月別アーカイブ: 2022年12月
スプレー缶の逆襲
2022年12月12日 ブログ
町内資源ゴミ回収日にスプレー缶を出そうと、ガス抜きします。
内容物が少ない缶だと問題ないが、厄介な存在がありました。
オリーブオイルスプレー缶。
何らかの理由で、缶内ガスが抜けてしまい内容物がほとんど残っているのに使えない状態です。
もったいないが処分・・・その前に中味をどうするか?ということで、缶ガス抜き器具を使い小さい穴を開けました。
最初は少し中味が噴き出す・・・この程度なら~と思った瞬間!大量に噴出!!。
すかさず避けたつもりだったが、スプレー缶は容赦ない・・・。((+_+))
何となく身体からオイル臭がして気分がすぐれない日を過ごしました
ヘルシーといわれるオリーブオイルだったのは不幸中の幸い?。
リーダーの正体・・・
2022年12月8日 ブログ
勇猛果敢に振る舞いリスクをとって行動する・・・理想的なリーダー像の一つといわれています。
12月4日(日)の日経紙サイエンス面。
「オオカミ、寄生体がボス指名」「感染で脳操作、野心かきたてる」
米国モンタナ大学などの研究チームが、米国イエローストーン国立公園にすむハイイロオオカミの血液を採取しトキソプラズマという寄生虫が感染した痕跡を調べた結果、一つの仮説を立てたそうです。
トキソプラズマはネコ科動物の腸を生まれ故郷とし、他の動物も渡り歩く。イエローストーン国立公園にいる大型ネコ科動物ピューマも故郷の一つで、健康体であれば症状はほとんど出ないが脳や筋肉に巣くうらしい。寄生体はピューマのフンなどを口にしたオオカミに感染し、やがて脳に居座る。脳を乱して攻撃性を高め、野心をかきたてる~そうなったオオカミは群れのリーダーになりやすい。そういうリーダーに率いられた群れは、ピューマのそばにも行き、群れが寄生体を取り込む危険を高めるという・・・寄生体の高度な生存戦略。
昆虫に寄生するウイルスや寄生虫の一部に、寄生した宿主を樹木の上に向かわせ、ワザと鳥などに捕食させるように仕向ける?存在があることを聞いたことがあります。
昆虫以外に哺乳類も例外ではなかったことにショック!。
「自然界を陰で操る存在」???人間にもいえるのか?。
記事の最後はこう締めくくられています。
「トキソプラズマの感染率が高い国にサッカーの強豪国が多い」。(゚Д゚;)
君たちはどう生きるか
2022年12月7日 ブログ
「君たちはどう生きるか」 吉野源三郎 著
・・・著者がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。・・・(本書カバー)
数年前に本書がコミックス化され話題になっていました。
話題作~ということで、本書を入手したものの積読状態・・・やっと読みだす。
主人公の「コペル君」は昭和初期の旧制中学二年生(15歳)。
同級生は、実業家や政治家の子弟が多く「コペル君」も父上は故人だが銀行の重役だった。
「コペル君」に、様々な人生指南をする叔父さんも弁護士かと思われる・・・ということで、当時は階級社会であったことがよくわかります。
上から目線?も致し方ない。
「コペル君」と、その友人を巡る心の葛藤は、誰しもが似た経験があるのではないでしょうか。
シンプルなストーリーはとても読みやすいです。(中学生向け?)
ごもっともな内容で道徳的、倫理的に申し分ないかと。
概ね賛同できる内容でしたが、全てが現代社会に受け入れられるか?との思いが少しばかり・・・。
こんな風に思ってしまう、闇を抱えている自分がいます。(^-^;
・・・そこで、最後に、みなさんにおたずねしたいとおもいます。 君たちはどう生きるか。(P.299)・・・
ジャイアント キリング
2022年12月4日 ブログ
サッカーワールドカップ カタール大会~対スペイン戦で日本が勝利し、予選突破!しました。
ドイツに続きスペインも・・・サッカーは詳しくないが歴史的快挙だと思います。
そんな中で、目にするようになった言葉が「GIANT KILLING(ジャイアント キリング)」。
聞きなれない言葉~巨人をやっつけた?大金星みたいな意味かなーと思い調べてみたら、大方の予想を裏切り、あきらかに格上の相手から勝利をもぎ取る、大番狂わせ~が、ジャイアントキリングのようです。
サッカー漫画のタイトルにもある。
今年の流行語大賞には間に合わなかったが、タイミングが合えば間違いなく大賞だったかと思います(今から差し替えてもイイ?)。
Qを追う
2022年12月2日 ブログ
「Qを追う」陰謀論集団の正体 朝日新聞記者 藤原学思
・・・なぜ、私はロンに密着していたのか。それは、陰謀論集団「QAnon」の取材の一環だった。キューアノン、と読む。政府の機密情報に触れられる人物、あるいは集団が「Q」であり、Qの言葉をよりどころとする名無し(Anonymous)信奉者たちを指す。《米国の政府やメディア、金融界は、児童の性的人身売買を世界規模で行う、悪魔崇拝の小児性愛者集団によって支配されている》。そんな荒唐無稽な作り話を柱として、2017年秋から、最初は匿名掲示板を中心に、その後は主要なSNSで広がり始めた。《トランプ大統領は、ディープステート(影の政府)から民衆を守る救世主だ》。そんな言説も展開された。・・・(プロローグ)
陰謀論・・・荒唐無稽な内容~相手にしないことだ、と思っています(一応は)。
しかし、それを深く信じる人々がいて~凝り固まる。
経済的な社会の二極化・分断の向かう先が荒唐無稽な内容なのか?。
日本国内でも反ワクチン運動でトラブルを起こした「神真都(やまと)Q」を始めとする、カルト系「Jアノン」が存在します。
そもそも~「Q」を名乗る存在が現れたのが「2ちゃんねる」といった日本発祥の掲示板だったという。
一時期、その手の掲示板を見ていたことがあったが、もっともらしいが誤った内容だったり、面白おかしく盛った内容ばかりで辟易したこともあり、見なくなっていました。
フェイクニュースや「Q」も、何でもかんでも書き込める掲示板が原点。
人々の不安や動揺に入り込んでくる、怪しい情報(デマ・ウワサ)はいつの時代にもあったと思う。
東日本大震災時も、誤った情報がネット上に拡散しました。
一見平静を装いながらも、実は不安だらけな現代社会。
本書は、かなり?「Q」に迫っていますが「J」もあったり、将来的には「X」~「Y」といった、いろんな「アノニマス」が続々と出現するかもしれない・・・。
インテリジェンス~国際諜報活動に一般人が巻き込まれている?。
読後のモヤモヤ感が、サラに不安を煽って「Q」の手玉に取られているのかのような感覚・・・。