月別アーカイブ: 2013年12月
大晦日です
2013年12月31日 ブログ
年々感じます。それもその思いがますます増していることを。
~一年経つのが早かった!と~。
2013年(平成25年)を振り返るとともに2014年(平成26年)に、さまざまな想いをハセル大晦日です。
本年も「ショッピングタウン パレット」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
2014年も皆さまのご期待にそえられるように努力致します!。
さて、読書納め~となる「インフェルノ」上下巻 ダン・ブラウン(越前敏弥 訳)を読みました。
以前、話題になった「ダ・ヴィンチ・コード」(ただし、未読)の著者の最新作。
洋物は人物名が覚えられず、「アレ?これ誰だっけ?」と前に戻ってみたりするのですが、この物語は登場人物が少なめなので分かりやすかった。
ダンテの詩<地獄篇>がヒントになっているトラブル解決のため、ラングドン教授がイタリア・フィレンツェ~ヴェネチア~そして・・・で大暴れ?するノンストップアクションって感じでした。
物語の舞台が舞台だけに、観光ガイドブックのような内容が目立ったかな~。
物語の主要部は2~3日間の出来事なのと、スピーディな展開で思ったよりスイスイと読み進めることが出来ました。
ダンテ、ボッティチェリ・・・といった確か聞いたことはあるな~という名前がゾクゾク登場。
読みながら歴史や美術が学べます。そして、イタリア旅行をしている気分もチョッと・・・。
下巻はドンデン返しの連続で、やや出木杉くんだったケド、面白く読めました。
ハッピーエンドというのではないが、未来に希望を持たせた結末は、年末に読み終えるにはタイミングがヨカッタのでは?。
天国に至るには地獄を通らなければイケナイ・・・らしい。
やっぱり、ムタムタな締めくくりの記事になりました。
駄文にて失礼いたしました。ありがとうございました!。
良き新年をお迎えくださいませ!。
スマホ紛失騒ぎ
2013年12月29日 ブログ
ヤラカシマシタ・・・。
深夜の帰宅後、スマホが見当たらないことに気付く。
どこ行った??。
しばらく探すも~やはり見当たらない。
明るくなってからにしよう~、と酔いとネムさに負けて・・・寝ます。
翌朝、再探索するも無い・・・。コールすると呼び出し音は鳴るので電源は落ちていない。
アイフォンを探す・・・で探す方法があるが、登録は他のスマホにしてあるので不可。
お店に忘れたかな・・・。おぼろげな記憶をたどると、最初に訪れたところでカウンターに置いた覚えがある!。妙にその部分が印象に残っている。
確信が深まる、「間違いない!あそこだ!。」
とは言うものの、安心できない。
おそるおそる~電話を入れると・・・。
アッタ!、ヨカッタ!、ホッとした!。
スマホが無くても不便は感じなかったが、画像とか個人情報が入っていますからね~。
お酒はホドホドがよろしい~を体感。そして、反省であります。
年の瀬ギリギリまで反省ばかりしている・・・。
予約電話で
2013年12月28日 ブログ
忘年会シーズンもそろそろ終了(?)。
知人らと、ぷち忘年会をしよう!ということになり、「ゑ※※」という人気飲食店に予約電話をしました。
「〇〇日の**時に△名で行きたいんやけど空いとるけ?。」
『ハイ!大丈夫や。』
「ヨカッタ!、ほんなら行くわ。」
『お待ちしてます。どちらさんケ?。』
「ムタムタ~です。」
『ムタムタ~さんやね。では、どうぞ~。』
「あの~こっちの連絡先とか言わんでもいいがケ?。」
『なぁ~ん、お客さんとの信頼関係やし、イイわいね~。』
「ほんなんや~あんやと~。」
いままで2回ほどしか行った覚えがないお店。
モチロン常連であるハズもない。
小人数だったからかもしれない。
予約電話する以上は、来店確率が高いとの経験値があるのかもしれない。
でも、「信頼関係~」と言われると、なんとなくうれしい。
この店が人気店なのがわかったような気がしました。
今年を締めくくるイイ忘年会になりそうな予感。
美味し山
2013年12月27日 ブログ
おかげさまで、この時期は美味しい味覚にふれる機会が増えますね~。
で、日本酒は北陸が種類も多く品質もサイコー!と勝手に思っていたのですが・・・、こんなんに出会ったのでした。
岐阜県の「美山(みやま)」、搾りたてを瓶詰めしたお酒。
とても美味しいお料理と、ステキなサービスをしていただける店主さん秘蔵の一品。
口に含むと軽い発泡感あり、とろ~りしてます。アルコール度数は高めの17度。
器の中で、刻々とその表情が変わっていく~。
ガツン系(?)の自己主張の強いお酒です。
「身土不二」が基本だが、気に入ったかも・・・。
食べ物・飲み物、そしてモチロン人・・・、ステキな素晴らしい出会いに、「ありがとうございます!」です。
利休にたずねよ
2013年12月26日 ブログ
