「サバイバル宗教論」佐藤 優。

京都・相国寺でお坊さん向けに行った4回の講義録です。

知らなかったが、とても立派で有名な日本を代表する禅寺。

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やや大げさなタイトルだが、読み易い。

誰しも宗教には、こころの安寧や拠りどころを求めます。

モチロン、著者にもそれは当てはまるのでしょう。

しかし、本書では客観的に膨大な知識量に基づいて、仏教・キリスト教・イスラーム教(イスラム教ではないところが佐藤優らしい?。)と、それら各宗派について分析し、分かり易く述べてあります。

 

国家や民族の根底には宗教があり、世界を動かしているのは宗教の力。

宗教を切り口に歴史上の出来事から、現在の世界各地での出来事をインテリジェンス目線で分析する著者は相変わらずイケてます。

 

でも、あんまり喋りすぎてDeleteされる心配はないですか・・・?。