誰も戦争を教えてくれなかった 古市憲寿(ふるいちのりとし)著を読む。

著者は、1985年生まれの社会学者です。

本帯の写真がチャラそう?なので、何を書いてあるかチョッと見てやる!~という気で読んだのだが・・・とても読み応えあり!。

国内外の50余りの戦争博物館・平和博物館を訪れて感じたことや学校教育、徴兵制度、憲法問題等々、現代の若者から見た「戦争」が語られます。

それも客観的で冷静に~。

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第二次大戦のような国同士の総力戦は非現実的。

戦いの最前線~は、遠く離れた場所ではなく、テロ活動で突然に身近に出現する可能性がある。

そして、「戦争」という言葉も「治安維持活動」と、言い換えられる可能性を指摘しています。

 

隣国の悪態をついたり、改憲論争や徴兵制復活とか、何でもカンでも言えるのが~当たり前。

それが、平和な世の中なのです。