月別アーカイブ: 2020年11月
霜月 晦日 モノリス?
2020年11月30日 ブログ
やや旧聞です。
11月25日付けのネットニュースでビックリ!。
米ユタ州の砂漠でモノリスが(ついに!)発見された?。
黒くない・・・メタリックだがモノリスかもしれない!と、勝手にワクワク!。
本物?のモノリスは1:4:9比率の直方体だが、報道によると三角柱らしい。
・・・柱は三角柱の形状で、赤い岩の地面から高さ約3.6メートルにわたり突き出している。地元当局が18日、上空からオオツノヒツジの頭数を数えていた際に発見した。 調査のために着陸したユタ州公安局の職員らは、「地面に建てられた金属製のモノリス」を発見したものの、誰が建てたかを示すものは見つけられなかったという。公安局は23日の発表で、「許可なしに連邦当局の管理する公有地に構造物または芸術作品を設置することは、どの惑星から来ていても違法だ」と冗談を交えて指摘した。・・・(Yahooニュース)
周囲が映画セットみたいな感じだが、本当の砂漠なんでしょう。
おそらくは地球上の誰かが立てたのだと思うが、このモノリスみたいなモノも本当?だったら・・・(ワクワク)。
どうせなら比率も合わせて本物らしいモノリスを立てて欲しかった~です。( ̄▽ ̄)
コロナ禍をも超越できる「超人類」へのカギになったかもしれない・・・来月への、未来への希望。
くそじじいとくそばばあの日本史
2020年11月29日 ブログ
「くそじじいとくそばばあの日本史」 大塚ひかり
・・・知られざる老人たちの歴史が今明かされる!「昔の人は短命」はウソ!老いてなお、力強く生きる老人たちがいた。現代人のイメージを覆す、昔の老人たちの強烈な人生を綴ったエネルギッシュな1冊!・・・(本書カバー)
何ともキャッチーなタイトルに惹かれて手にしました。
・・・「もともと、くそといふ国語の意味は、草、瘡、腐る、奇し、楠、薬、癖、曲、屎といふ言葉でもわかるやうに、香しきもの、異香を放つもの、奇しきもの、霊妙なもの、変はつたもの、腐つたものといふ意味をもつてゐる同系の言葉であつて、もとはくすといつたものらしく、沖縄ではいまも屎をくすと発音してゐる」(『古代厠攷』)といいます。神話には、イザナミ命の断末魔のくそから生まれた神もいて、肥やしよろしくモノを生み出すパワーもある。くそにはそんな、どちらかというとプラスの意味もあるのです。・・・(P.14)
~イザナミのくそ!から生まれた二神とは、(ハニヤスビコ・ハニヤスビメ)~大地の元、土の神。
嫌われながらも、避けることのできない必要不可欠な存在?=くそ。(説得力ないな?。)
ということで、本書に登場する「くそじじいとくそばばあ」は、秀(屁・・・)でたパワフルな人物が多い。
・・・ともすると子や孫に邪魔者扱いされがちな爺婆が生き抜くには、資産が重要です。それを獲得し、かつ守るためには、知恵が不可欠です。時には人を疑う猜疑心がなければ、オレオレ詐欺よろしく、人にだまされて取られてしまうことだって、とくに儒教道徳の普及していなかった古代や中世ならあり得ます。そう考えれば、ケチで狭量にも見える爺婆が昔話の主人公になるのも分かります。昔のヒーロー・ヒロインはくそ爺婆だったわけですよ。・・・(P.159)
神話やおとぎ話も一括りに「日本史」というワケにはいかないが、歴史に名を残す先人・先老はパワフルで、したたか~揃い。
だから歴史(言い伝え)として残るのだ。
工業試験場に行ってみた
2020年11月28日 ブログ
金沢商工会議所主催で「工業試験場に行って見よう!」というセミナーがあったので参加。
場所は知っていたが、皆目入る用事が無かったので純粋に興味本位です。
AI・IoT・RPA・5Gについての説明がありました・・・言葉を見聞することはあるが、大企業のもので零細企業~それも製造業でなかったら、かなり縁遠い存在かも・・・。
試験場内見学では、金属・樹脂・石膏の各種3Dプリンタ、レーザー肉盛積層装置を拝見(一部実演)。
今までは、高級ホビーみたいな3Dプリンタは見たことがあったが、コレらは本格的な実用に耐えうる超高級機器~それも石川県内産製品!です。
25センチ程度の立方体に納まるサイズのモノしかプリンタで製造出来ないようだが、興味深いモノを見せてもらいました。
そして、当たり前ながら試験場内の機器や備品は、キッチリと整理整頓されスッキリしています。
