「退屈のすすめ」 五木寛之 を読みました。

難しい事柄を、やさしく説く著者の本は、とても読み易い。

各章ごとに、「退屈な時間に靴と遊ぶ」「~声と遊ぶ」「~体と遊ぶ」「~車と遊ぶ」「~アートと遊ぶ」「~本と遊ぶ」「~夢と遊ぶ」「~何とでも遊ぶ」と、五木流の”退屈な時間”の有効活用が紹介されています。

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少ないながらも、これまでに読んだ著作から、とてもストイックな日常を過ごしていらっしゃるのか~と思いきや、かなり面白く(失礼!)楽しそうな日常が多々ありますね。

まことに失礼ながら親近感が湧きました。

~声と遊ぶの章で、本や新聞を読む際、かつては声に出して読んでいた・・・というところに納得です。

現実はTPOがありますが、その方が覚えやすく理解もススムと思う。

 

~人間は退屈する。そして退屈のなかから文化は生まれた。~

何事にもコダワル人なのですね。

そして何事にも興味を持つことの大切さを再認識。