月別アーカイブ: 2022年4月
卯月 晦日 ムシできない
2022年4月30日 ブログ
世間はゴールデンウィーク真っ最中~ということですが、相変わらず連休とは関係ない日常です。
幸い昨年までの外出自粛「ガマンウィーク」からは、開放されたようですね・・・。
・・・さて、朝のテレビ番組で、本日の運勢をランク付けしているコーナーがあります。
普段は気にも留めないが、タマタマ見ていたら星座占いで下位ランクでした~。
基本、無視~気にしません。
おそらく「気をつけてください!」ってことなんですね・・・と、その際は思っていたが、しばらく経つと、はるか~忘却の彼方です。
その日の午後、歩道を歩いていたら首筋の方から虫の羽音?が・・・ガサッ!・・・すかさず手で首筋辺りを払いのけました。
何の手応えもなく静かになったので、虫は何処かへ飛んで行ったのだなー。
その後、会社に戻りマスクを外したら・・・ン?この匂いは・・・どこから?。
コレはカメムシの匂い!・・・さっきの羽音はカメムシだった!。
急いでシャツを脱いで襟元を嗅ぐと・・・クサイ。
これまたタマタマ、クリーニングから戻ったシャツがあったので着替えました。
ほのかに首筋からも匂う・・・消毒用アルコールを首筋と手に大量スプレーして拭い取ると、多少は和らいだ?か。
今朝の占いランクがよみがえりました・・・。
あらゆる動植物の活動が活発になる時期です。
来月も注意を怠らずに・・・。(^_^;)
日本標準時子午線
2022年4月27日 ブログ
明石市は日本標準時子午線(東経135度線)が通る場所~と、はるか昔に社会科で教わった記憶が・・・。
Japan Standard Time Meridian (J・S・T・M)
その場所(標準時表示)へ来て、やっと意味を理解した?かも(アヤシイかも)。
グローバルな時間と位置関係の基準がここにある。
現在では原子時計~GPSのおかげで、超正確な時刻や位置が瞬時に分かるが、かつては天体観測や実測が必要で大仕事だった。
全地球的な時間や位置の基準は、当時の覇権勢力である大英帝国によって作られたものかと思います。
覇権~の中身が複雑・多様化している現在でも、この基準は変わらない。
平家物語~諸行無常ツアー?でありましたが、旅の終わりに変わらない存在と出会えてヨカッタ。
あらためて同行各位に御礼申し上げます。m(__)m
五色塚古墳
2022年4月26日 ブログ
敦盛塚から、しばらく移動~五色塚古墳へ。
4世紀末から5世紀初め築造されたとされる前方後円墳で、昭和50年代に復元整備されて現在に至る。
なぜか?以前から古墳が好きで、以前に訪れた石舞台古墳では舞い上がっていました。
平野部に樹木がこんもりと密集している光景を見ると、あの小山は古墳では?と目を凝らしてしまいます。
古墳の全面に葺石が施され円筒埴輪がおかれた姿が目の前に・・・思わず円墳部の頂まで続く階段を駆け上りたくなる衝動?をこらえ、古墳管理事務所で見学手続き(見学料かかりません!)。
外周を歩き円墳部の頂から方墳部を眺める・・・こんなにも巨大な構築物が、4世紀~5世紀にかけて造られたのか~感激!。( ;∀;)
明石海峡が目前に迫るこの場所は、古代から交通の要所だったのです。
海峡を通る船から見える五色塚古墳の威容は、当地のランドマークとなったのだろうなー。
でも、これだけの古墳を造る力がありながら、被葬者はわからない。
また、復元前の古墳一帯は松林や畑になっていたといいます。
強大な力を誇った古代の権力者も、時の流れとともにやがて忘れ去られてしまった・・・。
時代を超えた平家物語の諸行無常~盛者必衰~の世界観がここにも。
営業電話
2022年4月25日 ブログ
以前にも、メールやDMが届いていた各社からのM&A案件?。
電話もかかってきました。
「・・・御社と資本提携を希望されている企業がありまして・・・。」で始まる、トークはメールやDM文面と同じです。
まぁー、せっかく勇気を振り絞って?担当者は電話されていると思いますので、ひと通りのセリフを聞きますがー。
