とある会合で県内にある某機器メーカーのプラント営業統括本部 業務管理部の部長さんのお話を聞く機会がありました。(長い肩書・・・)

「個別受注生産型製造業の経営管理手法<予実原価管理と目標経営管理>」とタイトルだけで頭が混乱しそうです。(長いタイトル・・・)

製造部「機械をオーダーメードで造るさけ、がんばって注文とってくれんか。」

営業部「~までに、こんな仕様で頼むわ。***円で受注したわ。」

製造部「~までに、この仕様で***円かぁ~。」

    「厳しいけど、儲けないかんし、どうすれば原価を下げられるか、相談しながらやってみるわ。」

営業部「買い手市場で、よそとの競争もあって***円でないと取れんかってん。たのんちゃ。」

多分、こんな内容だと思います。下線部分の話が中心になります。

部品点数が多い機器だけに部品一個の原価、従業員さんの配置、納期、部品在庫等々・・・詳しくやると、時間がどれだけあっても足りないし、聞き手も製造現場や用語を理解していないと、ますます混乱する内容です。

でも、いただいた資料の一行に「マニュアルよりも個々も作業者の人間力アップ」とあり「やっぱり、ガチガチにシステム化しても最後は、ひとの気持・能力・やる気なんだ~。」と少々ホッとしたりも・・・。

機器製造というなかなか縁が無かった分野の話を聞けて良かったです。管理手法だけみれば、小売・サービス業もほぼ同じで、扱うモノが違うか、製造までやるかの違いだけで基本は同じなのかな~。