今年も、もう半分過ぎようとしている・・・まだ、半分残っている。

捉え方は様々ですが、6月の最終日。

 

さて、新聞書評で紹介されていた、『うわさとは何か』 ネットで変容する「最も古いメディア」 松田美佐 著 を読みました。

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「うわさ」とは、人から人へとパーソナルな関係性を通じて広まる情報と、本書では定義されています。

善意のはずだったのが、伝達するうちに社会不安を煽る内容に変わってしまったりということも・・・。

デマ・流言・ゴシップ・口コミ・風評・都市伝説・・・と広域に出回るモノから、狭域のモノまで~様々あります。

「うわさ」「ウワサ」「噂」と表記を変えると内容にも影響する?。

「噂」と書くと、ダークなイメージの内容を想像してしまう。

「不幸の手紙」のようなチェーンレター、口裂け女、人面犬といった「うわさ」に懐かしさを感じました。

一体、何で大騒ぎしたのだろう?。

 

また、ネット上に多く見受けられる「チョッとイイ話」や「シェアしてください」~の類の話は、殆んどが創作された以前からある、「うわさ」だそうな。

ネットで伝わる「うわさ」は、拡散も速いが収束も速い。

受け取る側も「うわさ」の真偽を見分けられるようになってきたのです。

本書を読めばさらにその能力が高まるか?。

 

ガセネタと分かりながら拡げる愉快犯的な考えもありますが・・・。

本来、「人のうわさも七十五日」・・・なのですが、ネットに出回った「うわさ」は永遠に、天網界に残り、ある日突然に湧いてくることも~。

 

来月も、良いうわさを聞きたいものです。