某会の読書会に参加してきました。課題図書を読んでの感想等を語り合います。今回の課題図書は・・・「会計天国」です。

交通事故で危篤状態の経営コンサルタントが、召される前に天使(?)とともに5人の出来の良くない経営者(?)たちにアドバイスをしていくという、荒唐無稽(?)なストーリーです。

51dqpdmS7fL__BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_会計天国.jpg 「今度こそ最後まで読める会計本・・・・。」のサブタイトルがあったので、気軽に読み始めたのですが・・・やはり、よくよく読み込まないといけない本でした。

決算書を見ることへの興味をもたらしたり、キッカケにはなるかな~。筆者は、2日ほどかけて読みましたが、エンタテーメントに会計用語が入っているという点で、楽しく学びもあって面白かったです。

あくまでも小説ですから、あり得ない経営者と舞台背景ばかりなのです。

参加者の意見は「こんな短時間に起死回生が出来るのなら、ダメ社長ではなく、本来は優秀な社長だし、コンサルする方も短時間でアドバイス出来るなんてあり得ない。こんなコンサルはあり得ない・・・。」とか「起業する方向けの本・・・。」などなど・・・。まァ、エンタメ会計小説として読めば楽しいのですけどね。

似たジャンルで「もしドラ・・・」も読みましたが、これは説明がくどくて読んでいて疲れた記憶があります。表紙でイメージする中味と実際が違っていたからかもしれないし、ドラッカー自体やはりムズカシイのもあります・・・。(実際、マネジメントのエッセンシャル版も読みだしたのですが・・・途中で止まっています。)

普段は、読まないジャンルの本が課題となるので、この読書会は好きです。さて、次の課題図書は何かな~?