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月別アーカイブ: 2022年12月

弐千弐拾弐年 大晦日 除雪考

アルビス笠舞店内の駐車場内に積み上げられていた雪山が、一部を残して撤去されました。

自然に溶けていたのかもしれませんが、歳末セールのために一刻も早い駐車枠確保が必須だったようです。

地域拠点店舗の対応としては当たり前。

・・・当たり前のこと~と思いますが、以前の商業施設管理時には、雪山を崩して他所へ運び去ることはしなかったし、出来なかったことを思い出す。

溶けるのを待つか、少し雪山を崩すのが関の山。

費用面がネックだったな・・・いまさら、言い訳っぽくなりますが。

積雪はしょうがない!で思考停止していた面も。

判断とそのタイミングですね。

費用面は、後からでもなんとかなったかもしれない。

サスガは上場企業だなーと思う反面、我々でもやりようがあったのでは?と、数年遅れての反省しきりです。

新年は適時判断できるように!。

 

ということで、今年もムタムタ綴ってまいりました。

よいお年をお迎えください。

ありがとうございます。(^^)


ポップアップストア

12月28日(水)日経紙15面~。

「ポップアップストア」活況

・・・ショッピングセンターや商業ビルで期間限定営業の店舗を誘致する動きが広がっている。丸井グループが対象の売り場面積を2倍以上に広げるほか、イオンモールでも引き合いが増えている。電子商取引(EC)で買い物する消費者が増えるなか、若者などに人気の新興ECの誘致につなげて施設の魅力を高める。新興ECにとって好立地で営業できるメリットがある。商業施設の新しい運営手法として定着する可能性がある。・・・

 

「ポップアップストア」~という言葉をよく聞くようになっています。

商業施設の空スペースを使ったり、共用部で営業している場合も見かけますねー。

以前からあった臨時催事~スポット契約~と同じかと思っていたら、店舗側と施設側の思惑がサラに一致してきたようです。

 

ポップアップストアが施設内既存の同業種店舗より有名だと、なんらかのシコリ?が残るかも・・・なんてセコイ考えも少し。

まぁー、今どき施設内競合を言い出すようなテナントさんはいないと思いますが、どうなんでしょうね。(まだいる?)

記事によると企業規模を問わず、店舗側も施設側もお互いを選別し合う時代になっているのだなぁーと痛感します。

 

・・・商業施設が生き残るには、これまで以上に店舗に多様な価値を持たせることが求められる。・・・

上記のように記事は締めくくられていますが、冒頭部分を「メジャーな商業施設でも」と言い換えて読みましたとさ・・・。(^-^;


ボッコちゃん

「ボッコちゃん」 星新一

・・・そのロボットは、うまくできていた。女のロボットだった。人工的なものだから、いくらでも美人につくれた。あらゆる美人の要素をとり入れたので、完全な美人ができあがった。もっとも、少しつんとしていた。だが、つんとしていることは、美人の条件なのだ。ほかにはロボットを作ろうなんて、だれも考えなかった。人間と同じに働くロボットを作るのは、むだな話だ。そんなものを作る費用があれば、もっと効率のいい機械ができたし、やとわれたがっている人間は、いくらもいたのだから。・・・「ボッコちゃん」

 

有名な著者名を知ってはいるが、著作は未読でした・・・ということでショートショートの代表作を。

書かれた時代背景もあってか、科学技術・公害問題・人口(増)問題・・・について、ユーモア・ブラックジョーク・シニカルあふれた作品ばかりです。

人間の欲深さがショートショートから浮かび上がる!。

特に収録作品「おーいでてこい」「最後の地球人」は現代社会に痛烈です。

 

・・・しかし、頭はからっぽに近かった。彼もそこまでは、手がまわらない。簡単なうけ答えができるだけだし、動作のほうも、酒を飲むことだけだった。・・・「ボッコちゃん」

コレは・・・言い得て妙?他人ごとではない。


キャリバンの眠り

日経紙連載「空想の絵画」十選(8) オディロン・ルドン「キャリバンの眠り」

・・・およそ不気味さにおいて、ルドンを凌ぐ画家はそういないだろう。決して残酷な場面をグロテスクに描くわけではない。画家の絵の持つ怖さは、全く異質なものだ。「幻想の画家」と称されるだけあって、この世にないものが、登場する。人面蜘蛛、宙に下げられた頭、目玉の気球、等々。・・・

 

ルドン?・・・名前を聞いてもピンとこなかったが、ウィキペディア検索でキュクロプスの画家だと知りました。((+_+))

怖い絵」で、その絵を知り、その不気味さにおののいたことを思い出す・・・。

 

