春の大嵐一過。各地で被害が出ています。
パレット周辺は大きな被害はないようですが・・・。
昨日の続きです。
倹約・・・一文の銭も粗末にするべからず。
一文の銭が足りぬと、十町屋を隅々まで探し回っても拾えることはなし。
落ちていたとしても拾って懐に入れれば盗人なり。
家内を簡略にして倹約をしたければ、倹約の心得のある主人がまず手前一人で簡略して倹約に努めよ。
さすれば皆もそれを見習う。
勤勉・・・店の主の勤勉は奉公人との水魚の交わりなり。
しかし、甚だしき心得違いあり。この商いは我でなければできぬと手柄ぶる者多し。いかに利口な人でも、手前一人でできることは少なし。
もし病に倒れたときは如何にせん。それ故に、我の右腕をつくれよ。
平素から商いのツボを教えて覚えこませよ。
五行に加えて・・・。
赤誠(嘘偽りのない心)・・・よく心を磨け、何事も磨けば人の鏡とぞなる。そして真心を尽くせ。
店の奉公人の心をよく磨きこんであれば、自然に商いは伸びること間違いなし。
厳しく叱ることが愛に当たるなり。叱るも堪忍、叱られるも堪忍、よくよく辛抱するが第一なり。
金という字は人に主と書く。金に使われるのではなく、人が主で生きた金になる。
商いのコツは金を人のために働かせることにあり。
「~真摯さはごまかせない。ともに働く者とくに部下には、上司が真摯であるかどうかは数週でわかる。無能、無知、頼りなさ、態度の悪さには寛大かもしれない。だが真摯さの欠如は許さない。~」
~ドラッカー365の金言~
この言葉にも通じる気がします。
洋の東西、時代を超えても、商い・事業の本質は変わらない。
中風亭腰抜さん、ありがとうございます。忘れていたことが思い出されました。