事故や検査ミスを防止するための基本の基本。
最新機器や技術に注目が行きがちだが、現場や仕事空間の環境整備の重要性をあらためて感じました。
何となく知っていることも実際に見ることで理解が深まる。
知らないことが少しわかる(わかったような気がする?)とチョッとウレシイ~。
参加出来て良かったです。(^-^)
月と六ペンス
2020年11月27日 ブログ
・・・ある夕食会で出会った、冴えない男ストリックランド。ロンドンで、仕事、家庭と何不自由ない暮らしを送っていた彼がある日、忽然と行方をくらませたという。パリで再開した彼の口から真相を聞いたとき、私は耳を疑った。四十をすぎた男が、すべてを捨てて挑んだこととは・・・。(本書カバー)
数多い、名前だけ知っていて、内容はマッタク知らない一冊です。
「わたし」が語る画家ストリックランドの半生。
ストリックランド(架空)=ゴーギャンかと思った(モデルにはなっていた)。
破天荒な画家人生を送るが、その作品はなかなか評価されない。
それでも、ストリックランドは絵画を描き続ける~不治の病にかかっても。
・・・ストリックランドには感謝も同情もない。たいていの人間に共通する感情が欠けているのだ。欠落しているといって責めても意味がない。それは虎を凶暴で残忍だといって責めるのと同じだ・・・(P.192)
そんなストリックランドの才能に魅せられ、とことん?支援する「わたし」の友人ストルーヴェがいる。
読むうちに、どこまでも徹底的?にお人好し、コンジョヨシなストルーヴェに自分を重ねていたり・・・(反省・自虐も含め)。
・・・タヒチでは、現地人もヨーロッパ人も、ストリックランドを変種の魚のように思っていたのだ。だが、この島には変わった魚などいくらでもいる。珍しくもなんともない。世の中にはおかしな人間がたくさんいておかしなことをしている。そんなふうに思っているようだ。彼らは知っていたにちがいない。人はなりたい姿になれるわけではなく、なるべき姿になるのだ、と。・・・(P.330)
人は、月にも六ペンス硬貨にもなれる・・・?。
ゴーギャン 「我々は何処から来たのか、我々は何者か、我々は何処に行くのか」↑
ストリックランドが、命の火消える直前に描き上げたのは、この絵のイメージだったのか?と思ふ。
艦Tube
2020年11月26日 ブログ
海上自衛隊のYouTube番組「艦Tube(かんつべ)」というのがあるというので拝見。
現在は、P3C哨戒機の離陸~飛行~着陸の3部作のようだが、今後も増えていくみたい。
PCの小さい画面で見ても、すべて本物なので、臨場感・迫力あります。
何度も見てしまう・・・。
・・・このYouTube番組誕生には、入隊者を増やす!という切実な課題があるらしい。
自衛隊全体の人員不足・・・特に艦船での長期航海を行なうには大勢の乗組員が必要です。
自衛隊だけではなく、警察・消防といった治安や安全維持に必要な組織も人員不足。
勤務時間も不規則で、身体の危険が伴うことが敬遠される原因のよう。
コロナ禍で、民間企業の採用が減る可能性があるため、就職・入隊希望者が増えるか?。
行政機関・民間企業ともに、将来の人口減社会にも備えなければならないのは一緒。
経済的にも、人材をも確保しつつ、難しいかじ取りをしなければならないのは、海上自衛隊だけではありません。
そして、ウチは・・・。^_^;
ミチクサ先生(170)
2020年11月24日 ブログ
11月22日(日)日経紙朝刊連載「ミチクサ先生」の挿し絵・・・。
夏目金之助の妻、鏡子さん。
・・・そこに鏡子がいた。縁側に座り、月を見上げていた。皓々とかがやく月光が、鏡子の面をあざやかに浮かび上がらせている。
なんと美しいものだ。
鏡子はいっしんに、秋の月を見上げていた。
この人は、こんなに美しかったのか。・・・
金之助と同時に?「美しい」とつぶやいています。
挿し絵がツボにはまりました。(福山小夜 画)
二次元がいいのか・・・。
なんで、北陸版はモノクロなんでしょう。 (^_^メ)
他人はどう思うか
2020年11月22日 ブログ
11月19日(木)北國新聞朝刊~きょうの言葉。
「自分の意見と世間の人たちの意見が同じとは思わない」ジョージ・ルーカス
言わずと知れた「スター・ウォーズ」シリーズの映画監督。
