「食の戦争」~米国の罠に落ちる日本 鈴木 宣弘 著を読みました。

 

遺伝子組換え作物(Genetically Modified)が在来作物を駆逐し、ごく少数の多国籍企業が作物の種子の命運を握る。

ただしGM作物の身体への安全性は長期的にはワカラナイことばかり。

そして、TPPという貿易自由化の枠組みに入ると、「今だけ・金だけ・自分だけ」の世界にまっしぐらに・・・。

いったい何を信じて何を食べればいいのか?将来に亘って今まででイイの?と不安になる内容。

作り手がどうやって農作物や農産品を作っているのかを、直に自分で確認しないとイケナイのでしょうか・・・というくらいにオドロおどろしい内容満載です。

知らないより少しは知っていた方がヨカッタのか、それとも何も知らない方がヨカッタ?。

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またGM作物が、ヒトの手を離れて勝手に自生している例が紹介されていました。

除草剤や病害虫にも耐性があるモノが、農作物ではない草木になってしまう、ということはないのでしょうか?。そうなったら自然環境に与える影響は?。

こうなると、SFの世界に限りなく近づいてしまっていてコワイ。