ムタムタな絵画鑑賞

なぜか、中世ヨーロッパの絵画を見ることが好きです。(変わり者?)実物を見る機会はあまり無いのですが、画集(これも図書館に行かないと見れない~)で見たり、NETでも少しは見る機会があります。

特に作家や時代背景についての知識がある訳では無いのですが、ぼぉ~っと絵を見ながら~どのような時代だったのかなぁ~とか、何か絵に意味があるのかなぁ~と勝手に想像することが好きなのです。

これらの中世絵画は宗教的な意味合いを持ったモノが多いです。だから、どちらかというと残酷な光景が描かれていたり、グロテスクな絵も多いと思います。

本日の日経紙文化面に「『ヘントの祭壇画』ファン・エイク兄弟・1432年・ベルギー、シントバーフ大聖堂」が紹介されています。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%A5%AD%E5%A3%87%E7%94%BB

この絵は初めて見ました。やはりグロなシーンがあります。 この絵の解説に次のようにありました。

「~この絵を虚心に眺めてみれば、それは人間や天使たちがみずから血の儀牲となった動物の前に跪き(ひざまずき)、手を合わせる図以外の何ものでもない。動物たちの儀牲のうえに人間の生が成り立っているということへの贖罪(しょくざい)の気持ちが、この絵にもうひとつの聖性を与えているのではないか。~」 哲学者 森岡正博

件の焼き肉チェーン店のことが、大きく報じられています。事故の原因究明と今後の対策はしっかり行ってほしいです。

でも、もっと以前のこととして、食べ方や調理方法はいろいろありますが、我々は生きていくために動植物を食べている、ということを思うことが大事かなと・・・。

「いただきます」の感謝の気持ちや、モッタイナイという気持ちも大事です。

この報道ばかりで、まさに食傷気味(モチロン報道は大事ですが)~。もっと報道しなければいけない事があるんじゃないのぉ?ということもムタムタと・・・。