・・・おそらくこれは、創作する人間ならではの視点だろう。作家や映画監督は、作品を作っているあいだは読者や観客の反応をしることができない。そのため、「他人はどう思うのか」を意識して自分の仕事を眺める習慣が身についているわけだ。
しかし日常生活では、この視点がつい抜け落ちがちである。私たちが普段接している友人や同僚は、少しくらい意見が違っても、こちらに話を合わせてくれるものだ。そのため、自分の意見はごく一般的なものだと思い込んでしまう。ネットを通じて不特定多数の人間と接したり、常識が違う集団に属する人と折衝したりする際、これは危険だ。
無用な衝突を避けるためには、相手にとって自分はエイリアンだと思うくらいでちょうどいいのだ。・・・(矢口誠=翻訳家)
たしかに・・・言葉が違うとコミュニケーションすることすら難しい。
同じ言語下でも、価値観が異なっていると些細なこともトラブルになる(交渉決裂!コチラの方がややこしい)。
コラムでは自分がエイリアン~と書いているが、現実は相手をエイリアンと思う方が自然です・・・。
たま~に、エイリアンとか、キツネやタヌキとコミュニケーションとるのは苦労するな~なんて思うことも。^_^;
スター・ウォーズ劇中のように、ブラスターをぶっ放す!なんてことは出来ないので。
石川県GoToEatキャンペーン
2020年11月21日 ブログ
「石川県GoToEatキャンペーン食事券」を初めて利用しました。
クーポン一冊で、2,500円分がお得~。
外食機会が多いので、これからも利用させていただきますが、外食しない方にとっては不公平感が強いかも・・・。
利用不可の店舗もあるし。
以前にあった地域振興券~金沢市商店街プレミアム商品券(20%増し)を思い出しました。
特に2015年8月のプレミアム商品券販売時のドタバタ?は大変だったなー。^_^;
現在、市内の各商店街でもお得な商品券が発売~利用されているようですが、混乱は無かったでしょうか(無事で何より・・・)。
小売・飲食店向け支援策が目白押しです。(旅行・観光業も)
経済を回す・・・政策に振り回されているな・・・。^_^;
日本史サイエンス
2020年11月19日 ブログ
「日本史サイエンス」蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る 播田安弘
・・・文永の役で日本を危機に陥れた蒙古軍は、なぜ進撃を続けず、一夜にして兵を引いたのか?(蒙古軍は上陸戦に失敗していた!)
明智光秀を討つために羽柴秀吉が中国地方から高速で戻った「大返し」は、なぜ実現できたのか?(秀吉には十分な準備があった!)
莫大な国家予算を投入して建造された戦艦大和は、なぜほとんど出撃しないまま沈没したのか?(大和には活躍できない理由があった!)
エンジニアが「数字」を駆使して謎にせまる!・・・(本書カバー)
船舶設計者である著者ゆえの、船にまつわる推理が面白いです。
蒙古襲来は、当時の造船・航海技術では船酔い者続出で戦にならなかった。
秀吉の「中国大返し」は、2万もの軍勢を8日間で220キロ移動させることは、一部を海上輸送させても不可能。
戦艦大和は運用方法に問題があった(戦力逐次投入や燃料節約のため?・・・)。
真実はワカラナイが、こういう想像やIF?の世界は楽しい。
戦国時代以前~、文献記録は残っているものの、勝者による意図的な記録多し。
戦後75年~経過、戦艦大和に関する記録は多く存在するが、真実の他に政治・思想的、これまた意図的に伝えられしまうことも?。
そんな中にも著者の「大和愛」を感じます。
伝説や奇跡・思想を排除・・・数字は真実(多分)を語ることを知りました。
2021年の手帳
2020年11月18日 ブログ
今年も来年の手帳を準備する時期がやって来ました。
2021年は、同様の型番で色違い(グリーン?ナイトフォレスト)を選択。
約一年間使用してみて、このサイズが使いやすい。
今年は、春先~夏にかけてコロナ禍の影響で、手帳の空欄や予定キャンセル続出でした・・・。
来年は?基本的な状況は変わっていないので、ユルユル~とまいりますか。
空欄が目立つと、不安や仕事していないみたい?と思っていたのはコロナ以前のことです。
これからは、予定を入れたり管理・記録するという手帳というよりも、日々の思ったり、感じたことを、より多く書き込む使い方にしていこうかと思います。
これは、手書きの利点。
バッテリー切れの心配も無いし、地面に落としても壊れない。