本の傘にふたりで入る、入らないのやりとりをするシーン。特別なことは何も起こっておらず、あまり関心を持たれない場面かもしれない。が、私はこれを書くことができ、此度の受賞によってある程度広く読まれることを、嬉しく思う。この場面だけ読んでも、何もわからない。だから、最初から読んで欲しい。・・・(受賞のことば)

 

身体を鍛える場面が多いためか、以前に読んだ、同じく芥川賞受賞作「スクラップ・アンド・ビルド」の主人公・健人と、本作の主人公・陽介がダブります。

鍛えるヤツは、嫌なヤツ?が多いとか?思ってしまう。(偏見?ひがみ?著者もそれぞれ個性的だったり・・・あ~そう思う自分が変なのか。)

 

鍛えられた身体を持ち、公務員試験にも合格、プライベートも充実している順風満帆な主人公だが・・・不義(理)はいけませんね。

読み出すと止まらなくて、あっという間に読み切れました。(陽介みたいに調子にのった?。)

主人公とは、年齢や立場はマッタク違うが、戒めに?。

 

かくれんぼ~という遊戯は、自らの心を隠すということもあるのだろうか。


Heartが大事

ネット上で見つけた名言(迷言?)。

「トランプなのにハートがない、シンゾーなのにココロがない。」

某国の大統領と首相のこと?なのかは不明ながら、座布団あげて!って感じです。

心に残ったのでした。

お疲れ様でした!そろそろ変わる頃でしょうか?(と言ったら怒られる?)。

 

当ブログはニュートラルポジション(多分)です。(^_^)/


大分断

「大分断」 エマニュエル・トッド  大野舞 訳

・・・現代における教育はもはや、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになってしまった。高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、ポピュリズムを生んでいるーこれまで、ソ連崩壊、トランプ大統領の誕生など数多くの「予言」を的中させてきた著者は、こう断言する。・・・(本書カバー)

 

フランス人著者なので、フランス中心の内容が目立ちます。

かの国は元々、階級社会~教育は所属する階級の再生産のため。

日本への提言は少な目・・・ながら、う~ん過激な内容。

反政権寄りな方なんですかねー。

それだけ、危機感が強いという裏返しになるのかもしれない。

 

話題の本みたいですが~読んでいてツカレマシタ・・・(難解)。


社会の現実

私用で(行楽、レジャーではない)関東方面へ出かけた方のお話です。

勤務先に旅行期間と場所・理由を伝えたところ、帰沢後2週間の自宅待機を命じられたそうな。

業務上の出張でも同様なのか?。

感染拡大している方面は、ゆるやかなロックダウン状態と見なされています。

それだけ、新型コロナウイルスにナーバスになっている企業もあるということに、チョット驚き。

・・・当社がゆる過ぎるのだろうけど。

 

これがニュースタンダードとして、当たり前になったら何処へも行けなくなります。

谷は深いか・・・。


リクツなミラー

社内に鏡がありませんでした。

身だしなみチェックなんて必要ない!。

・・・でも、見た目も大事かな?ということで、鏡を設置しました。

ドア上部の隙間からドア本体に引っ掛ける軽いタイプの鏡です。

あらーリクツな。

 

殺風景な室内のアクセントにもなりましたねー。(^_^)/


そのうちに来るーず

金沢港クルーズ船ターミナルを訪問。

6月にオープンした市内の新名所?でしょう。

残念ながら、新型コロナ禍で肝心の大型クルーズ船入港は皆無・・・。

建物が立派なだけにガラ~ンとした内部がむなしい(見物人はそこそこ入っているが~)。

新たな海の玄関として大勢のクルーズ船客でにぎわうのは、いつの日か・・・。

(そのうちに船が来るーず・・・。)

 

タイミングが悪かった!としか言えないです。

年初に、誰しもこんな状況になるとは思いもよらなかった。

 

・・・このクルーズ船ターミナルと比較するのは適当ではないが、当社の事業は本当にタイミングよく進めることができたと思います。

あらためて安堵感に浸る。

ライトアップされたキレイな建物を見て思った、不謹慎だけど素直な感想でした・・・。m(__)m


延期が続く

金沢販売士協会総会~新型コロナウイルス禍で5月開催だったのが延期になり、今月開催予定・・・でした。

現在、市内感染が拡大傾向なので、再び延期となりました・・・。

次回は何とか・・・二度あることは三度ある?。

会場含め設営サイドは、コロナ禍に振り回され続けています。

本協会メンバーは特に感染リスクに敏感~のような気がします。(企業のリスク管理に敏感!。)

油断!した時が、最も感染リスクが高いのかも。

 

誰しも感染する可能性があり、現在はタマタマ感染していないだけなんです。


ここは何処?

