東京ディズニーランドが15日から営業再開という報道がありました。何となく暗いニュースが多い中での明るい話題です。筆者も数回訪れたことがありますが、あれだけの巨大施設をトラブルなく運営するにはトテツモナイ量のマニュアルとよく訓練された運営スタッフと、お金が必要だろうな~と感じていました。

16日の日経紙には、運営会社「オリエンタルランド」の危機管理について書かれています。

今回の大震災発生時にパーク内には約7万人もいたそうです。施設面の被害はあまりなかったそうですが、JR運休などで多くの人たちがパーク内に残ることになります。寒さ対策として売り物のレインコートを配ったりの防寒対策と備蓄非常食の配布とガスの復旧時点では、温かい飲食物を配ったそうです。書いてしまえばこれだけなのですが、残らざるを得なかった人たちの数と、施設の広さを思うと大変な判断と作業だった思います。

キャストと呼ばれるパーク内スタッフの機転の利いた行動は、震災発生当初から数々報道されています。「ゲストと従業員の安全を最優先に」の指示のもと全社で震災に臨んだ姿勢は、スゴイの一言では済まないくらいにスゴイ!。

年間160回もの防災訓練をしているとのこと~これらの積み重ねが、けが人も、おおきな事故も無かった要因です。なかなか真似できないことばかりですが、お客さまがいらっしゃるということ(人数は違いますが)は、パレットも同じです。より安全に、より快適に・・・の考え方はもっともっと大事にしていきたいです。