元の姿はキュクロプスのそれだったのかもしれないが、魔力(権力)を奪われ小鬼となってしまったキャリバン。

樹の根元で寝るキャリバンの姿からは、どことなく悲哀が感じられます。

検索で知ったに過ぎないが、戯曲「テンペスト」に登場する悲劇の怪物がキャリバン。

記事にもあるが、同時に安らぎも感じられる。

画題の意味や描かれた背景は、知れば知るほど深淵に入りこみます。


受難再び

除雪をしていたら手袋の片方が雪に埋もれているのを見つける・・・自分の手袋だった。

前回も紛失していたので気を付けていたのだが・・・。

上着のポケットには、もう片方がつっこまれてありました。

帰った時点で気付けばヨカッタが後の祭りです。

・・・またクリーニングに出さなければ。

落としても戻って来る?というのは、手袋が戻りたがっているから~ということです。(知らんけど)


ボーネンカイ

歴史好きメンバーと忘年会。

おそらく今期最後の忘年会かも?。

直近の出羽三山ツアーや、春の神戸ツアーの思い出話を肴に盛り上がる。

昨年の出雲大社ツアー、一昨年の奈良まほろばツアーも・・・。

そして、来年の行先は何処か。

 

読書会メンバーとは違った趣向の集まりも楽しい。

いずれの集まりも、年齢にかかわらず(失礼)好奇心旺盛な面々ですねー。

まー、もっとも自分はつられているだけかもしれないが。

でも、楽しいからヨシとします。

ありがたいことです。


クリスマス

クリスマスです。

といっても、キリスト教徒でもないのでイベント事はありません。

その言葉を聞いたり文字を見ても、ウキウキ・ワクワクしなくなって久しい・・・。

ましてや今年は大雪の最中。

キリスト教への信仰は薄いが、穏やかな日々を過ごせることに感謝したいと思います。

でもメリークリスマス。


快楽の園

日経紙連載「空想の絵画」十選(6) ヒエロニムス・ボス快楽の園

・・・本作は3枚構成で、左翼には地上の楽園とされるエデン、中央に作品名たる快楽の園、右翼には地獄が描かれる。両翼を閉じた外面には、当時の概念の地球が浮かぶ。・・・

 

16世紀に描かれた摩訶不思議な絵画。

PCモニター画面でしか見ることは叶わないが、見れば見るほど混乱します。

心の深層・人間社会・未来の姿・・・何を感じるかは、見る側にゆだねられる。

残酷でグロテスクな描写があるので、心の闇を現しているように感じます。

ダークサイド同士が惹かれ合い、映し出された心の鏡なのかもしれません。

そこに描かれているのは自分自身?。


寒波雑感

先日来の寒波で感じたこと。

雪はすべてを白く覆ってしまい、放置ゴミ等が見えなくなります。

雪解けとともに、ゴミが再び姿を現しますがー。

 

そして、人間のいやらしい面が、雪がきっかけとなって、あからさまになることも再認識できました。

雪はやがて解けて水になって流れますが、浮き出てしまった~いやらしい面を流すことは難しいですねー。

雪に限らず、季節~自然はいろんなことを教えてくれます。

自分はどうなのか?人の振り見て我が振り直せ。

いろんな意味で感謝です。(^-^;


八十日世界一周

「八十日間世界一周」ジュール・ヴェルヌ作 鈴木啓二

・・・一八七二年一〇月二日午後四五分、ロンドンの謹厳な資産家にして知識人フィリアス・フォッグ氏は、多くの新聞が一斉にとりあげ狂気の沙汰と評した、八〇日間世界一周の旅に出た。彼はトランプ仲間と、一秒でも遅れると全財産を失うことになる賭をしたのだ。・・・(本書カバー)

よくある、タイトルは知っているけど内容は?の一つで、読書会メンバーからのいただき本です。

映画音楽で有名。

主人公のフィリアス・フォッグ氏は裕福な出木杉ヒーロー。

様々なトラブルに遭っても、常に沈着冷静~的確な行動で危機を脱します。

とても明快なストーリー展開で、当時としては大冒険譚~なのですが、とても安心して読めました(かな?)。

 

まだ19世紀~物語の舞台に明治5年の横浜が登場。

その年は新橋~横浜間に鉄道が通り、また富岡製糸場が操業を始めた年でした。

主人公たちが横浜で巻き起こす一件がありますが、やや未開で不思議な国NIPPONの描写ですね。

その前に訪れたインドもイギリス統治下ではあるが、不穏勢力もはびこるヤバイ国。

香港はアヘンまみれ・・・。

アメリカ大陸横断鉄道でのインディアン襲来描写は、まるでゾンビが襲って来たかのようです。

このようにファンタジーと言ってしまえばそれまでだが、当時の一般常識(イギリスでの)が理解できる面も。

 