映画、「利休にたずねよ」を見ました。
原作はかなり前に読んでいたが~詳細なところは忘却の彼方・・・。
茶道=究極の美=生きざまを求めるために、時の権力者にも抵抗した千利休。
面白く、興味深く見れました。(興行的にはイマイチらしいが・・・。)
市川海老蔵さん演じる千利休の茶道の所作は、さすが!。(作法は知らないが・・・。)
そして、破天荒さも・・・。
原作をすこしづつ思い出しながら観ていました。
読んだ時のイメージと映画感はピッタリと合っています。
あらためて原作をパラパラ読みしましたが、原作の方がイイかな~。
ただし、先に読んでいたおかげで、映画にスッと入っていけるし、のめり込めました。
茶道か・・・茶菓が美味しいだろうな・・・。
身土不二
2013年12月24日 ブログ
金沢市商店街連盟青年部(!)の忘年会に参加。
文字にすると、ムズカシそうな集まり?かと思ってしまうが、実はとてもカジュアルな仲間たち。
それも忘年会です。
ハシャギ過ぎて(?)画像を撮る間が無かったのでした。
皆さんとても元気。 で、それにつられて~久しぶり・・・に深夜の帰宅。
「身土不二」という言葉で盛り上がる。
聞いたことはあるような?ないような?~。地産地消やスローフードと同義みたい。
生まれ育った土地の作物を食べると身体にいい。
世界各地から食べ物が集り、それらを口にする機会がとても多い現代社会。
他人事ではない生活習慣病や、こころにカゼをひく人が多いことの原因は、食べ物の影響が大きいのかもしれない。
その土地の食べ物と地酒は合うし、会話も弾むし~心身共に健康になる。を、あらためて体感した忘年会なのでした。
皆さま!ありがとうございます~。
ケルト?
2013年12月23日 ブログ
「ケルトを巡る旅 神話と伝説の地」 河合隼雄 著。
何の前知識もなくタマタマ~この本を手に取りました。
ケルトって聞いたことあるけど何なのか?。
~キリスト教以前のヨーロッパに存在したケルト文化。
ケルト人は文字を持たず、歴史を書き記すこともなかった。
しかしアイルランドやイギリスの文化には、その影響が今なお色濃く残っている。
自然と共に生きたケルト人。自然から切り離された現代文明に行きづまりを感じる西洋人もまた、ケルト文化に再び目を向け始めた~。
臨床心理学者が自然と人間のつながりについて語る、やや不思議な?本でした。
日本の昔話(うらしま太郎)に似た、アイルランドの昔話があります。
始まりの「むかしむかし~」は、「これから話すことは日常の話とは違いますよ。ちょっと違う世界に行かなければいけません・・・。」と、聞き手への注意。
話の最後に「~があったとさ。」で日常に戻す。
聞き手が”おはなし”の世界と日常の現実を混同しないようにするためだという・・・。
それだけ”自然”と”人間”が一体化していたのがケルトを始めとする、世界各地のキリスト教以前の文化だったのか。
ケルトの昔話がいくつか紹介されていました。
夜中に読みました。背中がゾクゾクします~”ちょっと違う世界”を垣間見る”怖さ”だったのか?。
現代は自然と切り離された日常だが、一体化していた頃の記憶が代々引き継がれてきており、昔話や遺跡にふれると、自然の優しさと過酷さが、こころの奥で覚醒され~それがゾクゾク感や温もり、なつかしさを感じるのかもしれないな~と思う。
現代の「魔女」との対談もあります。
といっても魔法なんてない。キリスト教では異端視されるがケルトでは職業として存在。
相談者との対話から、その人の進むべき方向や方法を提案する。
決して「こうしなさい!」とは言わない。選択肢を示し相談者に決めさせる。
著者が行うカウンセリングに似ている。
(深刻な悩みや手におえない場合、「魔女」が医師等の専門家を紹介する・・・というのはオイオイ~って感じですケド。)
紀行文・エッセイ的に読むが、心理学者さんがケルトを切り口に、宗教・自然・人間社会について描く難解な内容もタクサン。
ケルト~アイルランドのことが、少しは理解できるかな?と思い読んだのですが、ますます深みハマり~もがくことに・・・。
目利力
2013年12月22日 ブログ
K・C・Gの12月例会&忘年会。
講師は、中小企業診断士の中佐さまで演題は~、
「晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる」~銀行と上手く付き合う方法~
メガバンクでの勤務経験をもとに、話題になったドラマのリアルな舞台裏が語られる・・・?。
以前に読んだ、「破綻」バイオ企業・林原の真実~が取り上げられていました。
内容の復讐・・・イヤ復習です。ナマナマしい話もチョッと・・・。
実務例会に相応しい内容です。
彼ら(銀行・銀行員)の立場にたって考えてみる。
支店長だってサラリーマン・銀行は減点法で評価される組織・自分だったら貸しますか?。
銀行さんとの付き合い方・・・は、間違ってはいないかな?っと顧みる。
