金沢販売士協会の3月例会に参加しました。今回は、金沢商工会議所 中小企業相談所 専門指導課 再チャレンジ支援室担当課の西田課長の講演です。(ながい~)演題は「頑張る企業を応援します」で、商工会議所の業務や金沢市と近郊の小売業の推移と現状についての内容で講演が進みました。

金沢市の商業統計(1994年~2009年)に基づく資料があり、小売業数はこの間に約30%減っており、中でも「食肉小売業」「靴・履物小売業」「自転車小売業」「写真機・写真材料小売業」の減少割合が目立って高くなっていました。(50%~70%減)それぞれ、「肉屋」「靴屋」「自転車屋」「カメラ屋」でしょうか。△△△屋さんが減っている現状がハッキリしていたのでした。他に「酒屋」「魚屋」「八百屋」「パン屋」「米屋」「家具屋」「本屋」「洋服屋」等々も約30%近く減っています。感覚では、減っているな~とは感じていましたが、あらためて数値で現されたモノを見ると衝撃的でした・・・。

これらの店が無くなって、困っている人たちはいらっしゃるでしょう。近郊の商業施設(パレット含む)が、減った店の分を補っているのかも知れません。ネット販売もあるでしょう。大型の商業施設が増えたから「△△△屋」が減った~、また、「△△△屋」より大型の商業施設の方が便利だ~等の意見はあるでしょうが、現状はひとつです。

いろんな所で議論されていますが、どっちが良いとか悪いではなく、それぞれが工夫し、切磋琢磨して共存を図っていくしかないのかな~。パレットもモチロンです。

商工会議所は「やる気があれば応援する。」そうです。あぁ国際基準の自由主義経済~。