平生黙坐静思

名将名言録一日一言~8月21日

「凡(およ)そ思慮は、平生黙坐静思(へいぜい もくざ せいし)の際に於いてすべし」 西郷隆盛 『南洲翁遺訓』

・・・ものごとを考え、正しい判断をするためには、日々の静かな起居の中で行うべし。その場になってあわてて思いをめぐらしても、ろくな結論は出ぬものだ、との意。

掲出の言葉につなげて~

「事に当り率爾(そつじ)に思慮することは、譬(たと)へば、臥床夢寐(がしょう むび)の中、奇策妙案を得るが如きも、翌朝起床の時に至れば、無用の妄想に類すること多し」とも。

夜中の名案が朝には愚案だったとの思いは、西郷とて同じであったらしい。

 

その場~その場での、どたんばドタバタ対応ばかりの身にはキツイ一言であります。

その通り~思いつきはダメ!。

 

続く一言については、実践していることがあります。

夜や寝る際にはムタムタ考え事をしない!。

ロクな考えが浮かばないし、ネガティブな方向に考えることが多い。

夜はさっさと寝て、翌日スッキリした時点で再考です。