月別アーカイブ: 2021年10月
神無月 晦日
2021年10月31日 ブログ
年間でもっとも好きな月の10月は、時間経過がとても早く感じるのでした。
特に今年は「まん延防止重点措置」解除に伴い、皆無だった各種会合・会食予定が堰を切ったように、どっと入ってきています。
「急に大丈夫かな?」と不安半分ながら、外出機会が増えました。
今のところ無事?・・・。
去年の今ごろも、コロナ禍の一服感とGOTOトラベルキャンペーンで、やや浮ついていたかもしれません。
ふたたび、嫌なぶり返しが無いこように気を付けたいと思います。
そして、本日(10月31日)は当社決算期末。
予定外の修繕発生がありましたが、おかげさまで、ほぼ当初予想通りの内容で迎えることができました(ヤレヤレ~)。
来期は~と言っても、今日までの積み重ねの連続なので特別な計画は無い?予定ですが、日々の業務が成り立つ環境への感謝は、忘れないようにしたいですねぇ。
ありがとうございます。(人”▽`)
ヘレン・ケラーとハチ公像
2021年10月30日 ブログ
日経紙連載「犬と日本人 十選」(7) ヘレン・ケラーとハチ公像
・・・家族の一員として心からかわいがってくれた飼い主、上野英三郎東京帝大教授が脳出血で急に亡くなった後もそれを知らず渋谷駅で主人の帰りを待ち続けたことで知られる秋田県大館生まれの忠犬ハチ公。有名な像は彼の存命中に造られ除幕式には自身も参列していた。・・・
現在のハチ公像は2代目で、1948年8月に再建されています。
画像は、秋田犬を飼っていたヘレン・ケラーが2代目ハチ公像を訪れて、なでている様子。
・・・ヒトとイヌとのつながり、今日の障がい者支援と動物愛護の原点の一つにみえる。・・・
著名な社会福祉活動家とハチ公のつながりを初めて知りました。
画像が撮影された頃(1948年9月)は、まだまだ両者ともにその理解が始まりつつあった時期かと思います。
その後、70年以上経った現在でも悲しい事件が起こっている。
・・・日経紙地方版の画像や挿絵にカラーが少ない!と不満を持つことも(タマに)あるが、この画像原版はモノクロだと思います。
だからモノクロ掲載は当たり前なんだが、ジッと見て、モノクロ画像だから想像できる事ってあるなーと思ふ。
「唐蘭船持渡鳥獣之図」阿蘭陀狩犬
2021年10月29日 ブログ
日経紙連載「犬と日本人 十選」(6) 「唐蘭船持渡鳥獣之図」阿蘭陀狩犬
・・・特有な柄をもちスマートさと鋭さを感じさせるのが阿蘭陀(オランダ)犬である。猟犬(狩犬)が大半を占める。それは目つきからも感じられる。ふわふわ感やほのぼのした雰囲気を醸し出す日本犬とはだいぶ違う。享保の改革で知られる8代将軍吉宗(在位1716~45年)が活躍した時期に多くのイヌが幕府の注文に応じて渡来した。クジャクやゾウなどの動物も来日したことが知られている。実際、吉宗はこうした洋犬を使った鷹狩を行ったという。・・・
図のただし書きには、牝 高さ一尺八寸(約68センチ)長さ二尺五寸(約95センチ)とあります。
短毛で筋肉質な猟犬~オランダ船に乗って来た他国産の犬種かもしれませんね。
躾や猟犬としての訓練は、日本語で行われたのでしょうか?。
欧州から多くの経由地を経て、長崎~出島にたどり着いたのだと思いますが、イヌも・・・特にゾウにとって、当時の船旅は辛かっただろうなぁーと容易に想像できます。
途中で力尽きた人や動物は多かっただろうな・・・。
DX
2021年10月28日 ブログ
電子取引の取引情報に係る電磁的記録の保存
所得税(源泉徴収に係る所得税を除く。)及び法人税に係る保存義務者は、電子取引を行った場合には、財務省令で定めるところにより、当該電子取引の取引情報に係る電磁的記録を保存しなければならない。(新法第7条)
・・・令和4年1月1日以降、電子取引の取引情報を受領した場合は、すべて電子データとして保存する必要があります。・・・
なんだか~難解な表現ですが、メールで届いた請求書は「電子取引」ということで、データとして保存しなさい・・・ということのようです。
もう間近に迫っている!。
会計事務所巡回監査の際に言われました。
紙の請求書はスキャナで読み取って、画像データとして保存することも勧められる。(メンドクサイ・・・。)
関係ないと思っていた、DX(Digital Transformation)がやって来た。
そのうち、データから読み取って仕訳記帳も自動化されるようになる。
便利になるのでしょうね~省力化が進みます。
コロナ禍で広まったテレワークとも相まって、オフィス需要は減る可能性がありますね。
急激な変化とはならないと思うが~。
遥か遠くの出来事かと思っていたら、意外と身近にDX波が迫っていました。(^_^;)
長沢芦雪「降雪狗児図」
2021年10月27日 ブログ
日経紙連載「犬と日本人十選」(5) 長沢蘆雪「降雪狗児図」(部分)
この絵は「奇想の系譜展」で、実物を見たことがあります。