旧盆明けのタイミングでお墓参り~野田山からの帰り道。

山側環状道路から入ったので、三小牛山方面へ抜けるつもりで走っていたが・・・林道に突入してしまう・・・いつもと違う道でした。

そのうちに見知った場所に出るだろう~と突き進むこと10分ほど・・・ナビ上では「平栗」と表示されています。

地名は知っていたが、来たことが無い場所。

道幅も狭く、野性動物が横切りそうな山道だが、舗装されているから大丈夫だろう・・・ナビ表示もあるし・・・多分。(^_^;)

こんなところに集落があるんだ~廃棄物処理場もあるな。

 

やがて、別所の見知った道路に至る・・・。

ヤレヤレ~ホッとしたと同時に、なんで道を間違ったのだろう?・・・気づいた時点で引き返すこともできたのだが。

摩訶不思議な真夏の出来事・・・(暑さボケか)。


地獄極楽図屏風

地獄の教え十選~金戒寺光明寺「地獄極楽図屏風」

先週、連載が終わった日経朝刊「地獄の教え十選」の最後は、地獄と極楽を描く仏教的宇宙感でした。

旧盆の時期に相応しい・・・?。

 

記事によると、屏風の右下が現世で左下が地獄で上方に広がるのが極楽浄土で、その間には海が広がっています。

現世~地獄=極楽浄土は遥か遠くにあるように見えるが、それぞれに船が用意され、現世から、あるいは地獄から船で極楽浄土へ向かう衆生の姿が描かれている・・・。

 

極楽浄土から地獄や現世へ向かう~といった変則バージョンもあるのだろうか?と、しょうもないことを考えてしまった。(浄土へは行けないな・・・。)

 

・・・この宇宙全体が仏の慈悲に満ちた「救済の舞台」であることが、ここには示されているのである。人生には苦悩はつきものだ。その苦しみゆえに、罪を犯してしまうこともあるだろう。しかし、最後には人は必ず救われる。そう信じて、私たちは日々の生活を送りたい。・・・

 

生きること自体が、罪を生んでいる源。

そうしないと生きられない存在である~なんて、なかなか考えることなかったです。


うずまき猫のみつけかた

「うずまき猫のみつけかた」 村上春樹

・・・アメリカのケンブリッジに住んだ ❜93年から ❜95年にかけての滞在記。ボストン・マラソンに向けて昂揚していく街の表情、「猫の喜ぶビデオ」の驚くべき効果、年末に車が盗まれて困り果てた話、等々なごやか(?)なエピソードの中に、追悼特集で報じられたニクソン元大統領の意外な一面や、帰国後訪れた震災後の神戸の光景がキラリと光る。・・・(本書カバー)

 

やがて哀しき外国語」の続編~。

安西水丸画伯のほんわか?イラストと村上夫人の写真が要を押さえ、いいアジ出している絵日記風エッセイです。

 

「欠けない満月がないように、トラブルのない生活もない」(ムラカミ・ピーターの法則)

 

内容は四半世紀ほど前だが、読みながら~ムラカミ・ピーターと同じ空間にいるような錯覚に・・・。

わりと最近まであった、古き良きアメリカらしさが残るアメリカの風景~を思い浮かべる。

と同時に、その頃の自分の境遇も思い出すのでした(コレまた月とスッポン!)。

本書を訪ねる「ハルキ・ツーリズム」も楽しそう・・・。

 

タイトルの「うずまき猫のみつけかた」通り、猫にまつわる話・イラスト・写真が目立ちます。

本書内にうずまき猫は存在したのか?。


水の味

坂村真民一日一言~8月17日  水の味

・・・水は実に単純である。その水の味がわかるまでには、何度か人は泥酔し、あるいは美食に耽るかもしれない。そうした美酒飽食の果てに、天地の恵みの水のうまさがやっとわかってくる。それはすべての飾りが取り除かれる時なのである。・・・

 

何度も泥酔・・・わかる。(^_^;)

美食はまだまだ耽る?ほどではないが・・・。

暑い最中に飲む、コップ一杯の冷えた水は身体に染み入るようで誠にウマい・・・水の味がわかるうちには入らないかもしれないが・・・。

 

水道の水、井戸水、ペットボトルの水~いろんな水があるが、水道水を直接は飲まない、という方も。

何はともあれ、水資源豊富な国土で良かったと思います。

 

近年多発している「水害」という重苦しく苦い味もあるが・・・。


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