午前中の予定が迫っている時間だったこともあり「マッタク興味ございません!」と一蹴してしまいました。
他の時間帯だったら、多少はお相手できたかもしれません(結局、断る)。
電話先の担当者氏も、ほぼ100%に近い割合で断られているでしょう。
極々、稀にヒットするかもしれません。
もしかしたら、もっと確率が高いのかもしれませんが。
テレアポ業務は相手が見えないだけに、心無い言葉を受けたりすることも多いかと~結果として心身をすり減らすことも。
時期的に新人教育の一環なのかなー。
敦盛
2022年4月24日 ブログ
「一ノ谷敦盛卿之墓」~敦盛塚へ。
源平合戦・一ノ谷戦で熊谷直実に打ち取られた平敦盛を弔う石碑があります。
須磨は平家由来の場所が多くありますが、今回は敦盛塚のみ訪問で後は次回?にとっておくことに。
須磨鉢伏山から眺めると、穏やかな瀬戸内海~神戸の街並み、明石海峡大橋が見えます。
その麓にはかつての古戦場跡・・・当時から交通要所~だったのだなぁ。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも、源平合戦クライマックスのひとつとして描かれるでしょうね。
その場面が訪れたならば~当地を思い出し臨場感を味わえるかも?。
そして「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり、一度生を享け、滅せぬもののあるべきか・・・」の一節も思い浮かびます。
長田神社~事代主神
2022年4月23日 ブログ
1995年の震災で倒壊した映像のイメージが強い「長田神社」ですが、2000年には見事に復旧しています。
震災時には避難場所として神社内を開放したということで、マサに大事な地域インフラとしての神社。
初参拝できてよかった~ということで、初めましてのご挨拶と、参拝が叶ったことへの感謝を申し上げる二礼二拍手一礼。
周囲は下町っぽい雰囲気です。
祭神の事代主神(コトシロヌシ)は商工業の守護神・開運招福・厄除の神。
「恵美主さま(コトシロヌシ)」とも言われるが、先日の和田神社・蛭子大神とは同一ではない?。
海からやって来る(漂着する)「寄り神信仰」が根底にあり、神話(ヒルコ)と民間信仰(エビス)が習合したらしい?が、事実はどうなのでしょう。
福の神だから?たくさん、おわしてもいいのかもしれないが、とても興味深い「蛭子大神」≒「エビス」≒「事代主神」の古代に思いを馳せるのでした。
Made in Myanmar
2022年4月22日 ブログ
ハイクオリティー&ロープライス、かつデザイン性にも優れるという、非の打ち所がない商品で脚光浴びる某チェーン店で商品を購入。
確かに評判通りです。
数点購入することにして、素材表示タグを見ました。
「China」と~そこにあったのは「Myanmar」の文字。
軍事政権による人権侵害問題でニュースになるミャンマーか・・・。
中国新疆自治区で栽培される綿花がウイグル族の強制労働によるものではないか?と、問題視されたのは記憶に新しいです。
アパレル各社は、新疆産の綿を使用しない~との動きを取りました。
・・・ミャンマー製ということは、軍事政権寄りの企業工場で生産されたと考えられるのでは?。
生産量が多くないので問題化しないのか。
商品はとてもいいのです。
気にしなくてもいいのかもしれないが、チョット気になった生産国タグ。
チャべチャべと・・・。
和田神社~蛭子大神
2022年4月21日 ブログ
「和田神社」~平清盛が大和田泊修築時に事業の無事と繁栄を祈願。
神代に、蛭子大神が淡路から和田岬(神戸)に上陸し鎮座した場所が「蛭子の森」と呼ばれていたという・・・。
こちらには蛭子大神(ヒルコ)がいらっしゃいました。
その御名をお聞きしただけでゾクゾクします。(・∀・)
それは豊穣をもたらしたのか?招かねざる存在だったのか?・・・想像~妄想がかき立てられます。
多分、ラッキーヱビスだったと思いますが・・・どうだったのでしょう。
