「天災から日本史をよみなおす」~先人に学ぶ防災 磯田道史 著

この人の本は、見つけたら先ず入手。

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何回か記事にもしています。

 

古文書から過去の地震、津波、火山噴火、台風等々の大規模自然災害の記録を読み解く。

100年に一度・・・いや500年~1,000年間隔で襲いかかる災害もある。

津波リスクは太平洋側だけかと思いきや、大阪湾や、若狭湾にも大津波が襲来した記述が・・・。

日本に住んでいる以上、逃れることは出来ない。

先人たちは数々の災害に遭いながらも、この国の礎を築いて来てくれたうえに、古文書や伝承としてその記録を未来へと伝えてくれています。

天災が政治や社会制度を変えてしまうこともあるし、現在の科学技術でも天災は完全には防ぎきれない。

 

天災・・・は人間目線で、自然環境からみれば、当たり前に発生する”出来事”だということを感じます。

 

いかに被害を抑えるか、生きのびるための知恵がここにあります。

先人たちに感謝~そして一人一人がそれらを未来へ伝えていかなければ~。