・・・そもそも人は、得られるものがもっと少なかったとしても、世界一周の旅に出かけるのではなかろうか。・・・(P.454)


雪景色

年末寒波襲来!。

慣れているつもりの雪に、チョッと焦るのでした。(^-^;

自宅前や会社事務所周辺は手作業除雪になります。

以前の除雪作業からみるとマッタク大したことではありません。

冬の屋外エクササイズ!だと思って取り組むのでした。

いつの日か朝イチの雪景色を見てキレイだ・・・と思える日は来るのか?。

 

・・・雪国に住んでいる限りムリですねー。


NIMBY

NIMBY(ニンビー)~12月18日(日)の日経春秋で紹介されていました。

「Not・In・My・Back・Yard」は・・・ウィキペディアによると「施設の必要性は容認するが、自らの居住地域には建てないでくれ」と主張する住民たちや、その態度を揶揄する侮蔑語。日本語では、これらの施設について「忌避施設」「迷惑施設」「嫌悪施設」などと呼称される。・・・うちの裏庭はイヤだ!。

ゴミ処理場や発電所がそうです。

もっと狭い範囲だと町内のゴミ置き場ですかねぇ。

公共の為とはいえ、何処かの誰かに負担を押し付けることになり、公正や平等が求められるとても難しい問題。

必要とされている場所に設ければいいのかもしれない。

一人が納得してもその周りが反対のこともあります。

現代の社会生活を営むうえで、避けて通れないNIMBY問題。

誰かが決めなければならないのだが・・・。


年末雑感

今年も残すところ2週間あまりとなりました。

来年の行事や会合案内も届き始めていて、社会的には既に来年モード。

先々を見据えて行動を起こす!・・・は、正しいと思いますし、実際そうしないと行き当たりばったりになってしまいます。(←他人事じゃない)

しかし、何でもかんでもビッチリ計画しても、その通りに進まないこともある。

大枠で計画して、余白部分~自由になることを残しておくことも必要かな~と。

まーいずれにせよ、先を見越しておくのは大事ですね。

ムタムタ~ドタバタしていると、何となく仕事しているような気になってしまいますが・・・。(^-^;


のしろ

護衛艦「のしろ」の引渡式が、三菱重工・長崎造船所にて実施されたそうです。

海上自衛隊の3,900トン級「もがみ」型護衛艦の3番艦。

「同艦は、コンパクト化・省人化・多機能化をコンセプトにした、従来とは一線を画す最新鋭の護衛艦です。当社防衛・宇宙セグメントの技術を結集し、ステルス技術を応用した斬新な外観形状を有するとともに、知能化・システム化技術を活用した統合管制システムの導入により、従来艦艇の約半数の乗員で運用することが可能となっています。」(三菱重工業プレスリリース)

 

能代川からの命名で「のしろ」。

のっぺりとした船体形状が特徴的な艦ですねー。

防衛費増~が新聞紙上を賑わしている中なので、ヒッソリと報道された?。

 

なにより、従来の半分の乗員で運用可能という点に目が行きました。

少子高齢化が進む国内情勢は国防に直接影響します。

テレビ番組等で自衛隊特集を見るのは、製作費をかけたくない制作会社と、隊員リクルートが喫緊課題の自衛隊の思惑が一致しているためかと想像。

人手が足りないのであれば、少ない人数でもなんとか出来るようにする!。

自衛隊もそうだが、官庁勤めもあまり人気がないらしい。

他の国内事業所も業種によっては人手が足りない。

デジタル化~機械化による省力化の動きは進んでいるが~完全に人手をなくすことは、まだまだ先の話。

 

リスキリング~学び直し~も話題にもなっているが、バリバリ動けるようになるような教育には時間がかかるんです。

・・・と、ポンコツ野郎が言っても説得力ないですけど。((+_+))

しろはある?。


手袋の受難

寒いのでウール手袋を着用。

ポケットに手を突っ込まないので姿勢よく歩ける(ハズ)。

・・・食事会(忘年会?)を終えて帰宅したら、手袋が無いことに気づきました。

コートのポケット?お店に忘れたかも?タクシーの中?・・・詮索。

翌日、昨晩タクシーを降りた辺りを通りかかったら、何かが落ちています。

手袋でした・・・左右対のまま、ずぶ濡れ状態で・・・すかさず回収し水洗いして干している最中。

一旦、乾いたらクリーニング店へ出そうと思います。

温かいはずなのに冷たい仕打ちをしてしまった・・・。


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