「イスラーム生誕」 井筒俊彦 著

世界経済に与える影響が大な中近東。

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最近、よく耳にするのがイスラム国なる組織。

他にもイスラム~とかいうテロ集団が数多く存在します。

イスラムって何?イスラム教ってどんな教え?。

ヨクワカラナイ中で、ニュース等を見ている限りでは、過激な集団ばかり登場します。

イスラム=恐ろしい・・・が、一般人のイメージ。

でも、キリスト教・仏教に並ぶ世界3大宗教ともいうし、アメリカ国内にもイスラム教徒は大勢いるらしい。

日本でもイスラム教徒向けのハラール食品があるというし、イスラムはワリと身近だったりします。

イスラムワカラン?ということで読んでみるが~。

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(本書P232) ムハンマドは詩人でもない、巫者(カーヒン)でもない。ムハンマドはイスラームの預言者、アッラーの使徒だ、と。だがこの主張をほとんどすべてのアラブに認承させるには、ムハンマド自身を始めとして、彼を信じる人たちの必死の努力が必要だったし、またムハンマドの主張をどこまでも認めまいとする頑強な敵との劇しい闘争を経なければならなかった。ある意味では、コーランはこのすさまじい闘いの生きた記録である。

 

~正直、難しすぎて分からない。ワカランまんまでした。

 

「無道時代(ジャーヒリーヤ)」の砂漠の民(ベドウィン)の生活は、個人ではなく部族を基礎に成り立っていた。

ということは、厳しい環境下で自然とも闘っていた。

ムハンマド登場以前も、ずーっと「何か」と闘い続けていた。

そして、巻末にあるように闘うことで勢力を拡大してきた。

 

ある意味もっとも「人間」らしい思想なのかも・・・。