崎浦地区には「三口」「涌波」「大桑」「笠舞」の日吉神社があります。

鳥居が変わっている大桑日吉神社↓。

CIMG3375.JPG

石と煉瓦で楼門(2階造りの門)をつくり、その上に3重?の塔を乗せてあり、欄干?部分には梅紋があり、どことなく中華風な感じもします。

奉納年月不詳であるが、大桑村下戸組寄進とされ尾山神社の山門を模したのではないかといわれている。明治の初期、大桑村に揉め事が起こり、村が二つに分裂した。やがて和睦となった折りに、その神前の誓いとして一つづつ鳥居を献上することになり、一つは普通の鳥居、もう一つはシナ式楼門形になったと伝えられている。普通の鳥居は「ジェーン台風」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%8F%B0%E9%A2%A8で倒れ、現在の鳥居は昭和41年(1966年)に建て替えられたものである。~「さきうら」から引用~

神社自体の創立も不詳のようです。祭神は大山咋命(おおやまくひのみこと)と大巳貴神(おおなむちしん)。

大巳貴神は大国主命(おおくにぬしのみこと)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E4%B8%BBともいわれています。羽咋の気多大社の祭神でもありますし、出雲大社もそうです。祭神が複数で大社(おおやしろ)にも祭られている神様が鎮座されているということは、かなり格式が高い神社なのかもしれません。太古から大桑村を守っているのでしょうね。

img122.jpgのサムネール画像

青木繁 画伯 おおなむちのみこと 1905年