日本ショッピングセンター協会発行の月刊誌「SC JAPAN TODAY」6月号。

特集は「まちをブランド化するSC(ショッピングセンター)」

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日本を代表するような大手流通グループや、百貨店グループ・デベロッパーばかりの協会で、パレットのような小さいSCは、とてもマイノリティー。(以前はもっとあったのですが。)

記事内容も都心部の開発関連が多いのですが、中記事の「居心地の良さや遊び心に長けた”行きたくなる場所”とは!?」に注目です。

モノ(物販)よりコト(サービス)指向が続いています。

何処へいっても似たような店があり、同じ様な価格で同じ様なモノを並べてあります。

現物を店頭で見て、買う際はネットで価格比較して一番安いところで購入!というのは普通になっている。

定番モノなら、即~ネットで購入し自宅まで届けてもらいます。

外に出かけて、その場所へ来てもらう仕掛けが必要・・・それは何か?。

 

~買い物が楽しみだった時代はとうに過ぎ去ったが、依然として周りにはモノが溢れている。また世の中はネット通販全盛、強いて出かけなくても好みのモノが手に入る時代・・・との書き出しで、東京都内の商業施設がレポートされています。

特徴的な建物・個性的なSHOP・箱庭的な空間・・・。立地と建物が創り出す環境の調和がとれていれば、まちをブランド化したことになるのかな?。

そもそも”まちのブランド化”とは、有名になり人々が沢山集まってくることも一つの要素だけど、それだけなのかな?。

まちに住まいする人が、まちや地域に対し誇りをもつことで民意・民度が高まり、まちが活性化して、はじめてまちのブランド化が成ったと言えると思うのですが~。

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 ~とムタムタと思っとるワケですが、田舎SCのヒガミかもしれませんねぇ~。

「まちのブランド」というのはコンサルティングが評価したり、周りが評価するものではなく、そこに住まいする人々が「いいところやぁ~。」と感じればいいんじゃないの?っと感じています。

(私見で)記事内容の”ブランド化”とは違う見方ですけど、いいところにあるSCは~パレットです。