講演後は忘年会!。
もっとシリアスな話も・・・チョッとだけ・・・。
中佐さま!、ご参加の皆さま!楽しく学べる機会をありがとうございます!。
さぶい・・・
2013年12月21日 ブログ
管理事務所内のエアコンが突然動かなくなってしまいました!。
とうとう寒さ(世間の荒波?)に耐えきれなくなってしまったか・・・。
もっともこれまでも、問題なく稼働していたというワケではないのですが。
これから寒さも本番に向かうので、修理ではなく設備の更新をすることにしました。
省エネでハイパワーのモノに!。
もっと気候のイイ時期に工事しとけばヨカッタんですが~、今更くどいていても仕方がない。
エアコン・・・20年間~よく働いてくれました。ご苦労さまです。
酷使~したかな~。
工事が終わるまでは、各自防寒対策してしのぐしかありません・・・ね。
風邪なぞ引かないように~。
ローマに学ぶ
2013年12月20日 ブログ
とうとう、雪景色になってきました~。
寒さを、より一層感じてしまいます。
「日本人へ 危機からの脱出篇」 塩野七海 著。
観光や食べ物、ファッション、デザイン・・・と華やかな印象で見てしまうイタリアだが~。
国の実情は、破綻スレスレ。
消費税は23%(食料等生活必需品は4%)、若年失業率40%(!)。
銀行預金にも課税(1.5%)されるらしい・・・。近未来の日本の姿か。
イタリアに較べると日本の置かれた状況は、まだまだ改善の余地がたくさん。
現在進行中の震災禍も克服できる。
日本とイタリアを愛する著者さんの両国への叱咤激励が続きます。
イタリアから見た日本並びに日本人へのエール。
著者さんは、古代~中世イタリアが大好き!なんですね~。
「指導者に求められる資質は次の五つである。
知力・説得力・肉体上の耐久力・自己制御の能力・持続する意志。
ユリウス・カエサルだけが、このすべてを持っていた。」
ローマ帝国の理想的指導者は現代にも現れるか?。
内容はとても面白いが・・・、帯のお顔(!)がコワイ(失礼!)んです・・・。
エウロパ
2013年12月18日 ブログ
以前も記事にしたように、個人的にはエウロパはとても興味深い衛星です。
今回のニュースは、衛星を覆う氷の割れ目から水が噴き出し、その高さが200㌔!に達するらしい。
噴き出すくらいだから氷の下は液体。地球上の”水”とは違う液体の水だろうけど。
ますます、A・C・クラーク「2010年宇宙の旅」のエウロパでの光景が真実に近づいてきます。
水棲生物か植物みたいなモンがいる期待がふくらむ!。
ヒョットしたら水と一緒に噴き上げられ、凍り付いて地上のあちこちに転がっていたりして・・・。
素人なりに想像力をふくらませて、一人でワクワクしている、エウロパの最新ニュースなのでした。
みじかびの~
2013年12月17日 ブログ
「成長から成熟へ―さよなら経済大国」 天野祐吉 著を読みました。
60年にわたり広告の最前線に立ち会った著者が、その内幕と功罪を語ります。
プロローグで「歪み」が語られる。
マスク人間の増殖、経済成長の維持には原発が不可欠という人々、テレビショッピングという”番組”の横行、もうじき話題になる”福袋”ブーム、リニア中央新幹線は必要?・・・等の社会の「歪み」。
大量消費社会という仕組みに組み込まれた”我々”は、便利・快適さで、その恩恵を受けた面もあるが、その仕組みが限界に達しつつあり、それがアチコチで「歪み」となって表れてきている。
ある意味、現在の経済活動否定とも取れます。特に商業者には禁断の書か?。
第一章に書かれた「計画的廃品化」にビックリ!。
製造現場では、かなり以前から行われているらしいが~その真偽はどうなのだろう。
電球の寿命操作や、プリンターが一定枚数以上印刷の出来なくなる仕掛け・・・。
①機能の廃品化・・・よりよい機能を持った新製品が導入されて、現在の製品が流行遅れになる。
②品質の廃品化・・・比較的短い時期やある時点で製品が壊れるか、消耗するように計画される。
③欲望の廃品化・・・品質・機能が健全な製品がスタイルその他の変化のため、心理的にそれ以 上望まれないものとして「古く」なる。
・・・とは言うものの、分かっていて”廃品化”を受け入れているのが、現代社会なのか。
また、広告史上に残る有名なコピーやCMも紹介され、それらが流行った、その当時を懐かしく思い出したり・・・。
中にはリアルタイムでは知らないモノも数々登場です。
「みじかびのきゃぷりきとればすぎちょびれすぎかきすらのはっぱふみふみ」って、分かる方いらっしゃいますかね?。
「人間」らしくやりたいナ トリスを飲んで「人間」らしくやりたいナ 「人間」なんだからナ
画像や映像より、言葉や文章が秀逸な昔~の広告にあらためてふれるとハッ!とします。
言葉と文章の強さを感じます。
広告を通じて大量消費社会を支えつつも、その限界と「歪み」をより強く感じていた、著者からの最後のメッセージ・・・。