パレットでは、毎月の第2火曜日に館外清掃、第4火曜日に全館朝礼を、それぞれ9:30から行っています。

本日は、全館朝礼です。

本来は、テナント会 会長の挨拶からなのですが、都合により欠席されたので「職場の教養」という冊子の一文を紹介しました。

「現実的な対応」

~K氏はデパートでボールペンを購入しましたが、ほどなく壊れてしまいました。

毎日の仕事に欠かせないため、すぐ売り場に行って修理を願い出ました。

しかし店員の言葉は「保証書を見せていただけますか」だったのです。

K氏は「今はありません。後日引き取る際に持ってきます」と言いました。

しかし「それでは困ります。まずは保証書を持ってきてください」の一点張りです。

K氏の提案で、翌日に保証書をファックスで送ることで決着がつきました。

決め事を守るのは大切な原則です。原則を疎かにして社会生活は成り立ちません。ただし、その場の状況によって的確に対応する判断力も必要です。

一方側の都合を前面に押し出すだけでは、両者の間に溝が生じる場合があります。

K氏が提案したファックスでの対応は、氏が持ち出す前に店側が言うべきものでした。

原則プラスアルファの応接によって、サービスが充実していきます。可能な限りの現実的な対応を考えることも大事でしょう。~

販売の現場では、似たような対応が必要な場合が、日々起こっていると思います。

「臨機応変」の対応は、ある程度経験を積まないと思い付かないし、実行もできないです。

お金が係わる場合は、最も対応が難しいことの一つです。

でも、モノやお金を通しての関係は、避けられません。

日々の経験と改善の積み重ねですね。