可愛らしいイヌ(ワンコ)が二つ・・・「降雪ワンコ図」の方がマッチしている?。
先日来~連載をもとに記事を書いているが、回が進むにつれて、このような絵画を実際に見る機会が早くほしい!との願いが増しています。
実物を鑑賞すると、ヨクわからないなりにも、画のおかげで心が豊かに?なるような気がするのでした。
銘(柄)をありがたがっているだけかもしれないが、満足感はありますね。
東京・中野区役所前犬像
2021年10月24日 ブログ
日経紙連載「犬と日本人 十選」(3) 東京・中野区役所前犬像
徳川5代将軍綱吉(1646年~1709年)による通称「生類憐みの令」に基づき、江戸・中野に「犬屋敷」が作られたといいます。
・・・1991年、東京・中野区役所の横には満ち足りた食と時間が与えられた当時の様子を伝えるイヌの像5体が設けられた。・・・
小説「最悪の将軍」を思い出す。
近年、再評価される徳川綱吉~生類憐みの令。
イイ、ワルイ~を明確にしなくても、グレーゾーンがあったり、見方を変えることで悪いことばかりではない・・・もあります。
多様性(ダイバーシティ)~理解のさきがけだった?。
狗を抱く童子図
2021年10月22日 ブログ
日経紙連載「犬と日本人 十選」(2) 俵屋宗達「狗を抱く童子図」
・・・唐子と呼ばれた中国風の服を着た子どもがイヌを抱きかかえ、両手で足をしっかり握っている。独自の技法を駆使したリアルな画面構成だ。・・・
しゃがんだ子供は、ひざ上にイヌを乗せて両脇に抱えて前足をつかんでいる~と思われます。
前足だけつかんでいたら、動物虐待?にも見える。
絵のイヌは、あばれているようには見えないので良かった。
本文中に、俵屋宗達は石川県内出身とありました。
リンク先のウィキペディアには、宝円寺(金沢市)に墓石があるとの表記もあり、驚いています。(伝承)
加賀藩とは、何らかの所縁があったのですね。
本題は「狗」とありますが、文中は「イヌ」となっています。
「犬」でもいいのに「イヌ」。
「狗」は矮小な存在な感じがします(ネガティブ感)。
また、絵をジッと見ていると、子どもの大きさと、犬の身体の割には手足が太いことから想像して、やや大型犬の子犬かもしれない。
「子犬」「犬」と書くより「イヌ」と表した方が、身体の大きさの幅が広がるような・・・。
キョトン~とした「イヌ」の表情が愛らしい(童子より・・・)。
天災は忘れた頃にやってくる
2021年10月19日 ブログ
2021年10月17日(日)日経文化面コラム~うたごころは科学する~坂井修一
・・・「天災は忘れた頃にやってくる」。物理学者で随筆家でもある寺田寅彦の有名な言葉だが、もうひとつ、彼には「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向がある」というものある。こちらはそれほど知られていないようだ。・・・
先日、携帯電話キャリアのシステムトラブルで、通話はモチロン、メール、支払い・決済等が出来ずに、社会・経済活動に支障をきたし、復旧にも時間がかかった・・・件がありました。
普段から当たり前に使っている機器が、突然使えなくなったら焦ります。
当方、使用キャリアも違い、スマホ利用も最低限レベル?なため、へーそうなんだ的に見ていたが、よくよく考えたら一大事。
・・・社会を支える物理インフラや情報システムが高度であればあるほど、これが破壊されたときの損害は大きい。道路や鉄道の不通。断水。停電。情報通信の遮断。医療崩壊。・・・
物理的に建物や設備を破壊しなくても、ネットワークを攻撃するサイバーテロは、このようにインフラを使用不可にしてしまう。
意図的ではなくても、地震等の自然災害が原因の場合もある。
太陽磁気嵐が巻き起こす、キャリントン・イベントなる災害を知ったのは、ちょうど昨年の今頃です。
コロナ禍が、おそらく収束に向かいつつあるこの時期で、安堵の気持ちが大きいが~あらためて「天災は忘れた頃にやってくる」なのか。
黒歴史
2021年10月17日 ブログ
テレビを見ていたら、芸能人の黒歴史写真を挙げ、本人コメントを交えて、笑い飛ばす?内容がありました。
現在も活躍中の芸能人ですから「黒歴史」と言っても悲惨なモノ?ではなく、ネタになる程度のものだったと思います。
そもそも「黒歴史」という言葉自体が、消し去りたい過去~のような軽いニュアンスで使われている。
「黒歴史」より深刻な?「暗黒時代」という言葉もあります。
でも~その内容がT・P・Oによってはシャレにならないことも・・・ある?。
さて、自身の過去を振り返ってみると~「黒歴史」「暗黒時代」の繰り返しだった・・・。
もっとも自分が思うだけで、周りはそういう見方では無かったかもしれないが・・・でも、やはりブラックだったのだと思ふ。
現在も、将来に振り返る機会があれば・・・ホワイトかグレーかブラックか・・・。
まぁ~、ぜーんぶひっくるめて「自分」なのだから、白黒ハッキリしなくてもいいのかな。
また、かえってメリハリ有っていいのかもしれません。
前向きに捉えたい。