書店で一度手にしたものの、元に戻す~しかし後日、再び手にしていたのがこの本。

読め!ということなのか?。で、その本 「沈黙の春」 レイチェル・カーソン著を読みました。

沈黙の春.JPG

農薬の大量散布による自然界(人間も含む)への悪影響を訴える名著。

ただし、読んでいると気持ちが暗くなっていく・・・。

書中にある鳥たちや魚が絶えてしまった森林や河川は、復活しているのだろうか?。

また、現在、使用されている薬品類は問題ないのだろうか?。

出版されてから、かなりの時間が経過していますが、書かれている内容は現代でも当てはまる?。

 

農薬だけではなく、人間社会にとって安価で便利だ!ということで使われているモノは、タクサン存在します。

温室効果ガス・化学製品等々~。

この本に書かれている様々な「農薬」を、「放射能」と読み替えても、それが自然界に与える影響は、何ら変わらないのかもしれない。

実際、書中では農薬と放射能の恐ろしさ!は同等と著されていました。

本が書かれた時代背景(1960年代前半)では、放射能=とにかく恐ろしいモノ・・・だった。

 

世界全体~とか日本全体~と大仰な言い方はできませんケド、社会において、個人レベルにおいても何かしらの”コワいモノ”の在る方が何事にも謙虚になれるのかも・・・。