また、今回は訪れませんでしたが、兵庫県内には同じく蛭子大神をお祀りする西宮神社があり、そちらとの関係性も気になりますー。
天台宗 能福寺(平清盛廟)
2022年4月20日 ブログ
平清盛廟と兵庫大仏(マイナー?)がある能福寺は、清盛が出家した寺だそうです。
ようやく平家巡りは、緒についたばかり。
ドラマでは敵役として描かれることが多いが、地元では大和田泊開発や福原京遷都を目指したことで偉人扱いかと。
所変われば品変わるです。
・・・由緒ある寺院なんですが、なんとなくキワモノをみるような見方をしていました。
拝観料なんか無いんですが~大仏のせいかな・・・個人的偏見ながら、とても失礼な見方で申し訳ないです(罰当たり)。m(__)m
自分の心根が神仏の見方に反映されるのかなー。
河北潟の水辺にて
2022年4月19日 ブログ
ボランティアで、河北潟の清掃活動!・・・と、エラそうに言っても1時間程度ですが~。
コロナ禍や悪天候による中止で、2年ぶりに開催~参加しました。
相変わらず~というか、様々なゴミが潟の水辺に漂着しています。
プラ樹脂系のゴミや破片が多いですねー。
マイクロプラスチックゴミが及ぼす悪影響の大きさを目の当たりに・・・。
また、数匹ながら魚が浮いているのは、水質悪化のためか?。
こういったゴミ拾いや公で行う清掃活動に、少しでも参加した経験があればゴミや吸い殻のポイ捨ては出来ないと思います(多分)。
清掃終了後は天候も良かったので、清々しさと心地よい疲労感があったのですが、積まれたゴミの山を見ると、達成感?があるものの~ヤレヤレ感の方が増します・・・。
湊川神社(楠公さん)
2022年4月18日 ブログ
今回も平家~とは関係ないが、明治5年(1872年)に鎮座した楠木正成を祀る「湊川神社(楠公さん)」参拝。
楠木正成は、鎌倉幕府の倒幕に動いた後醍醐天皇を支えた忠臣とされています。(拡大解釈で平家と関係あるのかも?)
また、幕末から維新にかけて、精神的支柱として多くの勤王志士が、神社内にある徳川光圀公の筆による墓碑の「嗚呼忠臣楠子之墓」を訪れたという。
湊川神社も都会の真ん中の厳かな佇まい。
鎌倉時代後期~南北朝期の歴史は、よくわからないが湊川神社を訪れることで初めて得る知識もあります。
今更ながら本当に知らない事が多すぎる。
それにしても「嗚呼忠臣楠子之墓」とは凄い表現です。
言葉にならない程に感激したのでしょうか。
働かないアリに意義がある
2022年4月16日 ブログ
「働かないアリに意義がある」 長谷川英祐
・・・アリの巣を観察すると、いつも働いているアリがいる一方でほとんど働かないアリもいる。働かないアリが存在するのはなぜなのか?ムシの社会で行われる協力、裏切り、出し抜き、悲喜こもごもー。コロニーと呼ばれる集団をつくり階層社会を営む「真社会性生物」の驚きの生態を、進化生物学者がヒトの社会にたとえながらわかりやすく、深く、面白く語る。・・・(本書カバー)
人間とアリを同レベルでみるワケにはいかないが、自然~生物というのは誠に上手いこと出来ているなーと思いました。
だから、現在まで継続している。
「働きアリ」「兵隊アリ」は便宜上人間が与えた名称で、真実は「働かない働きアリ」や「戦わない兵隊アリ」がいたりして、もっと複雑なんです。
個より種(全体)を優先しないと前へ歩めない~これが「進化」でもあるという「不都合な真実」?も。
・・・進化は永遠に終わることのない過程ですが、もしも「完全な適応」が生じれば進化は終わります。(中略)全能の生物がもしいれば、どのような環境でも競争に勝てるため、世界にはその生物しかいなくなるからです。進化とはそんな、存在しない「神」を目指す長い道行だともいえるでしょう。と同時に、なぜそのような生物が存在しないのか、理由を考えることも、生物を理解するうえで大切な姿勢だといえるでしょう。・・・(P.186)
生物学は「神」の領域を垣間見る学問だと思いました。
働かないことを正当化?する内容ではありません・・・。(^_^;)