久しぶりに歴史小説を読みました。

~「梟の城(ふくろうのしろ」 司馬遼太郎 著~

書店で目当ての本が無く、何気に書棚を眺めて手にしたのがコレ。

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かつて2回、映画化されたらしいが未見。

その方が、登場人物や戦いのシーンが自分流に想像できていいかもしれない。

活劇・・・というのが相応しい展開です。

忍者(乱波)の戦いは瞬間に決します。

手に汗握る決闘シーンより、それに至るまでのこころの描写がなかなか・・・。

一見、平安な豊臣政権の世ですが、その見えざる部分では、戦国時代さながらに裏の裏をかく権謀術数が渦巻いている~。

分厚い文庫本でしたが、スイスイ物語に引き込まれていきました。

なるほど~、こういう結末か・・・。

 

これも、忍術の成せるワザか?。